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「記憶にない」を連発/(C)日刊ゲンダイ
「1年間給与返上」でバレた猪瀬都知事の「生活に不安なし」
http://gendai.net/articles/view/news/146557
2013年12月10日 日刊ゲンダイ
生活への不安はどうなったのか。猪瀬都知事が9日、都議会の総務委員会で、「1年間知事の給料を全額返上したい」と唐突に表明した。
資料を持つ手は震え、頭から噴き出した汗は耳たぶからスーツにドボドボと垂れる。「聞こえないよ」と傍聴席からヤジが飛ぶぐらいに声も小さい。そんな小心者にしては、思い切った提案である。
知事の給料は月額133万2900円。1年間で1599万4800円となる。ボーナスを入れたら2600万円近くだ。無利子、無担保、無期限、無保証の5000万円の半分とはいえ、かなりの大金。それを受け取らないというのだから立派だが、あれ? それでも暮らしていけるのだろうか。
猪瀬は、徳洲会サイドから5000万円を受け取ったことについて、生活への不安を理由にしていた。選挙で負ければ、副知事として得ていた給与も失う。それでは生活できないと説明した。
もしも知事の給与を受け取らなければ、落選したときと状況は同じ。食っていけなくなるのではないか。
「だれの入れ知恵か知らないが、言わなくてもいいことを言って墓穴を掘った格好。落選してもカネの心配はなかったと、自ら告白したようなものです。当時は不安だったとか、1年近く知事をやって蓄えられたとか、屁理屈を並べるつもりかもしれません。でも、どう取り繕っても、合理的な説明にならない。今後は生活保護でも申請するのなら分かりますが、何食わぬ顔で知事を続けるのなら、“個人的な借金”は通らなくなる」(都政関係者)
この日の猪瀬は、「知らなかった」「記憶にない」を連発した。徳洲会の病院が都内にあったことも、補助金が入っていることも初耳だったという。裏金をごまかすために、都知事として知っておくべきことも知らないと言い出したのだ。それなら無知無能で知事失格ということになる。
■参考人の招致も
どちらにしても終わりだ。知事与党の公明党は委員会で、「即刻知事の職を辞すべきだ」(東村都議)と迫った。参考人として、一水会の木村代表や銀行関係者を呼び、何度でも繰り返し追及する構えである。
「都議会では、“借用書の指紋を調べろ”という声まで出ています。本人は、その場しのぎで言い逃れられると思っているのでしょう。でも、しゃべればしゃべるほど矛盾が生まれ、信頼を失う悪循環です」(政治評論家の有馬晴海氏)
年貢の納め時だ。
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