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2013年12月13日
発売されたたばかりの週刊フライデー12月27日号が、猪瀬東京都知事のウソ発言を取り上げて、致命的なミスを犯した、これで辞職は秒読みだと書いている。ここまではどのメディアも書いていることだ。
しかし私がこの週刊フライデーの記事で注目したのは、この記事の中で「自民党都議」と「全国紙政治部記者」の言葉として紹介されている次のくだりだ。
「特捜部がわざわざ高齢の秀子夫人を逮捕したのは、猪瀬氏に渡したカネの趣旨を明らかにするためです。猪瀬氏に徳洲会から5000万円が渡ったことは、秀子氏の証言によって明らかにされたもの。返金の際の様子や、徳洲会と猪瀬氏の関係についてこと細かく聞かれているでしょう。徳洲会側から猪瀬氏になんらかの依頼をしていなかったかどうかも、捜査の焦点です・・・(また秀子氏の逮捕によって、これまで口を閉ざしてきた息子の毅氏も動揺している。)実の母親の罪を少しでも軽くするためなら、毅氏は特捜部の捜査に全面的に協力するでしょう。特捜部は強力なカードを手に入れたということです」(自民党都議)
「(さらに猪瀬氏を追い詰めるのが、官邸の動向だ。実は、猪瀬氏が都議会で油汗を流していた12月9日、元東京地検特捜部長で現在は内閣参与の弁護士宗像紀夫氏が官邸を訪問し、安倍首相と直接面会しているのだ)宗像氏は11月28日の日経新聞で『便宜を受けたいとの趣旨が資金に込められていたとすれば、贈収賄の可能性もある』とコメントしており、この事件に注目していることが窺えます。大物OBである宗像氏の一言はいまも特捜部に強い影響力がある。その宗像氏がこのタイ
ミングで首相と面会したことが、憶測を読んでいます。官邸はゴーサインをだしたのではないか」(全国紙政治部記者)
賢明な読者ならもうお分かりであろう。 猪瀬氏はこのまま辞任を拒否し続けると収賄罪でつかまるということだ。捕まりたくないなら早く辞めろということだ。
繰り返して言うが私は猪瀬氏をかばうつもりはない。 しかしこの自民党都議や全国紙政治記者の言葉がいみじくも証言している事は、国家権力の卑劣さである。 みずから手を汚さずに都知事の首をすげ替えを了とする安倍首相。不治の病で抵抗できない徳田虎雄や、権力に抵抗できない高齢のその妻を、ここまでさらし者にする検察の非情さ。 官僚を辞めた後もなお権力に擦り寄って検察を捻じ曲げる検察官僚OB。知っていながら書かないメディア。 楽になりたければ白状せよと脅かして供述を迫り犯罪をでっち上げる。 これは小沢事件をはじめとして、多くの冤罪事件の裏で行なわれてきた検察の不正義ではなかったのか。 そしてそれを世論やメディアは民主主義の敵であると強く批判してきたのではなかったのか。国家権力の不正義を許さないはずの左翼政党が自民党と一緒になって叩く構図は小沢事件の時と同じだ・・・
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