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「指定弁護士が控訴を決定した理由」(EJ第3687号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/381846242.html
2013年12月05日 Electronic Journal
「民事法情報センター」理事長のスキャンダルをもみ消して法
務検察へ「貸し」を作った菅・仙谷政権は、小沢排除を目的とし
て、最高裁に圧力をかけ、東京第5検察審査会によって小沢氏に
対する起訴議決を出させた疑惑がもたれています。そうでなけれ
ば、民主党の代表選の当日に議決日を合わせるなど、できるはず
がないのです。
ところで、小沢一郎氏に対する指定弁護士による強制起訴裁判
の経過は次のようになっています。
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2012年 4月26日: 小沢一郎一審無罪判決
大善文男裁判長
5月11日: 指定弁護士が控訴
11月12日:小沢一郎控訴審無罪判決
小川正時裁判長
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平野貞夫氏が主宰する「日本一新の会」のブログに、小沢氏を
強制起訴した指定弁護士と、菅・仙谷政権の弁護士資格を持つ主
要閣僚の関係を示唆する記事が出ています。2012年3月22
日付の記事です。
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小沢氏の「有罪」の危惧が残る中で、看過できない情報が3月
16日(金)、私に届いた。政府や国会議員等の情報管理に詳
しい専門家からである。「菅政権の主要閣僚であった複数の政
治家が、小沢裁判の指定弁護士側と論告の内容について意見を
交換していた。詳細は明らかにできないが、方法としてメール
やファックスが用いられたらしい。論告求刑案が『添付ファイ
ル』により議員関係者と指定弁護士周辺者でやりとりされた可
能性があるとのことだ。最高裁関係者とも意見交換をやってい
る可能性が高いようだ」とのこと。にわかにはとても信じられ
ない情報なので、国内外のインテリジェンス活動に詳しい国会
議員秘書に意見を聴いたところ、「この情報が正しい可能性は
ある。定常的に日本の政府と国会議員らのメールを監視してい
る海外のインテリジェンス・コミュニティなどは、自分の国の
国益にかなう情報はそれなりのキーパースンには伝えることが
ある。まして我が国の要人の電子メールは、複数の外国の諜報
機関には筒抜けが実態だ」との話が返ってきた。もしこれらの
情報が正しいと仮定すれば、この国の内部で恐ろしい事態が進
行していると言わざるを得ない。 http://bit.ly/GGOkEZ
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検察審査会の審査補助員や指定弁護士は、最高裁が日本弁護士
連合会(日弁連)に依頼して決定されるのです。当時の仙谷官房
長官と日弁連の宇都宮健児氏は昵懇の仲であり、宇都宮氏は個人
として仙谷氏と枝野氏に政治献金をしているのです。こういう状
況では、恣意的な審査補助員や指定弁護士の選定が行われている
可能性は高いといえます。
それどころか、収入の少ない指定弁護士に何らかのかたちで資
金援助をしていた可能性すらあるのです。政権交代の最大の功労
者である小沢一郎氏を弁護士資格のある主要閣僚が、こともあろ
うに不正の手段で裁判にかけ、一審の無罪判決が出たにもかかわ
らず、指定弁護士を指揮して控訴させるとは言語道断といわざる
を得ないのです。
小沢氏を控訴するに当たって、指定弁護士は記者会見で次のよ
うに述べています。これに対する小沢側弁護人弘中淳一郎弁護士
のコメントもご紹介しておきます。
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◎控訴を決めるには、政治的圧力を受けていない。政治的影響
力を考慮しなかった。 ──指定弁護士
◎被告の立場や政治的影響を無視して、控訴したとしたら問題
だ。社会的な影響を十分考慮するのは当たり前だ。
──弘中淳一郎弁護士
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実は3人の指定弁護士の間でも意見は割れていたのです。1人
の弁護士は「控訴をして有力政治家を刑事被告人のままにしてお
くのはよいことではない」といっているのを私自身テレビで聞い
ているのです。弁護士としての良心に咎めたのでしょう。ところ
がやっぱり控訴です。明らかに圧力があったと思われます。
無罪判決によって、利権複合体が一番恐れているのは、小沢氏
の劇的復活です。4月に無罪放免にして小沢氏に時間を与えると
確実に復活してくるので、もうしばらく小沢氏を動けないように
しようとして、指定弁護士に控訴させたと思われるのです。これ
について平野貞夫氏は次のように述べています。
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ある専門家の情報によると、「財界筋が動いた」とのことだ。
田中秀征氏ら有識者の見方も共通している。情報を整理すると
次のようになる。「フランスの大統領選挙のサルコジ氏敗北な
どで、緊縮財政派への批判が国際的に強くなった。関連して、
国内では消費税増税への環境が悪化した。こんな時期に小沢さ
んが完全復活すると消費税増税は絶望的になり、原発の再稼働
にもブレーキがかかる。そこで、一年ぐらいは座敷牢とまでは
いかなくても、足かせぐらいなものが必要」というのがことの
始まりのようだった。 ──平野貞夫著/ビジネス社刊
『真説/小沢一郎謀殺事件/日本の危機は救えるか』
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本当に「悪いやつら」です。もともと小沢氏は何も悪いことは
していないのに、汚い手段を使って、策略で小沢氏を刑事被告人
に貶め、その政治力を発揮させないようブレーキをかけているの
です。政治の世界はそういうものという諦観もありますが、情け
ない限りです。もっとも控訴されたことでよかったことがひとつ
あります。それは、高裁の裁判官の良心が少し見えたことです。
─── [自民党でいいのか/109]
≪画像および関連情報≫
●「今日は司法の暗黒記念日」/田中龍作ジャーナル
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検察と検察審査会制度がもたらした混乱に終止符が打たれる
ことはなかった。政治資金規正法違反の罪に問われ一審で無
罪判決を受けた小沢一郎・元民主党代表を、検察官役の指定
弁護士はきょう、控訴した。3人の指定弁護士は東京地裁内
の司法記者クラブで記者会見した。控訴を決めた理由につい
て主任格の大室俊三弁護士は「一審判決に事実誤認があり、
(二審で)修正可能だと判断したため」とした。「二審では
主文(判決を)変えることができる」とも述べ、自信をのぞ
かせた。大室弁護士は「(秘書と小沢氏との)共謀が認めら
れないというのは証拠に照らしておかしい」と、一審の事実
誤認について見解を示した。「東京地検特捜部が虚偽報告書
を検察審査会に送付し強制起訴させた陸山会事件は起訴の有
効性が疑われているのである。それをさらに控訴することは
政治裁判となりはしないだろうか?」筆者は大室弁護士に質
問した。「政治裁判ではない」。大室氏は言い切った。小沢
氏は検察リークと記者クラブメディアの世論操作によって、
“真っ黒け”にされた感がある。フリージャーナリストの江
川紹子氏は、「(控訴の決断にあたって)報道も勘案したか
?」と質した。「多くの人たちが、これだけ関心を持ってる
んだと実感した」。大室弁護士は慎重に言葉を選びながらも
答えた。 http://bit.ly/IPsBRn
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