http://www.asyura2.com/13/senkyo157/msg/890.html
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http://31634308.at.webry.info/201312/article_14.html
2013/12/15 21:47
東電に融資する枠が10兆円規模になるという。一企業に10兆円ものお金が融資されるのは過去に例がない。シャープなどの電機会社が赤字で成り立たなくなっても、政府がその企業に10億円でも100億円でも融資することはない。
自分で国内外の赤の他人の会社からの融資を失敗すれば、自己破産して廃業するしかない。それが無利子で10兆円という巨額なお金を借ることになる。この中には、廃炉費用は書かれていないが、当然含まれているのだろう。もし、含まれていなければ詐欺である。今後、あといくら追加になるかもわからない。底なし沼にお金を放り込んでいるようなものである。原発は一度事が起これば、底なしの被害と実証された。
東電融資枠10兆円規模 政府拡大へ 賠償除染の原資
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013121402000218.html
政府が、東京電力の賠償と除染の原資に貸し付ける交付国債による無利子融資枠を、現行の五兆円から九兆円程度に拡大する方向で検討していることが十四日、分かった。福島第一原発事故の除染費用などの拡大に対応し、賠償費用の増加によっては十兆円規模に膨らむ見通しだ。
政府が年内に開く原子力災害対策本部で決める。東電は年内に見直す総合特別事業計画(再建計画)に盛り込む。
拡大する四兆〜五兆円分のうち、二・五兆円を除染費用に充てる。一兆円は除染に伴って出る廃棄物を保管する中間貯蔵施設の建設費で、原子力損害賠償支援機構から無利子で東電に貸し付ける。
政府がエネルギー対策特別会計から複数年度にわたり、東電に代わって原賠機構に返済することで、実質的に政府が負担する。
東電は10兆円を返済すると言っているが、そのお金は当期利益から返済しなければならない。トヨタが史上最大の利益で1兆円という。世の中には、こんな超優良な企業はそうはいない。東電は、事故が無かった時でも利益は2000〜3000億円程度の会社である。しかし今や当期利益はマイナス6000億円程度である。
どのようなカラクリで返済するか、正直言って見当もつかない。こんな巨額の融資をどう返却するかは想像が付かない。融資を受けたはいいが、その内、どこかの国のように円借款されたお金が棒引きになるように仕込まれているようにも思える。
東電は融資を返済しながら、破損した原発の地下汚染水の対策をして行かなければならない。しかし、その収束は全く見えていない。もう3年近く流出し続けている。今は、東京新聞がわずかに汚染水問題をとり上げているが、もう他のマスコミは何事もないように敢えて取り上げようともしない。安倍首相が汚染水が湾の中に完全ブロックされていると言ったが、湾の外に流れる排水溝から海にどんどん流れている。
こんな原発を基本エネルギー政策の重要エネルギーと位置づけ、原発は直ぐに再開しろと政府自らが言っている。こんな日本はどうかしている。ドイツが笑っているだろう。こんな政府ではどこに連れていかれるかわからない。いい加減やめろよと言いたい。
地下水汚染、収束見えず=漏出箇所の特定困難−公表半年、流出続く・福島第1
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013121500072
東京電力が福島第1原発の海側で、地下水が放射性物質に汚染されていると公表してから19日で半年になる。放射性物質の濃度は上昇し、海への流出も続くが、東電や政府は抜本的な解決策を打ち出せておらず、収束の兆しは見えない。
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