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「秘密保護法を考える全国学生緊急大集会」で質問に立つ女子学生=東京都三鷹市の国際基督教大で2013年12月6日午後4時55分、小出洋平撮影 :毎日新聞
ついに眠れる学生もめざめた! 「秘密保護法に異議あり」の学生集会が開かれたよ
http://akiba1.blogspot.jp/2013/12/blog-post.html
2013年12月7日 秋場龍一のねごと
安倍政権って、もしかしたら政治や社会に無関心な層をめざめさせるために、こうまで露骨な恐怖政治をやっているのかな、と思わず穿ってしまうほどの強権ぶりだ。
秘密保護法強行採決、原発再稼働策動とここまで露骨にやると、さすがのわがニッポン人も怒るぞ、と想っていた。
すると、どうだろう。
おお! 学生たちが「秘密保護法を考える全国学生緊急大集会」を開いたというではないか。
これ、数十年ぶりのおめざめだ。
どこぞの党派がからんでいるかもしらんが、そんなものどうでもいい。
とにかく、学生たちがめざめはじめたことにエールを送りたい。
ここ1年2年が、この国がほんとうの民主国家となるか、軍事独裁国家になるか、また原発で滅ぶか否か、の岐路というか試金石となる――。
こんなこと、よほど鈍感でないかぎり、みんなそれくらいは察知できる感性をもっているものだ。
【引用開始】
特定秘密保護法に危機感を募らせた東京都内の大学生らが参院本会議で採決があった6日、「秘密保護法を考える全国学生緊急大集会」を東京都三鷹市の国際基督教大で開いた。「見て見ぬふりできる状況じゃない。この『不』特定秘密保護法を本当に許していいのか」と、参加した約300人の学生に問いかけた。
(参考引用資料・『毎日新聞』12月7日(土)10時57分配信)
【引用終了】
秘密保護法:若者に危機感…「見ぬふりできぬ」学生集会
http://mainichi.jp/select/news/20131207k0000e040141000c.html
毎日新聞 2013年12月07日 10時57分(最終更新 12月07日 12時56分)
特定秘密保護法に危機感を募らせた東京都内の大学生らが参院本会議で採決があった6日、「秘密保護法を考える全国学生緊急大集会」を東京都三鷹市の国際基督教大で開いた。「見て見ぬふりできる状況じゃない。この『不』特定秘密保護法を本当に許していいのか」と、参加した約300人の学生に問いかけた。
集会を企画したのは同大2年の小林叶(かなう)さん(20)。11月26日、衆院本会議を傍聴し、法案が強行採決されるのを見た。「これはマジでやばい」。同大の稲正樹教授(憲法学)に「みんなで考える場を作りたい」と相談。フェイスブックなどで参加を呼びかけた。
集会では、与野党の国会議員に扮(ふん)した学生が「安全保障上不可欠だ」「秘密の定義があいまいで国民の権利を侵害する」などと模擬討論しながら意義や問題点を解説。「もし法案が可決されたら」と題し、原発や米軍基地の写真をインターネットで公開して逮捕されるというストーリーの寸劇も披露した。
一橋大などの法律専門の3教授による質疑応答では、学生から「政府の狙いは何か」「なぜ多くの問題を含む法案が採決されるのか」と質問が飛んだ。
学生のスピーチもあり、中央大法学部4年、青山昂平(こうへい)さん(22)は「法律ができればそれが集団的自衛権の行使を認めることにつながり、戦争ができる国になってしまう。兵隊として真っ先に連れて行かれるのは私たち若者だ」と話した。
また、小林さんは「賛成か反対の意見を強いるのではない。でも、傍観して自分の意見を言わないことは中立とは言えず、権力に力を与え続ける暴力行為だ」と呼びかけた。
参加した国際基督教大3年の佐藤久実さん(21)は「法律が拡大解釈されていくのが怖い。強行採決なんかじゃなく、もっと時間をかけて話し合うべきだと改めて思った」。同大3年の能田昴(すばる)さん(20)も「法律が成立してもそれで終わりではない。僕たち学生が政治に関心を持ち、しっかり勉強して議論をぶつけ合わせていくことが大切だと思った」と話した。【斎川瞳】
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