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日本の全面譲歩で終ることになるTPP交渉
http://blog.goo.ne.jp/ichimurasan2006/e/2128ac30e238090e74309b89ca2bd6a2
★「天木直人氏の視点ー(2013/12/02)」★
TPP交渉に関する日米閣僚協議が物別れに終ったという。
よほど米国の要求が理不尽だったということだ。
だからフロマン代表と交渉にあたった日本の交渉団の代表である甘利明TPP担当大臣が次のような啖呵をメディアの前で切った。
「これ以上は1センチも譲れない」と。
しかしこれはウソだ。
最後は日本が一方的に譲歩させられて終わる事になる。
日本も頑張った、米国も譲歩した、と言い繕いながら、その実は米国の要求をすべて飲まされて終る事になる。
なぜか。
それはいまやオバマ政権にとってTPP交渉の妥結は最重要課題となってしまったからだ。
あらゆる政策が上手く行かず、そのうえTPP交渉さえもまとめられなくてはオバマ大統領の議会や国民の信頼はさらに失墜するからだ。
なぜ日本が譲歩しなければTPP交渉はまとまらないのか。
それは他の参加国が日米交渉を見守っているからだ。
日本が譲歩しないのなら自分たちもまた譲歩しなくていいとなる。
逆に日本がそこまで譲歩するのなら、自分たちも少しぐらい譲歩しなければいけないとなる。
つまり日本はTPP交渉妥結の鍵を握る重要な国にさせられてしまったのである。
日本が「これ以上1センチも譲れない」と最後まで言い張ってTPP交渉の妥結を妨げるなら、その時こそ米国が安倍政権に激怒する時だ。
そんなことは怖くて安倍政権はとても出来ない。
見ているがいい。TPP交渉は日本の全面的譲歩によって終る事になる。
◇
甘利経済再生相が突然の入院 今後の重要日程に影響も…
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20131202/plt1312021531001-n1.htm
2013.12.02 夕刊フジ
甘利明経済再生担当相が2日朝、体調不良を訴えて入院した。関係者は「検査入院」としており、入院期間は3、4日になる見通しという。甘利氏は「アベノミクスの司令塔」といわれ、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)担当相も兼務するだけに、体調が心配される。
安倍晋三政権のキーマンの入院は内閣府が2日発表した。甘利氏の事務所担当者は「通常の検査入院だ。急に体調が悪くなったり、倒れたりして入院したわけではない」という。ただ、入院が以前から決まっていたのか、急に決まったのかについては、「分からない」と答えた。
甘利氏は1日、米通商代表部(USTR)のフロマン代表と都内で会談し、TPPの関税協議をめぐる日本の重要5項目の取り扱いを協議した。会談では、甘利氏が「とにかく、これ以上は1センチも譲れない」と述べるなど激しい応酬が展開され、協議は物別れに終わっていた。
甘利氏はこのほか、政府が5日に策定する消費税増税時の経済対策の取りまとめ役であるうえ、7〜10日にシンガポールで開かれるTPP閣僚会合にも出席する予定で、準備作業が山積している。このため、入院が重要日程などの対応に影響を与える可能性もある。
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