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米国が民間機の計画提出を容認した本当の理由  天木直人 
http://www.asyura2.com/13/senkyo157/msg/252.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 12 月 02 日 00:07:01: igsppGRN/E9PQ
 

米国が民間機の計画提出を容認した本当の理由
http://blog.goo.ne.jp/ichimurasan2006/e/44f4c11b33ba03faea906b6c1bacee88
★「天木直人氏の視点ー(2013/12/01)」★ :本音言いまっせー


 米政府が民間航空会社が中国に対して飛行計画を提出することを容認したというニュースが飛び込んできた。

 驚いた各紙はいっせいにこれを次のように報じた。

「足並み乱れる日米」(東京)
「はしごを外された」(毎日)
「米の柔軟方針『寝耳に水』、真意つかめず困惑」(朝日)

 その一方で米政府は今回の発表に関し、「中国の防空識別圏を受け入れたことを意味しない」(サキ国務省報道官)と明言している。

 これはどういう事か。

 私の答えはこうだ。

 いずれそのことが分かるだろう。

 いずれどこかのメディアが書くだろう。

 結果的にはそういうことになったが、決して米国政府が日本に対し意図的にはしごを外したわけではない。

 ましてや米国が中国に譲歩した、米国がぶれた、というわけではない。

 これは米国民間航空会社が米国政府より強かったということだ。

 米国民間航空会社が米政府に提出を認めよと迫り米政府がそれに従ったのだ。

 顧客に危険をさらすようでは営業を損ねるから安全を優先させてくれと注文をつけ、米政府はそれもそうだと譲歩し、
しかし民間航空機の飛行計画提出容認は米国政府の方針には影響を与えるものではない、
と中国政府にメッセージを送ったというのが本当のところである。

 これは日本の対応と対照的である。

 つまり顧客の安全を優先して飛行計画を一旦は提出した日航や全日空ではあったが、お上の日本政府がオレの顔に泥を塗るのか、
それは日本政府の方針を損なうものだと怒って民間企業に撤回を求め、お上に逆らうとろくなことはないと民間企業が引き下がったのが日本だ。

 これに対し米国は、営業を害するような措置を政府がとることは許さないとする米国民間企業と、
その民間企業の声に従わざるを得ないと考えた米国政府が、自らの方針とは異なる民間企業の声を優先させたのである。

 このような事はこれまでも散々我々は見てきた。

 このような事例を見るたびに日本は非民主的な国だと思う。

 米国という国が日本より優れていると思い知らされる。


 

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コメント
 
01. 2013年12月02日 00:14:00 : SrmPqLSMME

商の論理が国家の論理を超えたアメリカこそ、くだらない

商が国家に従った日本こそ、当たり前の国家だ。

  守銭奴企業の自由をなにするのが民主主義ともっては困りまつ。


02. 2013年12月02日 00:19:54 : oDusd8sydE
いやそれはちょっと違う
思い出してみよう
オバマがシリア爆撃を言い出した時の事を
あの時も突然に発言をひっくり返して爆撃をやめる事に成った
その時の良い訳が議会の承認が得られないからと

今回も同じ
方針をいきなりひっくり返して
その言い訳として
民間航空機の安全の為と言ってるだけ

そしてもう一つ絶対に忘れてはいけないのは
米中間には日中間と違って緊密で多様な外交チャンネルがあるという事
だから水面下で常に駆け引きが行われている
米国の行動が唐突に見えるのは
この水面下の動きが
日本からはまったく見えないからだ


03. 2013年12月02日 00:24:11 : AVCzW2K2rQ
>01様
その守銭奴企業のとやらのお金に目がくらんで、
吸い付きくっ付いているのが国家でしょう。
真の守銭奴は国会議員、官僚です。
彼らは、守銭奴企業からも吸い取るだけでなく
国民からも薄く広く気付かれないように吸い取っていますよ。

安全を求めていなかった企業が東電。


04. 2013年12月02日 00:25:34 : oDusd8sydE
あ、それと
バイデンが日本に来るけど
お金の無心に来るだけだからね
まあ、また十兆円位米国債を買って
その代わりに日米同盟は緊密であるとか何とかの
中身の無いリップサービスを言ってもらう
まあ、そんなとこだな

05. 2013年12月02日 00:43:52 : oDusd8sydE
あ、いけね、もう一つ
この背景には
日中間の争いの巻き添えに成るのは真っ平だと言う
アメリカ人全般の思いが有るのは確か
つまり日中間の争いなのに
一般のアメリカ人が巻き添えで犠牲に成ったりしたら
アメリカの政権は国内からもの凄く批判されちゃう訳で
まあ、それを避ける為なのも理由の一つだと思うよ

06. 2013年12月02日 01:25:20 : 0TFORl4BPk
米、韓国防空圏拡大に反対 韓国紙報道
2013.12.2 01:03

 韓国紙、ソウル新聞は2日付早版で、韓国政府が自国の防空識別圏を拡大し、中韓両国が管轄権を争う暗礁、離於島(中国名・蘇岩礁)の上空まで含める方針を固めたことに、米国が反対していると報じた。ワシントンの外交消息筋の話としている。

 米国は中国の識別圏設定を、一方的な現状変更だと批判している。韓国の識別圏拡大を認めれば、米国が中国の識別圏設置に反対する大義名分がなくなると同筋は指摘。米国の承認なしに韓国が独自に識別圏を拡大することは事実上不可能なため、報道が事実であれば、米韓の外交摩擦に発展する可能性がある。

 韓国大統領府は1日に拡大問題を協議する国家安保政策調整会議を開催したが、大統領府高官は記者団に内容を一切明らかにしていない。(共同)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/131202/kor13120201030000-n1.htm


07. 2013年12月02日 01:28:45 : Qr8IH9PYjc
最初にコメントする奴っていつも的外れで馬鹿っぽいのはなぜかな

08. 2013年12月02日 02:57:38 : 4ZVHnBbFFw
TPPとはアメリカのヤクザ企業の戦略で、アメリカ政府はそのマフィアどもが入りこんでいるのだ。

そんなアメリカんやることを大したもんだと褒めている天木とは、大ウツケ以外の何者でもない!


09. 2013年12月02日 05:11:36 : xxpM7jkFPI
『<天木先生>、失礼ながら、読み違ってるんじゃぁありませんか?これはさぁ、明らかに、<中・米>合作・八百長・牽制合戦なんですよ?』

<02〜oDusd8sydE氏>の見立てがほぼ「正解」だって、オイラも見てる。
(但し、<シリア爆撃問題>の因果関係はちょいと解釈が異なるが…)

そもそも論として、極東アジアの「防空識別圏」は<韓国>も<日本>も<駐留アメリカ空軍>が策定したものを、’60年代と’70年代から、“継承”してるだけのものなのさ。
だから、<中国>は「防空識別圏」設定交渉を数年来<アメリカさま>とだけ水面下でやってきた。
で、<アメリカさま>は、国際法上は是認せざるを得ないし、二国間関係(<中国>に莫大な借金をしてるし、大消費市場を<尖閣>ごときで放棄出来るはずもない…)からいっても、弱みを握られて居るんだよ。
結果として、<中国>は<アメリカさま>の了解を取り付けた上で、国際的に宣言しただけのことなんだよ。(その間、シーレーン確保を名目に、相互の腹の探り合いも含めて「米・中合同演習」だってやってるんだよ?<バカメディア>は都合が悪いから、殆ど報道しないけどね。)
殆どの人が、無知か意図的かは知らないが、“防空識別圏”と“領空”を混同しているとしか思えない。“領空”に入る・通過する為には、当該国の「許可」が前もって必要なのである。これに対して“防空識別圏”は公海上の空域に設定し、“無許可の領空侵犯”を予備的に防止するものであるから、「飛行ルートの申請」だけでいいわけで、「許可」の範疇の外なのである。
世界中の「民間航空機」はこのルールに従って行き来している。
だから、「民間航空機」に対して<中国>の防空識別圏だけを無視せよ!と「国」が強制することは、法原理的に“出来ない”のである。

“防空識別圏”とは、極めて軍事的な“テリトリー意識”の愚かな産物であり、将来的には“不必要な無駄”ってわけさ。
付言すれば、首都圏の空域を<横田基地>に管制されている<アメポチジャパーン>が、何を偉そうに<中国>に刃向かえるんだい?自主独立してから言え!って突っ込まれるぜ?


10. 2013年12月02日 05:50:17 : KmCDNFn4Xw
まず
一民間企業に頭が上がらないのは良い事とは言えないな
その最たる例がTPPだし、もっと大きく捉えればコーポラティズムだ

実際、ジョブズは、オバマを脅した事がある

===
ジョブズ氏はオバマに「イライラ」だった
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20111022-853462.html
伝記によると、ジョブズ氏がオバマ大統領と会ったのは10年秋。米国では中国より規制が厳しいため、製品の生産コストが高くつくとの不満を伝えた。

 オバマ氏は前回大統領選時に「イエス・ウィー・キャン(わたしたちはできる)」との合言葉を繰り返したが、ジョブズ氏は伝記の執筆を依頼したウォルター・アイザックソン氏に「オバマ氏は(面会時に)やり遂げられないことの理由ばかり説明し、イライラした」と語ったという。
===

これはアメリカの、ただでさえ問題のある労働市場を、もっと破壊しろって言っていることと等しい
それでなくてもアップルの新興国での搾取は目に余る

予断だが、彼はクリントンやゴアと並び超ビッグなデッドヘッズといわれているが
グレイトフルデッドの音楽ファンである自分としては、どこで魂を捨てた?と言いたい
======================
まあそれはいいとして

俺も米中の茶番だと思うけど
茶番でなかった場合も考えてみよう

簡単な話だよ
これからバイデンが中国にいくんだよ?

そんなときにチキンレースしてても、アメリカに得はない
副大統領が出向いて、何の進展もありませんでしたじゃバイデンの面子が立たない
だからまずは一歩譲る

これは、ごく普通の外交戦術だよ。大国同士のね

だから、どういう理由からでも、航空会社から言われてってのが一番の理由には成り得ないんだよ


11. 2013年12月02日 07:15:15 : FkrIjc28rM
天木さんの今回のエントリーはダメダメだな
ダメリカの真意がまるでわかっていない
支那の既成事実化に協力してんだよダメリカは

12. 2013年12月02日 14:25:36 : c8uYroBnUM
>>01
そうそう。わかってるね。
目指せソ連。  商を捩じ伏せ国家統制!

パラダイスが見えるだろ?


13. 2013年12月02日 16:58:43 : JtW399YiA2
政府に対する訴訟回避目的。

ニアミスの場合でも、
 利用者による米航空会社敬遠。
 訴訟 航空会社 -> 政府 = 政府敗訴
 多額の賠償金 政府 -> 航空会社


14. 2013年12月03日 10:20:24 : 7a485pUwzQ
日中間が芳しくない。
その源はそんなに遠い昔ではない。
日中国交正常化40周年の開催が待たれる矢先の出来事だった。
(これがどれほど両国にとって大事なイベントであったのかは省略する)

しかし、尖閣をクローズアップして尖閣を棘に替えたものがいた。
その棘を強引に中国に向けて日中の絆をズタズタに切り裂いた。
民主党政権下でのことであった。
その流れを起点として現在まで続いている尖閣問題は、本来透明であるものに強引に色を塗りたくっている状態である。

日中正常化は39年間順調に推移していた。
これによって両国はそれなりの満足を享受していた。
日中両国の国民感情も徐々に開放されていった。
しかし、尖閣一本の問題で全てをひっくり返してしまった。
日中正常化時に先人が示していた知恵を蔑ろにしたものがいる。
これらのことをやった勢力とは、阿修羅の方はお分かりだとおもう。

一連の出来事は、尖閣を利用した勢力が日中間に楔を打つことであり、対米隷属の国是を何としても死守する勢力の巻き返しである。
両国の国民はこれ以上の損害を被ることがないよう協力して事態の鎮静化を図るべきだ。


15. 2013年12月03日 19:42:02 : OEYR9nWPEw
万が一中国がアメリカ民間機を撃墜したときに遺族から要求される損害賠償が怖いだけなんだろうと思う。

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