http://www.asyura2.com/13/senkyo157/msg/150.html
Tweet |
「最高裁と民主党上層部を繋ぐ接点」(EJ第3683号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/381353787.html
2013年11月29日 Electronic Journal
「民主党悪徳10人衆」といわれている人たちがいます。その
10人とは、当時の民主党の次の政治家です。
―――――――――――――――――――――――――――――
藤井 裕久 岡田 克也
渡部 恒三 前原 誠司
仙谷 由人 枝野 幸男
菅 直人 安住 淳
野田 佳彦 玄葉光一郎
―――――――――――――――――――――――――――――
これらの10人衆は、3年4ヵ月の民主党政権で、首相、副首
相、官房長官、財務大臣、外務大臣、国土交通大臣、経済産業大
臣、幹事長、政調会長などの要職をたらいまわしで歴任し、民主
党政権を再起不能の状態に貶めたA級戦犯です。
このうち、既に藤井裕久、仙谷由人、渡部恒三の3氏は政界を
退いたり、2012年の衆院選で落選したりして、姿を消してい
ますが、残りの7人衆は依然として現在も民主党議員です。彼ら
が小沢氏率いる自由党を受け入れたのは、あくまで政権交代を果
たすためであり、小沢氏の力を利用しようとしたのです。
偽メール事件でガタガタになった民主党を代表に就任して立て
直したのは小沢氏です。小沢代表は民主党議員に選挙のいろはを
教え、選挙で次々と勝利し、2007年の参院選では与野党逆転
を成し遂げて、着実に政権交代へと民主党を導いたのです。
しかし、実際に政権交代が実現すると、10人衆は次の計画と
して政権交代の最大の功労者である小沢氏を政権から遠ざけよう
と画策します。「幹事長をやっているじゃないか」と反論する人
も多いですが、これは鳩山首相の強い推薦があったのと、幹事長
といっても、内閣の政策に関与させない党務と選挙に権力を限定
した幹事長でしかなかったのです。「もし政権を取ったら、幹事
長も国務大臣として内閣に参加する」ことを申し合わせていたに
もかかわらずです。
小沢氏はそれでも2010年の参院選に勝利しなければ民主党
の政策は実現できないと考えて、文句をいわずにその限定的幹事
長を甘んじて引き受けたのです。
当時の民主党で政権与党の要職の経験のある政治家は小沢氏だ
けであり、その小沢氏を内閣から遠ざけたのですから、民主党の
政権運営は稚拙を極め、衆議院の4年の任期を全うできないまま
解散に追い込まれ、あっさりと自民党に政権奪還を許してしまっ
たのです。国民と約束したマニュフェストに真剣に取り組まずに
簡単に投げ出し、やらないと明言していた消費増税をこともあろ
うに宿敵自民党・公明党と組んで実現させるという犯罪にも等し
い国民への裏切りをやったのは、この10人衆です。
これら10人衆は、自民党の麻生政権が仕掛けた「小沢謀殺」
の片棒を担いでいることは間違いがないのです。なぜなら、第5
検察審査会は、小沢氏への起訴議決を当初の予定を変更して、わ
ざわざ民主党の代表選の当日に変更しており、最高裁と民主党は
間違いなくつながっていることは確かです。
これには、ある事件がきっかけになったものと考えられます。
ある事件とは何でしょうか。平野貞夫氏は、自著で次のように書
いています。
―――――――――――――――――――――――――――――
(2010年の)参議院選挙に惨敗した菅・仙谷政権は、この
時期に始まった東京第五検察審査会の第2回目となった小沢氏
の審査に、政権延命のためにも強い関心をもったことは想像に
難くない。検察審査会による強制起訴の議決日が代表選と同日
で、発表が20日後であった不自然さ、また議決内容の違法性
など、審査会の活動全体について、菅・仙谷政権のかかわりが
あったという情報がある。その疑惑が究明されなければ、わが
国は法治国家とはいえない。そして、小沢起訴を議決した第五
検察審査会についてはさまざまな疑惑が指摘されている。審査
員の選び方、補佐弁護士の選任に正当性があるのか、審査会が
適法に開かれたかどうか、適法に議決が行われたかどうか。こ
れらの一連の出来事のなか、第五検察審査会で何が起こってい
たのか。最も重大な疑惑は、法曹界の大物・元最高裁判事で、
元法務省官房長の香川保一民事法情報センター理事長の「刑事
事件」となるべき金銭スキャンダルである。これを、なぜ、誰
がモミ消したのか。そして、最高裁と法務省に絶大な「貸し」
をつくつたのは誰か。その「貸し」をどう悪用したのか。この
究明は国会でもまったくなされていない。
──平野貞夫著/ビジネス社刊
『新説/小沢一郎謀殺事件/日本の危機は救えるか』
―――――――――――――――――――――――――――――
この事件はほとんどの人が知らないはずです。2010年4月
のことです。民主党による事業仕分けの事前調査で、とんでもな
いスキャンダルが発覚したのです。調査が入ったのは法務省が所
管する社団法人「民事法務情報センター」で、その理事長の金銭
スキャンダルが発覚したのです。
この社団法人の理事長が香川保―氏です。香川氏は、最高裁判
事や法務省官房長などを歴任した法曹界の重鎮だったのです。問
題はこの香川理事長が何をやったかです。香川理事長はセンター
から無利子・無担保・無制限で1500万円の融資を受けていた
ことや、理事長の報酬を月額50万円から100万円に引き上げ
ていたことなどです。
それだけではないのです。このセンターの敷地内に香川理事長
をトップとする弁護士事務所を設置していたのです。このことが
公になると、このセンターを所管する法務省が責任を問われるの
はもちろんのこと、元最高裁判事の犯罪として理事長が刑事責任
を問われる事態になります。
菅政権は卑劣にもこの事件の幕引きを図り、最高裁と法務省に
大きな「貸し」を作り、最高裁と連携して小沢氏を強制起訴に追
い込んだのです。 ─── [自民党でいいのか/105]
≪画像および関連情報≫
●時の政権と司法が取引して国家的モラル崩壊を拡大
―――――――――――――――――――――――――――
小沢氏の検察審査会による「強制起訴」は、民主党政権の有
力閣僚が関与していたとの情報がある。この問題は、統治権
力の腐敗として究明されなければならない。情報の要点を説
明しておく。
(1)平成22年4月13日、民主党による「事業仕分け」
で、法務省所管の「事前調査」が行われた。その時社団法人
「民事法情報センター」の香川保一理事長の金銭スキャンダ
ルが判明した。
(2)香川氏は最高裁判所判事、法務省官房長や民事局長な
どを歴任し、最高裁と法務省のパイプ役として戦後活躍した
大物法曹人であった。
(3)同月16日、衆議院法務委員会で事業仕分けの事前調
査を行った民主党委員が、この問題を採りあげ、千葉景子法
務大臣に質疑を行った。それが読売新聞に小さな記事として
報道された。
(4)この問題は、香川元最高裁判事が刑事責任を問われる
可能性があること。また、法務省の監督責任を問われること
になるので千葉法相は対応に悩み、政権幹部に相談すること
になる。
(5)連休明けの5月8日のことである。社団法人「民事法
情報センター」は突然解散し、多数の有料会員や利用者を困
惑させた。この問題は、単なる社団法人の不詳事件として処
理されるべきことではない。元最高裁判事・元法務省官房長
や民事局長などを歴任した香川保一理事長という法曹界の重
鎮の刑事責任や社会責任をもみ消し、不問にした千葉法相の
責任は重大である。千葉法相ひとりの判断で決めたことでは
なく、民主党政権の弁護士資格を持つ有力閣僚の動きがあっ
たとの情報があり、真相の究明が必要である。
「日々坦々」/http://bit.ly/wr9I4R
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK157掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。