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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131213-00000013-pseven-kr
週刊ポスト2013年12月20・27日号
従軍慰安婦問題について、韓国側は世界各地に慰安婦像をつくり、問題を拡大させてきた。いま、それと同じことが、朝鮮人労働者の戦時徴用問題で起きようとしている。なんと北海道の寒村に、追悼碑を建てようという動きが起きていたのだ。
11月20日、韓国メディアの報道が、北海道のある村に波紋を起こした。
「韓国政府機関の『対日抗争期強制動員被害調査および国外強制動員犠牲者支援委員会』は20日、日本による植民地時代に北海道・猿払村の浅芽野飛行場の工事現場へ強制動員された犠牲者を追悼する碑石を建設すると明らかにした。除幕式は猿払村で26日に行われる」(聯合ニュース日本語版)
北海道新聞でも同様に追悼碑の建立計画が記事になった。猿払村は北海道の宗谷岬に位置する「日本一北にある村」で、人口は3000人に満たない。その村が期せずして、日韓問題の矢面に立たされたのだ。本誌記者が現地に飛ぶと、村役場の職員は困惑していた。
「石碑の件は報道で知りました。村では以前、(飛行場に徴用された)朝鮮の方々の遺骨を発掘する調査に協力したのですが、今回のことは経緯も全く知らず、報道の直後にいきなり『石碑の除幕式をやるから村長に出席して欲しい』との案内状が届いたのです。
ただし、石碑の建立が予定されている共同墓地は村の所有地なので、その手続きが済んでいません。石碑はまだ完成していなかったので、工事の中止を要請しました。報道のあとには村に抗議の電話もいただいている。正直、動揺し困惑しているというのが、隠しようのない事実です」(総務課長)
結局、抗議の殺到や役場からの要請を受けて、除幕式はいったん中止になった。
石碑の建立が予定された共同墓地を訪れてみると、草原のなかに墓石が並んでいる。そのなかの周囲を真新しい砂利で囲われた一角に、ベニア板で覆われた四角い箱があった。ここに高さ2メートル以上の石碑を建て、「記憶 継承」などの文字を刻む予定だという。
石碑は、韓国の政府機関に日本の市民団体や一部の地元村民が協力する形で計画が進められてきた。
共同墓地の関係者は、「遺骨の発掘調査にはみんな協力的だったけど、そのあと韓国の人たちや市民団体がどんどん入ってきて、資料を見せろ、確認させろと騒がしくなってきた。それで地元民はだんだんお付き合いしなくなった」という。
地元で石碑の実行委員会の共同代表を務める水口孝一氏が一連の経緯を説明する。
「村がまったく知らなかったはずはないんですが、自分たちもしっかり申請していればよかったし、石碑に入れる文言をすりあわせたりする必要もあったかと思います。(日本の)市民団体が『強制労働』という言葉にこだわり、騒動で文言の入ったプレートを外すことになりました。
そもそもは(韓国政府機関の)委員長が昨年4月に韓国から来て、『形に残したい』という話が出た。今年の9月はじめに再び委員会から『部署がなくなるかもしれないから、急いで作れないか』と打診が来て、地元民として以前、遺骨の発掘調査を手伝っていたし、犠牲になった人たちを忘れないという思いはあるから、お手伝いすることにしたんです。
ただ、こうした騒ぎになると、政治的に利用されたという側面も、おっしゃるとおり多分にあるのかもしれません」
石碑は、韓国から石を送ってもらい、文字を彫るなどの費用も含め130万〜140万円ほどの実費を、韓国の政府機関が負担する予定になっていたという。石碑はほとんど完成しており、今後改めて除幕式が開かれるのか、計画が中止されるのか、現段階では決まっていない。
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