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病気が引き金/(C)日刊ゲンダイ
甘利大臣交代浮上 年明け改造で安倍政権の瓦解が始まるhttp://gendai.net/articles/view/news/146581
2013年12月11日 日刊ゲンダイ
年明けに内閣改造がありそうだというので、自民党内がソワソワしている。
「どうも甘利経再生担当相の病気が思わしくないようなのです。命に別条はないが、大臣の激務には耐えられそうにない。そこで、年明けの通常国会の前に甘利大臣を交代させるのに合わせ、数人を入れ替えるプランが浮上している。特定秘密保護法案を担当して、答弁が二転三転した森雅子特命大臣らの名前が交代要員として上がっています」(自民党関係者)
参院1回生だった森が大臣になれたのは、被災地の福島県出身だからといわれている。再選を果たし、秘密保護法も成立した。お役御免ということだ。
政治評論家の浅川博忠氏が言う。
「自民党には、参院の3回生や衆院5回生の大臣ポスト待望組が60人近くいる。安倍政権の誕生からちょうど1年。ここらで内閣改造しろという突き上げが激しくなっています。小幅改造といわれていますが、石原伸晃環境相も都知事選を視野に入れているのか、閣外に出たがっているという話を聞く。また、日本版NSCと秘密保護法を扱う岸田外相と小野寺防衛相は、ともにリベラルの流れをくむ岸田派(宏池会)出身だから、安倍首相と思想が近いタカ派に代える可能性がある。6〜7人を入れ替える“中幅改造”になるかもしれません。安倍首相としては、内閣支持率が下落傾向にあり、目先を変えたいという思いもあるでしょう。もっとも、今の自民党には“目玉”になるような人材がいないし、期待していても入閣できない人の方が圧倒的に多いわけで、改造人事はかえって不満分子を増やすだけかもしれません」
安倍は当初、来年の通常国会が終わってから内閣を改造するシナリオを描いていたが、甘利の病気ですっかり計算が狂ってしまった。
「60%以上の支持率を維持し、順風満帆に見えた安倍内閣ですが、秋の臨時国会の最後でムードが一変した。重要閣僚が病気に倒れ、数の横暴による強行採決を連発、揚げ句に支持率も急低下とくれば、ほとんど政権末期の様相です。第1次安倍内閣もそうでしたが、こういうタイミングで内閣改造をしても、悪あがきにしか見えません。再編をにらんだ野党の動きと相まって、政治が流動化しつつあるように感じます」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)
安倍が前回、ストレスからくる持病の悪化で政権を放り出したのも、内閣改造の直後だった。気のせいか、最近の安倍は顔がむくんでいるように見える。歴史は繰り返されるのか。
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