ロバート・ジュラテリー『ヒトラーを支持したドイツ国民』（みすず書房）読了。ナチ党が国民の反応を重要視し、細かく世論調査を行いながら政策を打ち出し、結果としてドイツ国民の幅広い同意と支持を取りつけていく様子が解説された本。どんな無謀な法案も、国民の納得の上で成立している。あぁ……

— 伊藤聡 (@campintheair) 2013, 12月 4

『ヒトラーを支持したドイツ国民』読んだら結構こたえたので、そろそろ寝ます。この本、ドイツ政府が廉価版を作成・配布しているっていうけど、このくらいシビアに過去を検証しないと、同じ間違いが起こってしまうということなんだろうね。日本に置き換えて読んだら、暗い気持ちになりました。

— 伊藤聡 (@campintheair) 2013, 12月 4

『ヒトラーを支持したドイツ国民』（みすず書房）で印象に残ったのは、ナチ党がドイツ国民の支持を取りつけるために与えた飴。失業率の低下、アウトバーン建設、そしてオリンピック招致。みんな大喜びだった。ユダヤ人が収容所へ連れて行かれても、自分たちはメシは食えてるし、まあいいかと納得した。

— 伊藤聡 (@campintheair) 2013, 12月 5

『ヒトラーを支持したドイツ国民』（みすず書房）では、密告の推奨についても書かれている。ほぼ無条件で誰でも逮捕できる状況下、密告は大流行した。別れた元女房、会社でそりの合わない同僚など、身近な相手を国家反逆者やテロリストに仕立てた密告が横行した。個人的怨嗟がほとんどだった。

— 伊藤聡 (@campintheair) 2013, 12月 5

特定秘密保護法案はダサいので反対です。

— 伊藤聡 (@campintheair) 2013, 12月 5

僕は、オシャレでカッコいいものが好きだから、秘密保護法案はキライなんだよ。

— 伊藤聡 (@campintheair) 2013, 12月 5

コメント
01. 2013年12月11日 10:17:48 : SYBnefOvOA われ先にと駆け込んだ「地獄行きのバス」ってやつですね＞＜ [１２削除理由]：アラシ
02. 2013年12月11日 22:16:15 : c8uYroBnUM 暴政のガス抜き 専制君主と闘技場の組合せは永遠の定食コースなんよな。 逆に云えば闘技場が出来る様なら警戒を怠っちゃならんて事。
03. 2013年12月12日 00:02:17 : wJTScycOKo いや、これで戦争に勝っていれば最高だったということだろう
04. 2013年12月12日 13:18:11 : 6ysgzDvBkI 03さん いやこれで戦争には勝てないってことですよ！ そうは問屋がおろさない！ってやつ 何しても結局は負けたでしょう

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