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特捜部も注目 徳洲会 東京「新病院」建設で狙った総額6850億円巨額補助金
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2013/11/25 日刊ゲンダイ
猪瀬・副知事時代すでに7億4970万円を補助
徳洲会にとって5000万円の提供はある意味、“安い買い物”だったのだろう。猪瀬都知事への過剰な「おもてなし」のウラに何があるのか。徳洲会は今年、都内で新たな病院を着工したばかりで、隣接施設には都がすでに億単位の補助金を支出した。東京地検特捜部も新病院をめぐるカネの動きに注目している。
「今日の日が迎えられたのは感無量です」
今年2月、新病院建設に先立つ「地鎮祭」で徳田虎雄前理事長のメッセージが代読された。場所は西東京市のIHIの工場跡地。西武新宿線「田無駅」とJR「武蔵境駅」の中間に位置する。この地に2015年2月、「武蔵野徳洲会病院」がオープンする予定だ。
「敷地面積は約1万3200平方メートル。病院の規模は地下1階、地上6階建て、延べ床面積約3万5000平方メートルで、診療科は小児科やリハビリテーション科など13科目に上ります。病床数は210床、屋上にはヘリポートを設置する計画です」(医療関係者)
徳洲会は昨年5月、すぐ隣の土地に老人保健施設「武蔵野徳洲苑」(150床)を開設した。徳洲会関係者は「両施設を合わせた計360床は、昭島市の『東京西徳洲会病院』(378床)に匹敵する。医療と介護の連携による地域貢献が期待されている」と胸を張るが、徳洲苑の建設には東京都から莫大な補助金が流れていた。
「都は老健施設の新規工事に150床規模の場合、最大9億6000万円を補助しています。この補助金制度を利用して、徳洲会グループは10年度に工事費の全額にあたる7億4970万円を都から受け取っていた。特捜部もこのカネの流れに関心を持っているようです」(検察事情通)
猪瀬は当時、石原前都知事の特命による国との調整や防災対策が担当の副知事だった。さらに都が武蔵野徳洲会病院の開設を許可したのは昨年10月のこと。その1カ月後、まだ副知事だった猪瀬に徳洲会サイドは現ナマを手渡したわけだ。
「都の補助金の総枠はとにかくベラボーな額です。昨年度予算ベースで、一般歳出の約3割に及ぶ1兆3506億円に達します。中でも医療関連が突出しており、6848億円は補助金全体の半分を占める。都知事になれば、補助金の差配の全権を掌握できるのです」(都政関係者)
補助メニューには「リハビリ施設整備」や「療養病床整備」なども用意されている。金額はいずれも1床あたり530万円。徳洲会は新病院開設に向け、喉から手が出るほどだろう。「徳洲会にとって、都心に病院を持つことが長年の悲願です。昭島市、西東京市と続き、“虎雄氏の生きているうちに今度こそ23区エリアに”との思いは強い。日本医師会とは犬猿の仲だけに、病院開設許可の権限を持つ都知事と強いパイプを持つことは、最重要課題でした」(徳洲会関係者)
猪瀬の不自然な説明に対し、すでに一部で東京地検に刑事告発する動きが出始めている。特捜部も捜査に乗り出さざるを得ず、仮に不起訴になっても今度は検察審査会が待っている。徳洲会の「安い買い物」によって、猪瀬は「高い代償」を払うハメになりそうだ。
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