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2013年12月12日
本日も国会閉会後と云うこともあり、適当な発言が政治家の口からほとばしっているようだ。嘘とか、口から出まかせばかりではなく、その場を収束させる言葉、言い訳じみた発言、基礎的認識不足放言で、13年の師走は暮れていくようだ。まずトップに「チーム自民」の5番打者石破幹事長が大ドジを踏んでくれた。2時間後に、官邸からヤバイとのアドバイスがあったらしく、発言を訂正したが、正直者の石破君、単に本音が出ただけ。朝日はフェイント見出しで、石破イジメをしているのが面白い。最近の朝日は、すこし変。良い意味で、変化が見えるが、いつまで続くか懐疑的。
≪ 自民・石破幹事長、特定秘密の報道「抑制すべきだ」
自民党の石破茂幹事長は11日、日本記者クラブで会見し、特定秘密保護法で指定された秘密を報道機関が報じることについて「何らかの方法で抑制されることになると思う」と述べた。具体的な方法には触れなかったが、特定秘密に関する報道は規制する必要があるとの考えを示したものだ。
• 石破氏の発言要旨 (*省略)
さらに、石破氏は秘密を報道した場合について「最終的には司法の判断だ」と発言。処罰の対象になり得るとの見方を示した。
しかし、秘密法は「国民の知る権利の保障に資する報道又(また)は取材の自由に十分に配慮しなければならない」と明記。正当な取材で秘密を入手した場合は処罰の対象にならず、秘密を報じた場合の罰則規定もない。そもそも公務員らが「これは秘密だ」と言わない限り、報道する内容が秘密かどうかさえ知ることはできない。
石破氏は約2時間後、自民党本部で記者団に「(秘密を)漏洩(ろうえい)した公務員は罰せられるが、報道した当事者は処罰の対象にならないということだった」と訂正した。秘密に関する報道についても「抑制を求めたものではない」と釈明した。
一方、石破氏は「(報道によって)国家の平和、安全、人の生命、身体、財産に影響が及ぶのは決して好ましいことではない。(秘密を)知った報道機関が、そういうリスクを承知の上で報道されるということは、報道機関の責任においてなされることだ」と語り、秘密を報道するかどうかは報道機関の判断に委ねられるとの考えを示した。
◇
■石破茂自民党幹事長の発言骨子
【日本記者クラブでの会見】
・我が国の安全が極めて危機にひんすることであれば、それは常識的に考えた場合、その行為(特定秘密に関する報道)は何らかの方法で抑制されることになると思う
・(秘密を報道した場合罰せられるかは)最終的には司法の判断だ
【党本部での釈明】
・(秘密を)漏洩した公務員は罰せられるが、報道した当事者は処罰の対象にならないということだった
・(秘密に関する報道の)抑制は求めない ・(特定秘密に関する報道によって)国家の平和、安全、人の生命、財産に影響が及ぶのは決して好ましいことではない。(秘密を)知った報道機関が、そういうリスクを承知の上で報道されるということは、報道機関の責任においてなされることだ。
≫(朝日新聞デジタル)
石破と云う男は、どこまで行っても強弁する男だ。発言訂正をしながらも、未練たらしく自己弁護をつけ加える。謂うならば、正義の市民が、件の報道機関を検察に告訴することもあり得る、と想定した発言だと白状している点が、何とも知能の低さを感じる。おそらく、石破の強弁の強弁を、悔し紛れ程度に受けとめると間違いが起きる。彼は、市民により「秘密漏えい罪」で報道機関を告訴することも念頭に発言した点は肝の銘じておいた方が良い。次は、チーム自民の代打のような御仁だが、特定秘密保護法の法案作成の裏方的総務省(旧内務省)役人だった磯崎陽輔補佐官のTBSラジオでの発言、「マスコミの報道に問題がある。 非常に不正確なことが伝わったのではないか」。明らかに、NHKはじめとするマスコミの報道姿勢に関与したがる姿勢を露呈した。
磯崎曰く、安倍内閣の支持率が急降下しているのは、マスコミの報道の仕方がマズイ所為だと言い放っている。この男、虫も殺さぬ温和な顔立ちに似合わず、ハンナ・アーレントの人物アイヒマン評(凡庸な悪)の如き人物である可能性が非常に高い人物だと、筆者は認識している。官僚の統治権力の行使上、温和な感じの顔立ちをした人物を探しだし、メッセンジャーに仕立て上げる。愚民の多くは、映像上の外見や声音に同化しやすいのは自明なので、磯崎補佐官のような男は打ってつけなのである。NHKの大越健介も然り。原発マフィアで重用される学者も凡庸さを備えている。見るからに、悪そうなヤツ、目つきの悪いヤツは、端から悪いヤツ。そのように、瞬時に即断する大衆の心理が、統治権力者に利用されるのである。
特定秘密保護法案を衆議院で強行採決させた自民党の筆頭理事・中谷元元防衛相が外国特派員協会で記者会見をした。中谷は法案を野党と修正協議し、安心できる法律に仕上がった、と臆面なく言い放ち、言い間違いのないよう、その都度ペーパーに目を走らせた。ずらずらと言い並べたチェック機関は、内閣内の、「保全監視委員会」、「独立公文書管理監」、「情報保全監察室」の三つ。そして内閣外に「情報保全諮問会議」と云う有識者会議だそうだ。何ひとつチェックはしないと云うことに等しい。国会のチェック機関がないじゃないかの質問に、「政治家主導の政治が出来る」頓珍漢な答えをしていた。
そろそろ自民党ばかりでは悪いので、維新のW代表の発言も斬り捨てておこう(笑)。≪ 首相と飯食ってもすり寄りでない…維新・石原氏 日本維新の会・石原共同代表「渡辺君(みんなの党の渡辺代表)が首相と飯食って、是々非々で自民党の提案にイエスと言ったら、『すり寄った』と非難するのは当たらない。話は必要だし、そんなこと言ったら何もできない。僕も近々、首相と飯を食う」(東京都内で記者団に)≫(読売新聞)だそうである。慎太郎は、己の行動にケチをつけられるのでないか、と杞憂し、老人特有の転ばぬ先の杖を出したつもりだが、余計に目立つ発言をしたようだ(笑)。
もう一人代表、最近は滅多にマスメディアの露出も減ってしまった橋下徹の話。この人の発言も朝日新聞が、≪ 橋下氏「民主は分かれた方が」「維新は団結だ」≫と厭味な見出しで揶揄している。たしかに、東京と大阪に住んでいる別居状態のような夫婦が、隣の家の夫婦の喧嘩が絶えないことを評して、別れた方が良い、と人生相談に答えているようなものだ。まずは、自分ら夫婦のまぐあい具合を確認し、関係修復した上で、人様のことに口を出すのが道理だ。この人物に、道理など語っても意味はないのだが(笑)。本日はこのくらいで店じまいとする。おやすみなさい!
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