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2013年11月30日 東京新聞朝刊 こちら特報部:ニュースの追跡
安倍の「読売新聞会長室は特定秘密」発言に政官民の馴れ合いが滲み出る?
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2013.12/01 ハイヒール女の痛快日記
はじめまして!東京ルミックスです。
ピンヒールで竣工パーティに行き壁に穴を開けた?!
昨日の東京新聞朝刊に、首相危ういジョーク「読売新聞会長室は特定秘密」 軽口は転落の第一歩「調子乗りすぎ」と見出しが踊っていた。それによると、安倍首相の東京・大手町の読売新聞東京本社ビルの竣工パーティーでの挨拶のことだという。
そのパーティーは28日、地上33階、地下3階の新社屋で開かれた。9階の編集局フロアに設けた会場は、「ナベツネ」こと渡辺会長はもちろん、中曽根康弘元首相や森喜朗元首相、御手洗冨士夫・キヤノン会長兼社長ら政財界の要人約900人で埋まった。挨拶した安倍は、ナベツネ氏の部屋の場所を同社関係者に尋ねた際に「それは秘密です」と返答されたエピソードに触れ、「会長室の場所は読売新聞の特定秘密だ。恐らく30階以上であるのは間違いない」と軽口をたたいた。
この記事で、まず第一に思うのは、読売新聞は巨大報道機関というより、政官民の癒着をとりもつ中心企業のようである。なにも、政界と喧嘩をしろというのではないが、体制を常に監視してその暴走を止めなければならないマスコミが、広告のお得意様の財界と、本来なら「特定秘密保護法」廃案で対峙しなければならない体制側トップを招待して、呉越同舟の場を提供するなんて、まるっきり幇間そのものだ。
これでは、御用新聞と言われても「お説ご尤も」と認めるしかないのだ。
ツーか、さすが読売新聞だ。新聞社であっても資本主義の日本で成立しているのだから営利事業である。経済は付いて回るのは当然だが、33階建てのタワービルのお披露目に、政財界の要人たちを招待するとは豪勢なもんである。ナベツネが権勢ぶりを示したいのか?何が目的なのか?まあ、庶民にはどうでもいいが。
世論誘導の王様である読売だから、途轍もない違和感を感じてしまうのだ。
第二に感じるのは、安倍は相変わらず幼稚というか知能程度低過ぎじゃん!ということだ。特定秘密保護法の廃案を求めるデモが連日国会前などで行われている最中に「会長室の場所は読売新聞の特定秘密だ」の発言は、法案に引っかけた「ジョーク」らしいとあったが、
空気を読めないというより、政治家としての資質ゼロ。
確かに圧倒的数の力でどんな法案を出しても成立は可能なので「調子乗りすぎ」もあるだろう。しかし、良識ある国民目線から見ると、どんな状況にあっても、言っていい冗談と、間違っても言ってはいけない冗談があるのだ。こんな男に日本を任しているのだから危険極まりない。「情熱と冷静のあいだ」という本があったが、
マジに安倍は「病気と狂気のあいだ」を行ったり来たりしているのだ。
東京新聞を除いて、この発言を簡単にスルーしたところを見ると、この発言で首相の座に影響はないだろう。真逆にここに集まった連中は、このTPOを無視した阿部の挨拶に、何も違和感や不愉快さを感じてない馴れ合い連中という証拠でもある。特にマスコミは特定秘密保護法案が衆院通過後に漸く反対の論調を強くしているが、穿った見方をすると、
成立を視野に入れたミエミエの予定調和ではないのか?
良識ある国民目線から見ると、と書いたが、その目線でさらに俯瞰してみれば、ズブズブの仲間同士が、既得権益の供与を互いに配分しているとしか思えないのだ。政界はもっと強大な権力を、官僚はもっと所属する機構の権益を、そして、企業はもっと利益の出る構造化を求めて。ああ、馬鹿らしいったらないわ。
結局、同じ穴の狢同士が集まって楽しく過ごしたってことね?
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首相危ういジョーク 「読売新聞会長室は特定秘密」(東京新聞 こちら特報部)
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