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日に日に追い込まれてゆく猪瀬知事
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20131209/dms1312091152002-n1.htm
2013.12.09
医療法人「徳洲会」グループから5000万円の資金提供を受けていた東京都の猪瀬直樹知事(67)。各方面から集中砲火を浴びているが、9日の都議会総務委員会で再び厳しい追及にさらされる見通しだ。そんな猪瀬氏に通産大臣や自民党総務会長などを歴任した政界の重鎮がほえた。「猪瀬都政はこれ以上持たない。すでに死に体だ」と指摘。「来春には今の地位にいないだろう」と“余命”を宣告した。
昨年の都知事選前に、徳洲会側から受領した5000万円についてシドロモドロの弁明を繰り返す猪瀬氏。都議会で行われた6日の一般質問でも、再び苦しい言い訳が飛び出した。
猪瀬氏は、徳洲会側と取り交わした「借用証」を郵送で返却されたとしている。だが、議会で、送られてきた封筒の所在を問われると「事務所スタッフが処分したと聞いている」と弁明。潔白を証明する証拠の希薄さを改めて印象づけた。
猪瀬氏は、一問一答方式で質疑を重ねる9日午後からの総務委員会に出席し、ここで都議団から厳しい追及にさらされる見通しだ。そんな都知事に厳しい言葉を投げかけるのは、自民党東京都連最高顧問で疑惑追及に定評がある深谷隆司・元衆院議員(78)だ。
「都知事は、一国の大統領なみの権益を握っている。そのような立場にいる人間として説明責任を果たしているとは言い難い。このままでは辞めざるを得ない」
深谷氏は自民党都議を経て1972年に衆院に初当選。90年に郵政相として初入閣を果たして以降は、自治相や通産相、自民党総務会長などを歴任した。
昨年、政界を引退し、現在は政治を志す後進の指導にあたっている。
永田町での長いキャリアを持つ深谷氏だけに、猪瀬氏の弁明に拭い難い違和感を抱いたという。
「都議時代も含めて50年、政治生活をやっている。その年月の中でも5000万円という大金を受け取ったことはない。100万円単位の寄付金でも多いのに桁が違う。大金を受け取りながら、届け出をしていないのは『やましい金を受け取った』という思いがあったからだろう。借り入れの理由がコロコロ変わるのもおかしい」
資金について個人的借金とする猪瀬氏だが、問題発覚直後の11月22日には記者団にまったく違う説明をしている。
「『資金提供を受けて応援してもらうことになった』とはっきり言っている。いみじくも自分で選挙資金と明かしてしまっている。この時点でアウト」(深谷氏)
12月5日の代表質問では、猪瀬氏を追い詰めるさらなる爆弾も飛び出した。都の一般職員を対象とする「東京都職員服務紀律」では、利害関係者からの借金は禁じられ、申し込むだけで懲戒対象になる。2002年には工事業者から無利子で99万円の借金をした職員が懲戒免職となった。
この事例を挙げ、副知事時代に進めた東電病院の売却をめぐり徳洲会が入札した件が「都の職員服務規定に反する」との指摘が出たのだ。
深谷氏は「職員に範を示すべき知事にこうした疑惑が出ること自体が問題で、議会もすでに大混乱している。2020年の東京五輪への悪影響も心配だ。本番まであと7年しかない。求心力を失った猪瀬氏が居座れば、準備もスムーズに進まない」と憤る。
徳洲会に関連する一連の事件で捜査を進める東京地検特捜部は、猪瀬氏についても調べを進めている。世論の批判ムードに司直、都議会の追及。深谷氏は都知事の行く末をどうみているのか。
「すでに死に体。将棋でいえば詰んでいるも同然だ。周囲からのプレッシャーで早晩、辞めざるを得なくなる。年は越せたとしても来春3月までは持たないだろう」
史上最高の支持率を得て船出した猪瀬都政。1年足らずで沈没してしまうのか。
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