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国会議事堂を取り囲んだヒューマンチェーン。=4日午後1時、永田町 写真:島崎ろでぃ=
【秘密保護法】 「今日はたまりかねて来た」 人間の鎖、国会包囲
http://tanakaryusaku.jp/2013/12/0008332
2013年12月4日 14:57 田中龍作ジャーナル
「治安維持法の時代に逆戻りさせてはならない」「子や孫を戦争にとられたくない」…と願う人々がきょう、国会を包囲した。
今国会(会期末・6日)で「特定秘密保護法」を可決成立させたい与党はきょう午後、さいたま市で地方公聴会を開く。そして明日(5日)、国家安全保障特別委員会で強行採決、あさって(6日)本会議で強行採決というスケジュールを描いている。
同委員会の中川雅治委員長(自民)は、野党の意見を聞かず地方公聴会の開催を決めた。前日の夕方6時に開催を決めて、どうやって公述人の人選をしろというのだろうか。
「秘密の範囲があいまい」「しかもそれは秘密」「行政の長が一存で秘密を指摘「チェック機関もない」…恐ろしい問題は何一つ解決されていないままだ。稀代の悪法が現実のものとしてはならない。危機感を抱く人々が昼前から国会前に集結した。
自営業者の男性(60代・東村山市)は営業を中断して駆けつけた。男性は原発反対運動にも携わっている。「今日はたまりかねて来た。このままでは“ 脱原発 ”も潰される」。
翻訳者の女性(50代・鎌倉市)は締切りを先延ばししてもらい参加した。「言論・表現の自由のように当たり前と思っていたことが、当たり前でなくなる。自分が戦わなければ、先人の苦労が無駄になる」。
スーツ姿に通勤カバンを手にしているのは、静岡から仕事を休んで国会前に来た男性だ。「子どもたちを守りたいだけ」。
皆、懸命だ。
昼休みを利用したサラリーマンなどが続々と永田町に詰めかけた。議事堂の外周を歩きこの目で確認したが、国権の最高機関は人間の鎖で確かに包囲された。
◇
human chain 国会を取り巻く人間の鎖 12月4日
公開日: 2013/12/04
「特定秘密保護法」は、「治安維持法」の復活とみなされる十分な根拠があります。
「治安維持法」ができたのが約九十年前の1925年、終戦が1945年、僅かこの20年間のあいだに、30万人もの人が思想犯として逮捕され、3000人も獄死したのです。歴史的事実として知っておきましょう。
さて「特定秘密保護法」の問題です。第12条のテロリズムの定義は、読み方によっては、現在且つ明白な危険を伴わずとも、「政治上その他の主義主張に基づき、国家もしくは他人にこれを強要」するとテロリスト。
例えば、憲法の非武装中立的平和主義をツイートで訴えただけで、法はこの人をテロリストと看做すことだってあり得るのです。事実上思想犯の復活と心配する声もあります。
が、本当に心配しなければならない事柄は、わかりますね、同調圧力のことでしょう。
公安による秘密保護法の適用がなくともですね、この法のかわりに、日常親しいあなたの隣人が、知ろうとするあなた、考えるあなたを監視し裁こうとするのが、「お上に逆らうな」の同調圧力の恐怖なんです。
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秘密保護法案、怒号の中“採決目前” :TBS
国会会期末まであと2日。特定秘密保護法案の審議が山場を迎えています。与党の強硬姿勢があらわになり、各方面の反発の声が強まっています。
4日、さいたま市で開かれた特定秘密保護法案をめぐる地方公聴会。法案に反対する人たちが公聴会の中止を求めて路上に寝転ぶなど、会場周辺は異常事態となりました。
6日の会期末を前に、与野党の対立は深刻な状態になっています。3日、特定秘密保護法案を審議する特別委員会の中川委員長は、野党側が反対する中、4日の総理出席の委員会開催を決定。さらに、重要法案の採決の前に行われることが慣例になっている地方公聴会をさいたま市で開くことを与党側の賛成多数で決めました。
そして、4日、野党側は特別委員会の冒頭、委員長席を取り囲み、地方公聴会をセットし直すよう要求。紛糾の中、審議が始まりました。
「内閣官房にインテリジェンスコミュニティーの事務次官級を中核とする『保全監視委員会』を本法案の施行までに設置をいたします」(安倍晋三総理大臣)
安倍総理は、秘密指定の統一基準を定めるため、「情報保全諮問会議」を設置するとともに、秘密指定の妥当性をチェックする「情報保全監視委員会」を法律の施行までに政府内に設ける方針などを初めて明言し、理解を求めました。(04日17:25)
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