http://www.asyura2.com/13/senkyo157/msg/815.html
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社会に悪がはびっている原因について考えましょう。
ナチスドイツのアイヒマンがユダヤ人を収容所に送った裁判を観察した女性哲学者 ハンナ・アーレントはアイヒマンは、ただ役人としての立場を守っただけ、「悪」はその平凡さにある。と指摘し、これを「悪の凡庸さ」と表現しました。
伊丹万作氏も戦時中の体験を語り、その中で次のように指摘しています。
「普通のあり合わせの帽子をかぶって出ると、
たちまち国賊を見つけたような憎悪の眼を光らせたのは、
だれでもない、
親愛なる同胞諸君であつたことを私は忘れない。
彼らは眉を逆立てて憤慨(ふんがい)するか、
ないしは、眉を逆立てる演技をして見せることによつて、
自分の立場の補強に つとめていたのであろう。」
立場という「考え」は善でも悪でもありません。それが人間の良心の下でコントロールされている間は悪に転落するということもありません。ところが普通の人、平凡な人間はしばしば立場の方が良心を上回ってしまうのです。
おそらく、日頃から立場という「考え」に依存し、良心を眠らせた状態、つまり凡庸な人というのは「立場ゾンビー」なのだと思います。
国家は立場の強制システムです。公務員ゾンビーと政治家ゾンビーによって国民のゾンビー化・ロボット化を推進させる。それが国家機能の本質であり、世界が目指している方向でもあります。
「悪」の原因 住民至上主義 権威の足もとは墓場 前阿久根市長 竹原信一のブログ
http://blog.livedoor.jp/jijihoutake/archives/54681058.html
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