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http://31634308.at.webry.info/201312/article_10.html
2013/12/09 23:30
安倍首相が今日の記者会見で、秘密保護法の成立で「格段に(秘密保全の在り方の)透明性もルールも明確になる」と意義を強調した。しかし、あまりに強引で稚拙な法案審議と感じてはいるらしく、「今回の法律で、今ある秘密の範囲が広がることはなく、一般の人が巻き込まれることはない」と弁解した。だが、安倍首相がいくらそんなことを言っても、単なる空手形である。一度この法案が通れば、安倍首相が現場を全て監督することが出来るわけもなく、警察、検察などの行政長がその気になれば何でも出来る状態になる。だから怖いのである。
このような話では必ず、「例え一般人が巻き込まれても、何もなければ裁判で無罪になる」という者もいる。しかし、この議論は全く当たらない。なぜなら、逮捕は論外であるが、ただ警察に呼ばれただけで、そのことが周りに知られるだけで、社会的地位を失い抹殺される。この法律はある意味、それだけ強大な力を有する。
小沢氏は確実に日本の総理大臣になるはずであったが、最高裁事務総局の息の掛った検察審査会事務局の不正で強制起訴されたことは、ネット社会では常識化している。この行為によって、小沢氏と小沢氏のグループの力は、完全に排除されてしまった。この法案は存在するだけで、言論抑制の効果を有する。
国民もさすがに、この法律は危険と感じているようだ。共同通信の世論調査では、法案の修正・廃止を82%が望んでいる。内閣支持率も10ポイント減少し、47.6%となった。この数字を見て少しは救われる思いだが、もっと先に気づけよと言いたい。最初から反対基調は、東京新聞、毎日新聞ぐらいである。他のマスコミが今頃騒ぐのはアリバイ作りである。内閣支持率が初めて50%を切ったが、それでもまだ47%が支持していること自体、不思議さを感じる。
安倍首相はこの数字を見て愕然としただろう。みんなの党の分裂から、徐々に野党の再編が静かに進行している。まずは似非野党の分裂である。維新も分裂し、民主党も分裂しなければならない。この中で、野党の核となるべき小沢氏の手腕は期待されている。また、国民も安倍政権の酷さがわかっただろう。もう一度、冷静に日本の将来を考えなければならない。
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