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晴れ晴れとした表情で離党会見に臨む江田憲司氏(中央)。離党議員からは、みんなの党の渡辺喜美代表をめぐる暴露が相次いでいる
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20131210/plt1312101140001-n1.htm
2013.12.10
みんなの党が存続の危機を迎えている。江田憲司前幹事長ら14人が集団離党しただけでなく、離党予備軍がまだいるようなのだ。離党組からは、渡辺喜美代表の独断的な党運営に加え、不明朗な党資金、夫人の介入などへの批判や不満が爆発。これに対し、渡辺氏ら残留組が反発するなど、暴露合戦も展開されている。
「特定秘密保護法を、密室で初めから賛成ありきでハードルを下げた。与党入りを狙っていると言われても、仕方ない」
江田氏は9日の離党会見で、こう語った。渡辺氏の党運営が強引という批判だが、実は、党のお金の問題も大きい。
同党の2013年度の政党助成金は17億8950万円。これに国会議員1人あたり月額65万円支給される立法事務費を加えると、年20億円も入るが、何と今年8月まで決済システムすらなかったのだ。
江田氏は会見で「代表が1人で采配するのは不自然な金額だ」と指摘した。野党再編への動きに加え、「党資金の透明化」を主張したことなどから、8月に幹事長職を解かれた怒りがにじみ出ていた。
さらに離党組には、週刊誌などで報じられた、渡辺夫人が党運営に介入することへの不満も多い。離党議員の1人はいう。
「結党当初から夫人は党運営に口出ししていた。専属職員を雇う余裕もなかったのに『党本部用に事務所を借りよう』と言い出したのも夫人だ。一度、江田氏の面前で、渡辺氏と夫人が大げんかしたことがある。その剣幕があまりに激しかったので、江田氏はこの夫婦が嫌いになったようだ」
江田氏とともに離党した真山勇一参院議員も「夫人の件は同僚議員の間で話題になったこともある。私も話は聞いた」と話した。
こうした離党組の言動に対し、渡辺氏は9日、「党内の議論に全く参加せず、(党内の)勉強会も代議士会も出ず本会議採決で造反し、揚げ句離党するのは本当に不可解だ」と批判。「自民党にすり寄ったとの批判は全く当たらない」と不快感を示した。
江田氏は10日、民主党の細野豪志前幹事長と、日本維新の会国会議員団の松野頼久幹事長と、超党派の勉強会「既得権益を打破する会」の設立総会を国会内で開く。100人規模の参加を目標としており、野党再編の起爆剤となる可能性がある。
現在、みんなの党には21人残っているが、ある議員は「今回の件でほとほと嫌気がさした。私も党から出たい」と漏らすなど、離党予備軍はまだいるようだ。 (安積明子)
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