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超党派の勉強会「既得権益を打破する会」の設立総会であいさつする江田憲司氏。手前は細野豪志・民主党前幹事長、奥は松野頼久・日本維新の会国会議員団幹事長=衆院第1議員会館で2013年12月10日午後1時8分、小出洋平撮影
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131210-00000108-mai-pol
毎日新聞 12月10日(火)21時52分配信
みんなの党に離党届を提出した江田憲司前幹事長と民主党の細野豪志前幹事長、日本維新の会の松野頼久・国会議員団幹事長らが10日国会内で開かれた超党派の勉強会「既得権益を打破する会」の設立総会にからみ、民主、維新、みんな離党組など計85人が入会、うち約50人が出席した。維新、民主には再編に慎重な意見も根強いが、江田氏が目指す維新と民主の一部を取り込んだ野党再編に向け、第一歩を踏み出した。
「党は違っても同じ政策を持つ所から全てが始まる。その関門をくぐり抜けた先には政界再編や新党が(ある)との思いで論戦を戦わせたい」
江田氏は勉強会の冒頭、晴れやかな表情でこう訴えた。細野氏は「国民に政権交代可能な形を示すにはこうやって集まる意味は大きい」と述べ、松野氏も「政権交代のリアリティーを持った政党の固まりを作るための第一歩の勉強会にしたい」と意欲を見せた。
江田氏は勉強会の後、国会内で新党結成に向けた準備会合を開き、党名や党の理念、綱領、基本政策などについて協議を始めた。既にみんなを離党した柿沢未途衆院議員も参加した。江田氏は新党について「必要なら発展的解消も辞さない」と表明している。来年に第2段階として新党と維新を解消して合流。第3段階で民主の一部を取り込んだ大規模な野党再編を目指す構想だ。勉強会をその基盤と見込むが、一方で維新、民主両党はいずれも複雑な党内事情を抱える。
維新の橋下徹共同代表は10日、大阪市役所で勉強会について「期待している」とエールを送った。江田氏は橋下氏とは良好な関係にあり、勉強会出席者も橋下氏に近い大阪系の若手議員が中心だ。一方で旧太陽の党系の議員は江田氏との連携に慎重で、太陽系の幹部は江田新党について「吹けば飛ぶような1年生だらけの党だ」と連携に否定的な見解を示す。大阪系と太陽系は特定秘密保護法や原子力協定を巡っても意見が対立しており、再編の方向性で一致できるかは未知数だ。
民主は細野氏や前原誠司元代表らが江田氏や維新との連携に前向きだ。ただ、海江田万里代表は「まずは民主党がしっかりして安倍政権への対立軸を示していく」と繰り返し主張するなど、執行部は維新や江田氏とは距離を置いている。
一方、みんなは10日の役員会で江田氏ら14人の離党届を受理せず、江田氏を除名に当たる「除籍」と判断。近く党倫理委員会の意見を聞いた上で、役員会で正式決定する。残る13人はいずれも比例代表選出のため、役員会で議員辞職を勧告することを決めた。【笈田直樹、茶谷亮】
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