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日本は中米関係がわかっていない:わかっているが、それを認め対中強硬発言をやめたら存在意義が消失してしまう従米政治家
http://www.asyura2.com/13/senkyo157/msg/471.html
投稿者 あっしら 日時 2013 年 12 月 06 日 17:02:39: Mo7ApAlflbQ6s
 


日本は中米関係がわかっていない

 一石が大きな波紋を呼んだ。中国の東中国海防空識別圏設定を受けて、国際世論は議論一色となった。最も声高に反応したのが日本だ。日本は連日この問題を自らの主張に利用し、しつこく絡み続け、米国が反応したのを見ると、いよいよ興奮剤でも打たれたかのようになった。日本メディアはバイデン米副大統領の訪日時に日米両国がこの問題で共同声明を発表すると報じもした。一時はまるでバイデン副大統領の今回の東アジア訪問が、東中国海防空識別圏問題に対処するためのものであるかのようだった。(文:賈秀東・人民日報海外版特約論説員、中国国際問題研究所特別招聘研究員。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

 だが実際には、米側はバイデン副大統領の出発前からすでにこの問題でトーンダウンし始めたうえ、中国側の防空識別圏規則を遵守するよう米航空会社に「遠回しに」提案もした。続いてヘーゲル米国防長官が「防空識別圏自体は新しい概念や独自の概念ではない」と表明。バイデン副大統領は東アジア訪問中、米側の「原則的立場」を重ねて表明しただけだった。ホワイトハウス高官が述べたように、バイデン副大統領の訪中は東中国海防空識別圏問題で「申し入れ」を行うためのものではないのだ。

 こうした米側の立場は日本側と明らかに隔たりがあり、バイデン副大統領の来訪に大きな期待を寄せていた日本の政府とメディアは大変失望し、落ち込んだ。こうした挫折感を日本が味わうのは、中米日三角関係の歴史において初めてではない。日本がしばしば中米関係がわかっていない、あるいは自らの狭くて頑なな視野のために現実が見えなくなっていることを示すものだ。

 1970年代、中米が関係回復を決定した際、日本は当初何も知らされていなかった。1990年代、クリントン大統領は中国を9日間訪問したが、日本には立ち寄らなかった。今世紀に入ると、ブッシュ政権は日本を比較的重視したが、やはり対中関係がアジア太平洋政策の最重要課題だった。オバマ政権の「アジア太平洋リバランス戦略」は日本を信頼し、重んじる必要のある最重要同盟国としているが、視線は中国に向けられている。防空識別圏問題をめぐり、日本は米国との戦略的利益の一致性を過大評価していた。日本の求める共同声明について米側は考慮しなかったわけではないが、熟考を重ねた結果、最終的に同意しなかった。米国の対中政策決定メカニズムは慎重で理性的である点、そして戦略的思考において日本の上に立つようだ。

 バイデン副大統領は訪中時、中国指導者に「米中関係は21世紀における最も重要な2国間関係だ」と表明した。同様の発言は米国の首脳や高官も繰り返し行っている。両国指導者が新型の大国間関係の構築を決意したこと自体、双方が両国関係の重要性を認識し、両国関係の潜在的問題に気づき、共通利益を理解していることの表れだ。

 中米関係が世界で最も重要な2国間関係だと言うのは、世界で最も良好な2国間関係だと言うのと無論イコールではない。両国関係に「問題ゼロ」はあり得ない。米国と同盟国との間でさえ多かれ少なかれ摩擦や問題が存在する。中米という、これほど違いや溝のある大国の間ではなおさらだ。中米の新型の大国間関係を実現する基本的道筋は、粘り強く戦略面の相互信頼を強化し、実務協力を推し進め、溝を的確に管理・コントロールすることだ。特に何らかの具体的問題における溝が両国協力の全体的方向に影響を与えないようにする必要がある。

 中米関係は世界で最も重要な2国間関係であると同時に、世界で最も複雑な2国間関係でもある。こうした関係は平穏に発展している時も、万事めでたしということではない。問題が山積している時も、手の施しようがないということではない。東中国海防空識別圏をめぐる騒ぎは、中国にとって理にかなった合理的な事でも、まだ米国はすぐには適応できないが、一定期間の意思疎通さらには駆引きを経れば、問題は解決にはいたらずとも、管理・コントロールすることが可能であり、日本など第三国に左右されることはないということを物語っている。これは中米関係の成熟度をはっきりと示すものだ。

 今後、中米の総合国力バランスにどのような変化が生じようとも、対話と協力を堅持しさえすれば、双方のすりあわせは新型の大国間関係として結実するだろう。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年12月6日

http://j.people.com.cn/94474/8476969.html


 

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コメント
 
01. 2013年12月06日 19:21:20 : YxpFguEt7k
河信基氏
「安倍は特定秘密保護法案を通さないとアメリカから機密軍事情報を貰えなくなると言うが、真っ赤な嘘。バイデンも国会周辺の国民の反対の声に驚き、安倍との会談でも慎重に避け、防空識別圏問題でも距離を置いた。安倍は情報を独占したい外務・防衛官僚に操られている。」
https://twitter.com/hashingi/status/408712363055927297

菅、野田氏ときて安倍氏もパペットであったか。だろうな。


02. 2013年12月06日 20:25:23 : gpiqpFeGeM
習 近平の体制は盤石ではなく
軍部強硬派とは常に緊迫状態にある
まあ習 近平に限らず中国の権力体制は常にそうなんだけどね
で、アメリカは今のところ習 体制の存続を望んでいて
軍部の台頭を望まない
だから可能な限り習 近平に寛容

で、安倍晋三なんだけど
正直安倍はアメリカに明らかに嫌われてるんだけど
それでも安倍政権が存続してるという事は
安倍はアメリカにとってまだ利用価値があるってことでしょうね


03. 2013年12月06日 22:18:46 : rjpmaLs936
正直、TPP通したらお払い箱になるんじゃないのか?
オバマにとって安倍の利用価値なんてそれくらいだろ?

04. 2013年12月07日 11:03:51 : EKIhIBqo0o
アメリカを戦前の日本に置き換えるならば、今度は日本がドイツと共に、中国を見倣って、騙されたふりをして、対米従属からはそっと静かに離れて行く見返りとして、日独同盟によって、ドイツと共に、誇りを持って反面教師になってあげることにすれば良いのだし、中国からすれば、韓国をフランスに置き換えれば、日本をイギリスに置き換えるならば、それこそ、日本とドイツが清国に置き換えるならば、沖縄県をアイルランドに置き換えれば、イギリスを朝鮮王朝に置き換えて、騙されたふりをして、イギリスに対して「間抜けの倍返し」でもするならば、韓国と北朝鮮が、それぞれイングランドとスコットランドに置き換えることで、幾らでも反面教師として利用するようにするならば、日本が誇りを持って、名誉ある孤立化をして、日英同盟によって、イギリスと共に、誇りを持ってひっそりと没落させてあげる道を選択することで、日本の1%の金と権力の亡者とこれと運命を共にするだけの右翼連中こそが全人類の大敵に過ぎないし、お国のためにもならないし、天皇火かのためにもならないゴミクズに他ならないのだから、ニ度と幸せに暮らす資格なんか何処にもないし、全人類から叩き潰され、最終処分されることになったとしても、こうした連中だけが自ら選択した運命に他ならないし自明のことでしかないと割り切って、幾らでも全てを奪って、これを外交カードに利用して、日本から追い払うようにすることで、差し出すことで、安倍首相と共に運命を共にして、幾らでも涙を流しながら、日本から逃げていく背中を押してあげることで、何処か人目の付かないところで、そっと静かに自決することになろうと、全人類から馬鹿にされ、血の涙を流しながら、勝手に皆殺しにされようとも、何処か人目のつかないところで、そっと静かに幸せに暮らして行かれることだけを願って、そっと静かに突き放す様にしていくことで、これを乗り越えて、東アジアの片隅で、ひっそりと自立していくことで、変な戦争に巻き込まれることもなく、変なとばっちりをうけることもなく、幾らでもひっそりと静まり返った社会に変えて行く様にすることで、日本の運命を大きく変えて行くことこそが何より大切なことでは無いでしょうか。

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