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2013年11月23日
安倍政権が始動して11カ月、国民を害する法案や改正という名の改悪が目白押しに登場し、その暴走はとどまるところを知らない。
暴走法案の最たるもの、そして喫緊の大問題は「特定秘密保護法案」である。
自民、公明両党と日本維新の会、みんなの党との修正協議が合意し、法案は与野党4党の賛成で26日にも衆院通過して、今国会で成立する見通しとなった。
聞こえてくるところによれば、26日の衆院通過はストップも延長もなく、確実に通過成立させると息巻いているようだ。
青山繁晴氏やその他の安倍擁護派スポークスマンたちが裏で気脈を通じ、マスコミでこの天下の悪法を成立させなければならないと喧伝している。
何度も言っているように、安倍晋三氏自身は保守でも右翼でもなく、醜悪な売国奴そのものである。
一片の愛国心さえ持たない国賊である。
なぜなら、公約を故意に無視してTPP参加に舵を切っているからだ。
それのみか、TPPの雛型(ひながた)であり敵対的外資を呼び込みながら国民生活を破綻させる国家戦略特区法案を今国会で成立させる状況になっている。
安倍晋三首相はアメリカとの関係を強化するという名目の下に、日本の国富を明け渡す政策に狂奔し、CSIS(米戦略国際問題研究所)に言われるままに急いでいるとしか思えない。
こういう政治状況を暴政という。
さて、この暴政状況を夏に予言していた自民党の幹部がいる。
それは石破茂自民党幹事長である。
2013年の参院選は7月21日に投開票され、自民党は65議席を得て圧勝した。
自民・公明あわせた与党で非改選を含めて参院の過半数(122議席)を確保した。
日本の分水嶺に当たるこの参院選の直前7月13日に、自民党の石破幹事長は会見で下記のように語っている。
覚えている方も多いだろう。
「今度の選挙は『ねじれを解消させてください』とお願いしている。昨年の衆院選で、確かに自民党は多数の議席を頂いたが、残念ながら参院では過半数に足りない。参院で多数を頂いても自民党が暴走することはない。暴走したときは、自民党の終わりではなく、日本の終わりであると強く意識している。(千葉県で)」
http://www.asahi.com/politics/update/0713/TKY201307130240.html
石破氏は、「暴走したときは日本の終わりであると強く意識している。」と、わざわざ述べているのは意味深であった。
彼が、自民党の暴走をはっきりと念頭に置いていたことは間違いない。
その意味は、これからの安倍政権はCSISと官僚の計画通り、片っ端から邪魔者を排除して、言論弾圧国家を創るということなのである。
野田政権は「人権委員会設置法案」という言論弾圧法の樹立に失敗した。
これを見て“もう役に立たんな”と舌打ちしたCSISは、野田政権下で言論弾圧法案の中心人物となっていた玄葉光一郎氏と、当時野党だった自民党の石破茂氏を引き合わせ、言論弾圧法案関連の引き継ぎを行わせたのである。
大まかに言えば、これが第二次安倍政権発足のレーゾン・デートル(存在理由)と言い切ってもよい。
つまり、安倍政権がCSISに託された最大の課題が言論統制国家の樹立だったのである。
与野党、国民、報道関係者の大半以上の反対を振り切って、特定秘密保護法案の成立を頑強に狙っているのは、安倍政権が請け負った最大の課題をはたそうとしていることになる。
しかも、この法案は「鬼平犯科帳」に出てくる盗賊の“急ぎ働き”であり、何が何でもこの国会で通すぞという“犯意”丸出しである。
日本の国民は大人しく黙って見ているつもりなのだろうか。
このまま行けば、外国資本や大企業のやりたい放題に任せる狩場となり、日本全土がブラック企業化して、国民生活も社会も壊滅状態になる。
現代版の治安維持法が成立する直前にあるのだ。
しかも、これは多国籍企業と日本の権力官僚の結託の下で行われている。
日本版NSCは国民を監視して弾圧する勢力の大本営となる。
そんな状況は誰も望んでいないはずだ。
政権が喧伝する国政偽装に騙されてはならない。
石破幹事長が今日の暴走政権を正確に予言していたのは、当人がこの暴政の牽引者の一人だからに他ならない。
CSISのお墨付きをもらった石破氏は、意気揚々として“さあ、暴れまくるぞ!”という意識が満ちあふれ、上述の談話になったものと思われる。
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