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たかがアベ一匹にかくも簡単に壊される大切な国家の根幹 (生き生き箕面通信) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/829.html
投稿者 笑坊 日時 2013 年 11 月 26 日 07:19:33: EaaOcpw/cGfrA
 

http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/d91d7868503bedd208be256d30e89417
2013-11-26 07:16:04

 日本の民主主義は本日11月26日をもって、ご逝去させられます。民主主義の根幹である主権在民の息の根が止められ、国民主権は死亡通知を出さざるを得ません。代わって立ち現れる「官僚主権国家」。

 安倍首相は、みんなの党との修正協議が整った段階で、今国会での特定秘密保護法の成立を確信したことでしょう。自信をもって、「成立させる」との意思を固めることができたはずです。「審議を尽くし、”民主主義”のルールにのっとって採決した」という口実が成り立つからです。

 特定秘密保護法案は本日午前の特別委員会では委員長の職権で審議を打ち切り、採決して可決。午後の衆院本会議で、これまたあっさりと可決。参院に送られ、ここでも型どおりの審議の末、委員長、議長の職権で採決、可決の運びです。民主主義は、形だけで、国会は政権のしたい放題を追認する儀式の場と化すのです。

 それを許してしまったのは、私たち有権者がぼんやりしていたからです。「お任せ民主主義」の当然の帰結といえます。

 「お任せ民主主義」の隙をつけば、安倍という大した識見もない男にも、こうも簡単に国の根幹を変えることができる。国民主権という国家の根幹が、官僚主権という形に根底から変えられてしまう。

 民主主義は、それを支える大衆自身が普段の努力を欠くようなら、たちまち「衆愚政治」に陥ってしまう。これを地で行っているのが、今の私たちの日本ということになるようです。残念ながら。

 この法律が実際に運用されるようになれば、ブログも監視と対象になります。インターネットの言論空間はもともと権力側の道具という側面を持っています。事実、中国などでは、政権にとって都合の悪い書き込みは直ちに閉鎖もできるし、書き込みをした人間を逮捕・拘留もできるツールです。

 いつ、何の罪で逮捕・拘留されるか分からない不気味な社会。当然、言論が委縮します。それ自体が政権の狙いでもあります。突然逮捕されることがないよう、危なさそうな内容は発信しない。ネット空間から政権に都合の悪い言論を労せずして消すことができるのです。

 昨日の福島県で行われたこの法案に対する地方公聴会で、自民党推薦の意見陳述者を含め7人全員が「法案に反対」を陳述しました。しかし、そんなことは一顧だにせず、本日押し通す。こうしたことが、さらに当たり前に行われるようになります。

 繰り返しますが、私たちがぼんやりしていた結果です。日本の民主主義は、どん底から立て直すしかないようです。もともと自分たちの手で勝ち取らなければ魂のこもった民主主義とはならないのだから、腰を据えて努力しましょう。今度こそ本物の民主主義を私たちのものにするために。


 

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コメント
 
01. 2013年11月26日 09:19:11 : BIgfJMRMNE
やられたらやり返す。
安倍に対して国民による10倍返しだ。
選挙の時は覚悟しておくんだな。安倍は。

02. 2013年11月26日 10:08:19 : uIFYswuRcw
今、国会中継やってます。
日本を取り戻すのではなく戦前を取り戻したい。
もう一度戦争をしてアジアで勝ちたい、おじいさんの望みを果たしたい、とか思っていたりして。頭の中がお花畑。
この法案が通ると、次は徴兵制。国民は国のための道具であり、人間ではない扱いを受けるであろう。言うことを聞き、生き延びるしかない?
この道に走っていくと、いつか来た道。

野党はしっかりしろ


03. 2013年11月26日 12:04:09 : BIgfJMRMNE
国会(とりわけ野党)が無力なら、国民が立ち上がるしかないだろう。
安倍は外出歩くときは襲撃に気をつけるこった。
SPの多い米大統領ですら至近距離から襲撃できるからな。レーガンみたいに。

04. 2013年11月26日 13:38:42 : Un6heX4IUI

村山内閣の時からとっくに壊されていますが?

何故か安倍内閣で壊されたかのようなすり替え表現


05. 2013年11月26日 15:46:04 : sJpBc5OLNQ
たかがあへ一匹だけど、他にも日本を平気で売る政治屋、官僚、役人
読売やNHKなど大メディア

最高裁から大手マスゴミまで、まともな権力が一つもない


06. 2013年11月26日 19:21:04 : Ps2QyVszno
つか、日本は民主主義じゃないんだけどね、沖縄の民意を無視し続けてきた国が民主主義とは笑わせる
米国様から与えられた偽装民主主義なんだよ、もっと深く考えてね。

07. 2013年11月27日 10:57:06 : sy9aFtnJag
所詮アメリカの植民地。ここまでくればもうアメリカの日本州にしてもらった法が解りやすい。

08. 2013年11月27日 13:20:16 : 6ysgzDvBkI
総選挙を要求しましょう!

打倒安倍政権


09. 2013年11月27日 14:12:08 : qF4T1YwunA
■「秘密保護法」は憲法21条(表現の自由)を殺すナチスの「全権委任法」だ!

麻生副総理が「ナチスに学べ」と言って安倍・麻生政権の長期独裁政権を目指している。

しかし、その背後には官僚機構という"怪獣"がいる。

これを小室直樹先生の言葉(『痛快!憲法学』より)を借りて確認する。

●「国家は無敵の怪獣"リヴァイアサン"だった!」(小室直樹)

ここには次のように書かれている。

−−−−−(P31から引用しますが下記の( )内は私の追記です)

国家権力が自由に動きだしたら、それをくい止める手だてはありません。

何しろ近代国家には軍隊や警察(や検察それに司法)という暴力装置がある。
また人民の手から財産を丸ごと奪うこともできる。さらに国家の命令一つで、人民は徴兵され、命を洗浄に投げ出さなければならない。

こんな怪物を野放しにしておいたのでは、夜もおちおち寝ていることはできないでしょう。

(略)

そこで法律や制度でぐるぐる巻きにした上に、更に太い鎖をかけることにした。それが憲法というわけです。

−−−−

しかし小室先生は「日本国憲法は生きているか?」と問います。

憲法は死ぬことがあるというのです。

よく知られた例は「ワイマール憲法」です。

「ワイマール憲法」は当時「世界で最も進んだ憲法」と言われていたが、ヒトラー率いるナチスの「全権委任法」によって"殺された"のだと言います。

今回の「秘密保護法」にしても対象とする秘密の範囲を政府が広範に恣意的に決められるようになっていることが問題視されている。

「秘密保護法」によって憲法21条の「表現の自由」(それと一体の「知る権利」)が有名無実にされてしまう、即ち憲法21条が"殺される"ということです。

言ってみれば「秘密保全法」は憲法21条に関する「全権委任法」なのです。

麻生副総理が言った「ナチスに学べ」の通り事は進んでいると言えます。

このように政府とはその権力を果てしなく拡大することを目指す恐ろしい「怪物(リヴァイアサン)」であるのです。

●「今や司法・行政・立法の3権は官僚たちの私物と化した」

−−−−−−−(同書13章より引用します)

霞ヶ関のエリート官僚たちは、議会を乗っ取って議員たちの代わりに法律を作り、また内閣を乗っ取って、首相や大臣の代わりに政策を決定している。(略)

しかし、彼らの横暴、越権はそれだけに止まりません。彼らは司法権力をも自分のものにしている。つまり、司法・行政・立法の三権は全て彼らの手の内にあるのです。

まさに官僚は戦後日本の独裁者になった。

(略)

日本においては法は役人が作り、役人がその法を運用し、しかも法解釈までも行っている。

これはヒトラー以上の独裁です。

ヒトラーは全権委任法によって、議会から立法権を与えられたけれども、司法権力までは持たなかった。
ヒトラーでさえやらなかったことが日本では行われているのです。
これはまさに独裁政治以外のなにものでもありません。

−−−−−−−−−−

これが国連で「日本の司法は中世のレベルである」と指弾された所以でしょう。

中世の暗黒裁判が「秘密保護法」で更に強化されるのです。
(『中世の暗黒裁判』 https://twitter.com/shibayama_t/status/398776544182538241 参照)

−−−−−−(同書13章より引用を続けます)

日本人は長い間、官僚はエリートであると考えてきました。彼ら官僚も自分たちはエリートであるという自負から、その独裁権力を拡大してきた。

ところが現実は違ったのです。現代日本の独裁者たちは経済のイロハも知らない連中だった。近代精神のかけらもなかった。

無能な独裁者に率いられた大国の悲劇−−それが日本の現状なのです。

−−−−−

確かに官僚達は米・ネオコンのいいなりになって動き、その動く過程で三権の独裁者として自らの権力と利権の更なる拡大を推し進めている。

小室先生は続けます。

−−−−−(同書13章より引用を続けます)

官僚とは本来、悪であると考えた方がいい。官僚を信じてはいけないのです。官僚の害はかならず起こると考えて、その対策を立てるしか方法はありません。

(略)

官僚に自浄能力を求めるなんて、ないものねだりもはなはだしい。そんなことは夢物語だというわけです。

(略)

官僚に政治を行わせるのは、猿に小説を書かせるよりも難しい。政治家たちが上手にコントロールして、初めて官僚の力を活かすことができる。

−−−−−−−−−

しかし、官僚をコントロールするはずの政治家が官僚の下僕となってしまっている。(田中角栄と小沢一郎は別だが、ご承知の通り検察と司法によって政治生命抹殺の攻撃を受け続けた)

だから国民が自らの権利に目覚めて行動を起こす以外に方法はないのだ。

●どうすればいいのか?

小室先生はこのように言っています。

−−−−−−−(同書13章より引用を続けます)

(日本人は)権力と闘うことなく人権を手に入れたものだから、戦後の日本人は権力を監視することも忘れてしまった。その結果が、官僚の独裁であることは言うまでもありませんが、民主主義とは国家権力との闘いなのだということが忘れられると、自由も平等もたちまちにして変質してしまうのです。

(略)

「民主主義をめざしての日々の努力の中に、はじめて民主主義は見いだされる」(丸山真男教授)

民主主義にも憲法にもゴールはない。
それを求める努力こそが、本当の民主主義です。(略)

−−−−−−−−


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