http://www.asyura2.com/13/senkyo157/msg/668.html
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http://31634308.at.webry.info/201312/article_11.html
2013/12/10 21:49
安倍首相が成立に固守しゴリ押しした特定秘密保護法案が、これほど国民の反発を受けるとは思わなかったであろう。この滅茶苦茶な国会運営により、今まで高い内閣支持率を維持してきたものが、一気に10ポイント以上下げて50%を切り、47%程度まで転落した。この法案自体は、80%程度の国民が審議不足を感じ、取り下げを希望している。しかし、政府はそんなことはさせまいと、13日には公布するべく急いでいる。
今回の法案は、高支持率を維持して来た安倍政権にとっても鬼門である。高支持率の世論も、この法案がターニングポイントであると感じるからである。支持率の急降下は勿論であるが、その他に、昨日紹介した早稲田大学 鵬志会主催の小沢一郎氏の講演会である。小沢氏を呼んで講演会をするので、私のブログで紹介してほしいと依頼があった。このブログが小沢氏を支持していることをよく知っている。学生さんが今の政権の対極にいる、しかも世間的に評判が悪い小沢氏に講演を依頼することが感動的である。学生さんも、今何が必要であるかの本質を捉えているということである。
『早稲田大学 鵬志会主催の後期講演会のお知らせー小沢一郎公演ー』 (かっちの言い分)
http://www.asyura2.com/13/senkyo157/msg/622.html
この学生さんの動きは早稲田大学だけではない。同じ阿修羅の掲示板に以下のタイトルで、上智大学においても秘密保護法案に異議があると、学生集会が開かれたとある。
『ついに眠れる学生もめざめた! 「秘密保護法に異議あり」の学生集会が開かれたよ 』(秋場龍一のねごと)
http://www.asyura2.com/13/senkyo157/msg/542.html
また、やはり阿修羅の掲示板に、孫崎氏の以下の記事が紹介されている。ここでも、秘密保護法で若者が出て来たと書かれている。
若者と政治(従来若者は政治に無関心層大。秘密保護法で若者が出てきた) 孫崎 享
http://www.asyura2.com/13/senkyo157/msg/629.html
私は、政治などには全く興味が無い学生であったが、70年代の大学紛争において、大学を封鎖していた学生と徹底的に議論する経験をした。彼らは自身の主体性を求め、「おまえが何をするのか」と徹底的に追及してくる。主体性の無い者は自己批判させられる。したがって、否応なしに政治について自分なりの考え、意見を持たざるを得なくなる。私のものの考え方は、その当時に身に付いたと言える。
しかし、大学紛争があまりに過激で殺人沙汰まで起こし、その反動で、学生運動自体が悪いこと、やっても無駄、無意味という風潮を作ってしまった。その後、どんな政治をやろうが、学生さんが主体的に政治を勉強し、意見を発信するのを見たことがない。
今回、これだけ曖昧模糊として何でもありの問題の多い秘密保護法が成立した。憲政史上、最も悪法と言われる法案が成立した時期に、学生がこのような講演、集会を開いてくれるということは、自分達の問題として捉えてくれていると評価したい。
生活の小沢氏は、国民は政治が悪いと文句を言うが、それを行っている議員を選んだ国民が悪いと言う。国民が変わらないと政治も変わらないということだ。
この保護法の成立を契機に、もう一度地下内部で改革のマグマが動き出したように思える。そう思いたい。
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