http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/797.html
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ミツバチ大量死の原因農薬がTPPの余波で、米倉昌弘経団連会長によって大幅開国
農薬大国ニッポンの逆走 「ネオニコ」拡大路線 ミツバチ大量失踪の「主犯」(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2013112502000146.html
2013/11/25の東京新聞の「こちら特報部」によると、日本で「ネオニコチノイド系農薬」の適用拡大の動きがある。これらはTPPのアメリカとの二国間協議の中で日本側の譲歩案として推進しているものだ。ネオニコチノイドを生産している企業は、世界でも大手の農薬関連会社で、バイエル、住友化学、シンジェンタなど。日本での製造の大手は住友化学であり、経団連会長である米倉昌弘の利害と一致する。NHKでも「謎のミツバチ大量死 農薬規制にゆれる世界 【クローズアップ現代(2013年9月12日)】」で放送されたが、結論は「ネオニコチノイド系農薬」が犯人とは断定できないというものだった。このように企業の利益が優先され、国民全体の総利益は隠れてしまうという政策が安倍自民・官僚・アメリカの利害団体による国家間協定という形で静かに進められ、気がついた時には国民は被害に泣くだけで取り返しがつかないとう形が繰り返されている。足尾銅山事件、水俣水銀中毒、新潟イタイイタイ病カドミ汚染、そして福島放射能汚染である。これらの政府・企業側の対応は金太郎アメの様に似通っている。
ハチはなぜ大量死したのか (文春文庫) [文庫]ローワン ジェイコブセン (著)を昔読んで最高のミステリー小説を読むように引き込まれた覚えがある。それから10年たって原因は「ネオニコチノイド系農薬」が強く疑われるようになり、
○欧州がハチに有害な農薬を禁止
http://ourworld.unu.edu/jp/bee-harming-pesticides-banned-in-europ/
○ハチ大量死の原因はネオニコチノイド系農薬―住友化学は否定するけれど…
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/eu/blog/45630/
ミツバチがいなくなることでの経済的損失は2650億ユーロ(約32兆円)と言われるぐらいです(注2)。
○EUのネオニコチノイド剤規制に対する住友化学の見解
http://www.sumitomo-chem.co.jp/newsreleases/docs/20130527_2.pdf
農林水産省の見解は、衰えた農業の重労働を減らしてくれる効果のある農薬は農家にとってメリットがある。というものだ。←ミツバチがいなくなった花受精の必要のある農家の被害や苦労、や環境ホルモンとして国民全体が受ける被害はまったく頭に登っていない。
「ネオニコチノイド系農薬」はネオニコチノイドは、水溶性で植物の内部に浸透していくことから浸透性農薬とも呼ばれ、水溶性かつ浸透性なので、環境に広がりやすく、さらに作用が長期間にわたって続く。そして、虫の神経に作用する毒性をもち、これがミツバチ減少の主原因とされている。つまり巣に帰れなくなって死骸がなく、突然行方不明になる原因とされる。
環境脳神経科学情報センターの黒田洋一郎代表は「ニコチンと同じように子供の脳に対する毒性が特に強い。注意欠陥、多動性障害などの発達障害が心配される」
新自由主義のグローバル資本にとって、環境や住民の健康、穏やかな生活、社会福祉、持続可能性を持つ社会など、一切気にしない。資本の効率だけだろう。日本国民も安倍自民党、官僚、アメリカのグローバル資本、ネオコンなどの言いなりになって、TPP、原発、特定秘密保護法、日本版NSCなどと、彼らの政策を言いなりにしているとそれこそ「ナチスの様に静かに」自分自身が殺される。子孫が住める国土がなくなることになる。日本人は、いい加減、景気対策などのNHKや大手マスコミの虚言・プロパガンダに惑わされない社会的理性を持つべきだろう。持たないと本当に死ぬよ。
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