http://www.asyura2.com/13/senkyo158/msg/147.html
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谷内君、君はまだそんな馬鹿な事を言っているのか。外務省の伝統を汚すような事をするな。
http://www.amakiblog.com/archives/2013/12/17/#002805
2013年12月17日 天木直人のブログ
12月16日の東京新聞「私設 論説室から」というコラムで知った。
日本版NSCの初代事務局長に内定した谷内正太郎氏は12月12日の講演で安倍政権の「価値観外交」を次のようにアピールしたと。
「自由、法の支配、民主主義を守ろうとしたり、勝ち取ろうと努力している国や国民を支援する」と。
まだそんな事を言って中国敵視政策を続けているのか。
まだそんな事を言って米国の警戒感を強めているのか。
後輩の外務官僚が言えないのなら、君のかつての同期である私が言ってやろう。
君が唱える価値観外交は外務省の伝統を汚すものだ。
我々が1969年にともに外務省の門をくぐった時、先輩から教わった日本外交の三原則は、米国重視、アジア重視、国連外交重視であったはずだ。
そしてその原則はいまも生きているはずだ。
それが我々の先輩が堅持した正しい外交だ。
それを変えようとする君はあまりにも傲慢である(了)
◇
【私説・論説室から】 危うい「価値観外交」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2013121602000140.html
2013年12月16日 東京新聞
「自由、法の支配、民主主義を守ろうとしたり勝ち取ろうとして努力している国や国民を支援する」。日本版NSCの事務局、国家安全保障局の初代局長に就任予定の谷内正太郎氏は十二日の講演で安倍政権の「価値観外交」をアピールした。前提には日本の民主主義への国際評価がある。フリーダムハウスなど複数の民主化度調査で日本は現在、欧米諸国と並び上位グループに属する。
しかし特定秘密保護法の強行採決で日本の民主主義への信頼が揺らいでいる。米紙ニューヨーク・タイムズや仏ルモンドなど影響力の強い欧米主要紙は軒並み同法に強い懸念を表明。最もリベラルな英紙ガーディアンは「安倍晋三氏の“新国家主義”は日本帝国主義に逆戻りするか」との見出しで強い疑念を伝えた。
一方、外務省はウクライナでの抗議デモに対する当局の強制排除を批判し、弾圧停止を求めた。適切な対応である。しかし国内では与党幹事長が市民の抗議デモをテロと同一視し、秘密保護法でも報道統制の志向を隠さない。国外と国内で民主化をめぐる評価基準が異なるのだろうか。
不吉な兆候もある。「国境なき記者団」による今年の報道の自由度評価で日本は五十三位と前年の二十二位から急降下した。今後、報道統制が強まれば民主化後退との海外の懸念が一気に高まり、価値観外交が土台から掘り崩される可能性は大いにある。(常盤伸)
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