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会見を重ねても深まる疑惑。猪瀬知事の心中は
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20131130/dms1311301450007-n1.htm
2013.11.30
東京都の猪瀬直樹知事(67)への批判が、日増しに強まっている。医療法人「徳洲会」グループから5000万円を受け取っていた問題で、“身内”からも都政からの退場を求める声が出始めた。猪瀬氏と同窓の信州大学出身で、パフォーマンス学心理学専攻の佐藤綾子・日本大学芸術学部教授は「信州男児としてきっぱり自分で線を引いてほしい」と発言。猪瀬氏を擁護する声はなく、まさに四面楚歌状態だ。
「ウソつき!」「筋道を通せ!」
騒動後、初となった29日の都議会。猪瀬氏は、所信表明の冒頭で「深く反省しているが、見返りに便宜を図ったことは一切ない」と述べて深く頭を下げたが、容赦ないヤジが浴びせられた。
その後の定例記者会見は一度「見送る」とした意向を撤回して実施。5000万円を受け取った理由について「(都知事選への出馬を控え)これから先、副知事を辞め、作家活動もできないとの不安があった」と従来の釈明を繰り返し、約30分で打ち切った。
こうした猪瀬氏の対応に厳しい目を向けるのは“他人”だけではない。
「100%本当のことを言っているとは、到底考えられない」
こうバッサリ斬り捨てるのは、信州大で猪瀬氏の1年先輩にあたる佐藤氏。佐藤氏は50人近い政治家に自己表現法を助言してきたエキスパートで、29日の会見での表情からも不可解な点がうかがえると指摘する。
「相手(記者)の目を見て聞いて、目を見て答えることができていない。うつむいているが、上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん、上瞼の筋肉)が動いている。下を見ることは防御心の表れで、上眼瞼挙筋が動くのは答えの内容を考えている証明。真実ならば何万回質問されても答えは一つのはずで、質問の答えを考える必要はない」
佐藤氏と猪瀬氏は在学中に親交はなかったが、卒業後は、猪瀬氏から著書が送られる仲に。
当時から猪瀬氏は出世心が強かったようで、「まだ作家としてデビューする前だが、ホテルの廊下であったときに『お互い偉くなるでしょうね』と言われたことが忘れられない」(佐藤氏)
1987年に「ミカドの肖像」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。2002年には「道路公団民営化推進委員会」の委員となり、改革の旗手ともてはやされた。
「正義感が強く、おべんちゃらも言わない。いかにも堅い信州人というイメージを持っていた」(同)というが、1997年に副知事に就任してからは、その人柄にも疑問を感じるように。「会見などで自分のほうが相手より数段上という表情をする。人間の真は一貫性があって信用できるもので、本当の正義感があれば急に偉ぶるようなことはない」と話す。
「江戸時代の儒学者、佐久間象山先生の出身地でもあり、信州人は正義感の強いことが誇り」と前置きしつつ、同郷の猪瀬氏にこうメッセージを送る。
「100%本当のことを説明したうえでおわびをし、辞意を表明すべきだ。もし社会が新生・猪瀬を求めるならば、もう一度知事をやればいい。辞めるか、辞めないかは社会が決めること」
身内からも三くだり半を突きつけられた猪瀬氏。「針のむしろ」を脱出するには、出直すしかないのか。
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