02. 2013年11月25日 15:36:12
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<青山繁晴発言書き起こし>猪瀬の次は石原慎太郎に三億円発覚?猪瀬東京都知事が都知事選に出馬する際、医療法人徳洲会から5000万円を受け取ったことが話題になっています。しかし事態はこれにとどまらず、現金を受け取った政治家はまだまだ存在するらしいということが噂になっています。その驚きの内容とは? 猪瀬直樹東京都知事(67)が知事選前の昨年11月、公職選挙法違反事件で東京地検特捜部の捜査を受けている医療法人「徳洲会」グループから現金5千万円を受け取っていたことが22日に明らかになりました。 この騒動に関連して、独立総合研究所の青山繁晴さんが2013年10月16日に出演したラジオ番組にてこの問題をあらかじめ指摘しているような話をしていたことが話題となっています。 青山さんはこの中で「現職知事が徳州会から5000万を受け取り、返却している」「大物元知事が徳洲会から3億円を受け取るかわりに利益供与をした」「安倍内閣の中にも徳洲会から現金を受け取った」と衝撃的な発言をしています。 この「現職知事」は猪瀬都知事、「大物元知事」は石原慎太郎氏が推測され、今後、この徳洲会事件は東京都政、安倍内閣を大きく巻き込む汚職事件、政治スキャンダルが発覚する可能性が出てきました。 猪瀬都知事が徳洲会から5000万円を受け取ったことがニュースになってますけど、青山繁晴さんはこの騒動を予測するような発言を先にしていたんですね。しかも3億円を受け取った大物元知事がいる、安倍内閣にも資金提供を受けた人がいると…。
そうですね。青山さんが10月に話していたことはまさに今回の猪瀬都知事の献金問題に合致していて、5000万という金額もその通りなんです。以下、青山さんが10月にラジオで発言した内容を以下に書き起こします。
医療法人徳州会を舞台とした選挙違反事件の捜査が行われているのをみなさんご存知ですよね。それで実はですね、この徳洲会を舞台にした選挙違反事件、ひとつ奇妙な点がもともとありまして。 問題となっている自民党の徳田毅衆議院議員というのは去年の12月の衆議院総選挙で当選したんですね。三期目ですけれども。そのあと次の年の7月に参議院選挙があったんです。国政選挙が二回あって、その直近の国政選挙の選挙違反じゃなくて半年以上も前の選挙について突然逆のぼってやるというのは僕が事件記者の時代も含めて見たことも聞いたこともないんです。 何か私たちの知らない水面下の動きがあるんじゃないかと思ってあれこれ情報を集めてみましたら、実はこの徳洲会事件と言うのは選挙違反というのは単なる入り口で本当はその先に政治家に対する現金の受け渡しがあるんだと。 これはあくまで水面下でのことですから名前を上げることは許されません。平たくいうと徳洲会から複数の政治家にお金がわたっているということ。名前は申しませんが具体的に言いますと、まず元知事、日本には47都道府県がありますからそのうちのひとつとしか言えませんけれども、しかし大物知事です。その知事に現金3億円が渡っている。 しかも深刻なのはこれが長期間にわたってお金が渡されていまして。医療法人徳州会というのはいろんな見方がありますけれど拡張主義だったのは事実ですね。全国各地の病院などを買収しようとしたりすることがあったわけですけれども、それについてその元知事が便宜供与をはかった疑いで捜査が行われております。したがってこの元知事に直接捜査の手が及ぶ可能性があります。 それからさらに深刻なのは現職の知事が5000万円もらっていてそれを内偵の気配を感じてそれを徳州会側に返金したと。やばいぞということで。この方は現職で有名な知事です。 つまり、地方自治と病院が大きく伸びていこうとする時に不透明な関係があるということにメスが入れられようとしているんですね。これは東京地検特捜部が今やっているんですけれども実は情報は東京地検にも警視庁にも入っているということです。 これは元知事と現職の知事についての話だったわけですけれども、実は安倍内閣の現職の人間にもあたっているそうです。 本当のことは捜査が全面に出てこないとわからないんですけれども、今まで僕が調べた限りでは閣僚にはいないようです。閣僚にはいないけれども副大臣、政務官を含めた内閣のメンバーの一部に、ごく限られた人数ではあると思いますけれどもやはり徳洲会から現金が供与されていて。 これは金額は今申した3億円や5千万のように大きくはない。それはいわば当たり前で副大臣、政務官って全体的に若いですからね、だからそういう金額にとどまっているわけですが、金額が小さいから悪質性が低いということにはなりません。 従ってこれは日本の自治体の中でも有力な自治体、あるいは安倍内閣をまきこむ可能性のある非常に深刻な汚職事件になりかねないのであって、この奇妙な選挙違反の摘発(直前に行われた参院選ではなく衆院選であるということ)はこれが本当の理由だと確認しました。 ただ僕この事件の筋はいいと思ってなくて。実は今、徳洲会の関係者の中で激しい内紛が展開していて、不利な立場になった側が、自分たちへの捜査を遅らせる、あるいはできないようにするために東京地検や警視庁に情報提供した痕跡が明確に残っていまして。それを元に事件を操作するのは、いわば国がわざわざ犯罪者を隠蔽する、守るということになりかねませんからそういう意味で筋は良くないです。ただし、第二次安倍政権においてもこの日本の闇はちっとも払拭されていない。そのことだけは公平に見ないといけないと思うんですね。 僕が調べた限り、安部総理もこの情報を御存知のようですから、総理にも自浄努力というのが求められると思います。 青山さんが語るこの「大物元知事」というのが誰かはもちろんわかりません。ただし猪瀬氏と同じく東京都知事を務め、日本最大の医療グループを築いた徳田虎雄理事長(75)とは「盟友」の仲である石原慎太郎氏ではないかと推測さています。
石原氏と徳田氏の二人は議員時代に親交を深め、高い知名度のある石原氏と豊富な資金力を誇る徳田氏の親密な関係は広く知られていました。石原氏は徳田氏のことを「現代の英雄」と讃え徳田氏が選挙に出るたびにわざわざ地元の鹿児島に駆けつけていました。徳田氏の次男・毅(42=現・衆院議員)が盛大な結婚式を挙げた時も石原氏は主賓として招かれています。 もし青山さんの言うことが本当であれば、今後さらに大きな動きが予想されます。安倍内閣の動きも含め、目が離せなくなってきました。 http://yokuwakaru-news.com/article/380958447.html
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