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さすがの厚顔無恥も…/(C)日刊ゲンダイ
自民も手ぐすね…猪瀬知事、徳洲会の「女帝」逮捕で絶体絶命
http://gendai.net/articles/view/news/146463
2013年12月5日 日刊ゲンダイ
厚顔無恥な猪瀬知事といえど、いつまで粘れるか。
都議会では、猪瀬を辞任に追い込もうと、最大会派の自民党が手ぐすね引いている。5日の代表質問と6日の一般質問では、都政に関する答弁は知事には求めないという。徳洲会から受け取った「5000万円」の問題を集中攻撃するのだ。都政に詳しいジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。
「自民党は本気です。猪瀬知事が自ら身を引くまでジワジワ追い込んでいく。週明けは総務委員会に知事の出席を求めています。総務委は常設委員会だから、今後、何度でも呼ばれる。この問題に張りつけになって、都政にはタッチできず、同じ質問を繰り返され、記者からも毎日聞かれれば、普通の神経ならマイってしまう。それに、猪瀬知事が居座っているかぎり、議会が止まる。予算審議にも入れないし、彼が力を注いできた五輪の準備も前に進みません。どう考えても、予算を審議する年明けの定例会は乗り切れない。常識で考えれば、13日までの今会期中にも辞めるしかなくなると思います」
だが、猪瀬は常識が通用しない男だ。5000万円問題が批判を浴びている最中に政治資金パーティーを開いて顰蹙(ひんしゅく)を買ったばかり。かと思えば、五輪招致の手柄話をまとめた本の出版も進めていて、今月中に発売される予定だ。カネ儲けに一片のためらいもない。こんな恥知らずが自分から辞職するとは思えないが、おそらく猪瀬が議会よりも恐れているのは地検特捜部だ。
■特捜は年明け本格着手か
徳洲会事件では4日、徳田虎雄前理事長の妻で徳洲会副理事長の徳田秀子容疑者ら2人が新たに逮捕された。秀子は、猪瀬から5000万円の返却を受けた当事者だ。これと足並みをそろえるように、警視庁は3日、虎雄の金庫番だった徳洲会グループの元事務総長を逮捕した。
「元事務総長は特捜部のネタ元だった。すでに必要な情報は手に入れ、関係先へのガサ入れでパソコンなどの証拠品も押収したから、警視庁に身柄を引き渡したということです。特捜部は猪瀬に関する情報をかなり手に入れている。秀子からは、5000万円返却の経緯など詳しい事情を聴くはず。特捜部は“やる気”ですよ。市民団体からの告発もあり、どのみち捜査せざるを得ない。公職選挙法違反ならあすにでも立件できますが、特捜が動く以上、贈収賄を狙う。国政レベルでも与党の了承を得たという話です。ブツはそろっているわけだから、関係者から詳しい供述を引き出し、それらを精査して容疑を固め、年明けに本格着手することになると思います」(捜査事情通)
都議会、マスコミ、特捜部、さらには都民の反感――。どこを向いても逆風で、猪瀬は八方ふさがりだ。将棋でいえば「詰んでいる」。ここまできたら、潔く辞めた方がいい。
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