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自民党も距離を置き始めた/(C)日刊ゲンダイ
“猪瀬切り”着々 自民党が画策する1・19都知事選
http://gendai.net/articles/view/news/146242
2013年11月27日 日刊ゲンダイ
弁解すればするほど、墓穴を掘る――。猪瀬都知事はもはやアウト。“後ろ盾”だと思っていた自民党では、見放すどころか都知事選日程まで囁かれ始めた。最速でズバリ、年明け「1・19」だ。
■名護市長選とダブル
25日、都庁隣のホテルで開かれた東京選出の菅原一秀衆院議員のパーティー。挨拶に立った麻生財務相はいきなりこう切り出した。
「すごい人ですね。菅原さん、都知事選出馬ですか」
もちろんブラックジョークだが、これがいまの自民党の空気だ。党本部は、昨年の都知事選で猪瀬に「推薦」を出していないことをあらためて確認するなど“猪瀬切り”を着々と進めている。
29日から始まる都議会で、自民党は「この問題に重大な関心」「都民が納得できる説明がなされていない」という厳しいスタンスで追及する見通し。すでに共産党が百条委員会設置を提案しているし、猪瀬が火だるまになるのは確実だ。疑惑知事の下では、年明け2月からの来年度予算審議や五輪組織委員会発足など重大行事も進まない。そこで自民党が模索し始めたのが、来年1月19日の都知事選だ。
「この日は米軍普天間基地移設で揺れる沖縄県の名護市長選の投票日です。名護と東京のダブル選挙になれば、より盛り上がるし、カネや人材を両選挙に集中投下して、自公勝利の流れをつくれる。苦戦しそうな名護市長選にも有利に働くでしょう」(自民党関係者)
都知事選は選挙期間が3週間と長く、この日程だと告示日は12月29日。正月をはさんだ選挙戦となるが、「告示日と投票日が年をまたぐ日程に、特別な禁止規定はありません」(総務省選挙部管理課)という。
もっとも、猪瀬を辞任に追い込まなければ、都知事選は実現しないが、一方の猪瀬周辺でも“出直し論”が囁かれ出した。26日夕方までに都庁に寄せられた電話やメールは499件で、そのうち9割が批判だった。大逆風を乗り越えるには、いったん辞任して再選挙であらためて都民の信を問うしかないというわけだ。
「かつて高知県の橋本大二郎知事は、後援会関係者から1億円を借りたとする問題で百条委員会を設置され、辞職勧告決議案が可決、辞任した。しかし出直し選挙に再び勝利し“みそぎ”を済ませた。猪瀬知事もこのパターンを狙うんじゃないかというのです」(都庁関係者)
自民党がポスト猪瀬に誰を擁立するのかだが、猪瀬を再選させるほど、都民はバカじゃない。
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