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苦しい釈明ばかり/(C)日刊ゲンダイ
深まる「贈収賄」疑惑…猪瀬はまるで徳洲会の“パシリ”
http://gendai.net/articles/view/news/146513
2013年12月7日 日刊ゲンダイ
5、6日の都議会で徳洲会マネーを追及された猪瀬直樹都知事(67)。5000万円の「見返り」に関する疑惑が出るわ出るわ。猪瀬本人は壊れたレコーダーのように苦しい釈明を繰り返したが、誰が見たって「贈収賄」の疑念は晴れない。
猪瀬が打ち出した東京都の医療プロジェクトの数々は、ハッキリ言って徳洲会を喜ばせるものばかりだ。いい例が世界標準の医療の質を保証する「JCI(国際病院評価機構)認証」取得を目指す病院への支援策である。猪瀬都政は安倍政権の「国家戦略特区」構想に賛同し、9月に「世界で一番ビジネスしやすい国際都市づくり特区」を提案した。
「海外ビジネスマンの赴任を促すには、安心して医療を受けられる環境が不可欠というのが、猪瀬知事の持論。そのため、JCI取得を目指す病院への財政支援を国に求めたのですが、特区の提案書の認証取得病院一覧に、よりによって徳洲会の湘南鎌倉総合病院が出てくるのです」(都庁関係者)
そう、猪瀬が昨年11月に徳田虎雄理事長(当時)と面会した病院である。実は猪瀬の訪問当日こそ、徳洲会が国内4番目にJCI認証を取得し、虎雄理事長に報告された「記念日」だった。
■JCI支援 東電病院売却
「徳洲会はグループを挙げてJCI認証に力を入れており、湘南鎌倉に続いて、千葉西、岸和田、福岡、札幌東の各病院が取得を目指している。つまり猪瀬知事が打ち出した取得支援策は徳洲会の方針とピッタリ一致します」(徳洲会関係者)
猪瀬は今年6月の都議会の所信表明でも「JCI認証病院を大幅に増やしていきたい」と息巻いていた。5日の都議会で「虎雄理事長と面会した際にJCIの話題が出たのではないか」と共産党都議に追及された猪瀬は、こう釈明した。
「徳洲会が都内で事業計画や病院経営をしている認識はなかった。徳洲会に便宜を図ったことも、頼まれたこともない」
疑惑はまだある。
「国有化される会社に病院は必要ない」
昨年6月の東電の株主総会で「東電病院」(新宿区)の売却を迫ったのも猪瀬だ。都は東電の主要株主で猪瀬は東電改革の担当副知事だった。東電が売却方針を決めると、徳洲会は東電病院の獲得に動き、入札にも参加した。
「徳洲会にとって23区内への進出は悲願です。強制捜査を受けた直後に入札を辞退しましたが、猪瀬知事への資金提供は東電の売却方針公表から、ちょうど1カ月後でした」(徳洲会関係者)
この件も6日に共産党都議にただされたが、猪瀬は再びこう言った。
「徳洲会が都内で事業計画や病院経営をしている認識はなかった。徳洲会に便宜を図ったことも、頼まれたこともない」
もはや徳洲会の走狗(そうく)にしか見えない……。
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