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「特定秘密保護法案 目立つずさんな答弁 野党「国民は不安」
特定秘密保護法案の参院審議で、政府側のずさんな答弁が目立っている。法案を担当する森雅子内閣府特命担当相は発言撤回や修正を繰り返す一方、特定秘密の妥当性を監視する第三者機関の在り方など重要な論点をめぐっては具体的な見解を示すのを避け続ける。野党側は「国民の不安は深まるばかりだ」と批判している。
「答弁がいつも変わる。無責任だ」。民主党の福山哲郎元官房副長官は29日の参院国家安全保障特別委員会で、答弁の修正を重ねる森氏をこき下ろした。森氏は「これまで委員会審議で答弁を変えたことはない」と強弁したが、揺れる発言は覆い隠せない。
森氏は28日の特別委で、記者ら報道関係者と接触する場合の公務員の規範新設を検討すると表明した。現在の国家公務員倫理規程に記者らとの接触に関する定めがない現状を踏まえ、改正も視野に入れた発言と受け止められた。
新たな規範ができれば公務員側が報道機関の取材に萎縮する恐れは拭えず、取材の自由や国民の「知る権利」侵害につながりかねない。政府内では28日夜に「あり得ない」(官邸筋)と打ち消す声が相次いだ。
森氏は29日午前の記者会見で規範新設を検討するとした発言を撤回。ところが福山氏が午後の特別委で真意をただすと、森氏は再修正して規範の新設検討に含みを残し、発言を二転三転させた。
特定秘密保護法成立後に「特定秘密」指定の在り方など制度の見直しを検討するとした自身の過去の答弁も追及され「一般論として申し上げた」とかわすのがやっとだった。
与党と日本維新の会の修正協議で法案付則に盛り込んだ「第三者機関」に関しては具体性を欠いた“逃げ”の答弁に終始。森氏は28日の特別委で「必要であれば、法的措置を講じる」と述べるにとどめ、設置時期などは明言しなかった。
防戦一方の森氏を見かねた与党議員から助け舟が出される一幕も。自民党の宇都隆史氏は「野党の厳しい追及はあるが、森氏は答弁を頑張ってほしい」と擁護した。」
http://www.47news.jp/47topics/e/248057.php
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