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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131212-00000000-pseven-soci
NEWS ポストセブン 12月12日(木)7時6分配信
参議院議員会館の議員事務室──特定秘密保護法案で緊張走る本会議中でありながら、チェックのシャツというラフないでたちで女性セブン記者の前に現れたのは、山本太郎参院議員(39才)だ。破天荒ぶりはイメージ通り、のっけからエンジン全開で話し始めた。
「“あの手紙”の内容は、子供の被曝や、原発で収束作業に当たっているかたがたの健康被害を訴えるものでした。脱原発について書かれていたってニュースではいわれましたけど、ただ『現状を知ってもらいたい』という一心からしたためたんです」
“あの手紙”とは、10月31日に赤坂御苑で催された秋の園遊会で、天皇陛下に“直訴”ともとれる形で手渡した手紙のこと。この一件、「礼を欠いた非常識行為」など大批判を受けたが、本人は「すごく親しみ深いかた」と“不敬”ともとれる発言を。
元プロサーファーの女性(20才)との、結婚期間わずか92日間のスピード離婚や、39才の一般女性との間にいた隠し子、当選直後に次々と私生活の“隠ぺい”がバレた山本氏。議員辞職を求める声もあったが、結局“手紙騒動”に科された処分は、口頭での厳重注意と、任期中の皇室行事への出席禁止という軽いものに終わった。
そんな逆風続きの山本氏にようやく吹いた追い風が、11月12日に、小泉純一郎元首相(71才)が日本記者クラブで行った「原発ゼロ会見」だろう。当選前から、「脱原発」を訴え続けている山本氏は、さぞかし力強く感じているかと思いきや、少し間を置いてこう答えた。
「小泉さんのように知名度がある人が、この問題に言及してくれたのは大変ありがたいこと。でも、その脱原発がどこまで“本気”なのかが気になるところですね」
と、元首相に対してまさかの上から目線。身ぶり手ぶりを交え、続けた。
「政治家の行動原理は、結局カネか票なんですよ。小泉さんの言っているのが、カネにつながる脱原発だったら何の意味もない。口先だけの脱原発なのか、原発輸出や放射能による被曝の問題までしっかり考えているのか。そういう質問をぶつけて踏み絵させれば、はっきりすると思いますよ」
なんとも勇ましい発言だが、本稿締め切り間際に、秘書から「“踏み絵”という言葉は、今後のことを考えてNGに」との連絡が。
ようやく政治家としての思慮が芽生えた!?
※女性セブン2013年12月26日・2014年1月1日号
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