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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131210-00023605-playboyz-pol
週プレNEWS 12月10日(火)10時0分配信
医療法人「徳洲会」と猪瀬直樹東京都知事の間で貸し借りされたという5000万円が大問題になっている。
これがいわゆる“裏金”であれば、猪瀬氏の責任は重大だ。当然、追求されてしかるべきなのだが、一方でこの問題が表面化するまでの経緯には、不審な点も存在する。
徳田毅衆院議員の地元(鹿児島県)選挙区の事情に詳しい元自民党幹部、S氏が不審点について解説してくれた。
「徳洲会グループと徳田毅さん、彼の父親である徳田虎雄さんが政界に多額のカネをバラまき、地元の鹿児島では公職選挙法に抵触しそうな行為が日常化していたことは誰でも知っていたことです。虎雄さんが初当選した20年以上前からずっと続いていました。特に徳之島では、厳密に言うと島民のほとんどが罪の意識なく公職選挙法に違反する行為に加担していたと思います。
でも今までは東京地検はおろか、鹿児島県警さえも関心を示さなかった。そんな“小さな案件”を摘発しても誰の手柄にもならないからです。しかも公職選挙法違反の摘発は、衆院選ならば公示日に各都道府県警に捜査本部が設置されて、だいたい投開票日の1ヵ月半後には捜査と摘発を終えて解散するんです。だから公選法違反に関して“身に覚え”のある候補者陣営は、捜査本部が解散するとホッと胸をなでおろすものなのです」
しかし今回の場合は、昨年12月に投開票が行なわれた案件に対し、9ヵ月以上も経過した9月に捜査が表面化し、11月になってから猪瀬氏に飛び火した。S氏は「本当に異常な展開」と訝(いぶか)しがる。
その理由は何なのか? 猪瀬都知事と徳田衆院議員の首を差し出すことでメリットを得る“誰か”がいる、ということだ。S氏が続ける。
「徳田さんの支持母体はご存じのとおり、彼の父親である虎雄さんが築き上げた『徳洲会』という巨大な医療法人グループです。彼らは昔からさまざまな医療改革を訴え、ことごとく日本医師会とぶつかってきた。これに関しては、公平に見て徳洲会側の言い分のほうが正論だったケースばかりです。医師会も監督官庁である厚生労働省も、自分たちの利権や不正を正論で指摘されるから面白くない。だから彼らは昔から徳洲会を煙たがってきたのです。
でもね、医師会や厚労省の損得だけじゃ国会議員に関わる案件は動きません。そこに登場するのが猪瀬さんなのです。彼は自民党の税制調査会が推進する、法人住民税の一部を国税化して地方交付税に充当するというプランにイチャモンをつけたのです。これで自民党はおろか、国税を所管する財務省、地方交付税を所管する総務省までも敵に回してしまった」
財務省上層部には、「自分たちが国の中心だ」と、大臣でさえも見下す人が多いという。それが東京都知事ともなれば「一介の地方代官の分際で」となるわけだ。つまり、狙われたのは、徳洲会ではなく猪瀬知事……?
もちろん、政治の世界において不正は決して許されるものではない。だが、あまりに不自然なタイミングで表面化するとき、そこにはわれわれの目には見えない“思惑”が存在している。
(取材/菅沼 慶)
■週刊プレイボーイ51号「『猪瀬×徳洲会』を“ハメた”のは巨大な既得権益集合体だった!!」より
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