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定例会見で徳洲会からの5千万円受け取りについて質問に答える猪瀬直樹都知事=22日午後、東京都庁、飯塚晋一撮影 :朝日新聞
猪瀬知事絶体絶命 徳洲会から5000万円の“裏金”
http://ch.nicovideo.jp/nk-gendai/blomaga/ar396499
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-10334.html
2013/11/22 日刊ゲンダイ
猪瀬直樹都知事(67)に“裏金疑惑”の大スキャンダルが浮上した。昨年12月の都知事選出馬前、公職選挙法違反容疑で幹部ら6人が東京地検特捜部に逮捕された医療法人「徳洲会」グループから5000万円の資金提供を受けながら、政治資金収支報告書に記載していなかったというのだ。
猪瀬は昨年11月、徳洲会の徳田虎雄前理事長(75)を訪問。「都知事選に出ます」とあいさつすると、徳田前理事長は「応援します」と応じ、その後、猪瀬側に5000万円が提供されたという。ところが、猪瀬が昨年末に都選管に提出した選挙運動費用収支報告書や、今月20日に公開された2012年の政治資金収支報告書にはそれぞれ記載がなかった。公選法は選挙運動に関する全ての寄付、収入の収支報告書への記載を義務付けており、これに違反する可能性がある。
猪瀬サイドは、この金を東京地検特捜部が今年9月に公選法違反容疑で徳洲会を強制捜査した直後、秘書が徳田前理事長の妻と面会し、全額返却したという。
徳洲会側は一部メディアの取材に対し、提供した金について「前理事長のポケットマネーであり(猪瀬側に)貸した」と説明しているが、「契約書はない」という。5000万円を「ポケットマネー」とは呆れた“言い訳”だ。
朝日新聞の取材に対し「まったく関知しない」と全面否定の猪瀬はきょう(22日)午後の会見で、釈明する。「関知しない」が「借りた」に変われば、それだけで疑惑だし、強制捜査後に返したのも不自然だ。五輪で浮かれている猪瀬は政治生命の危機だ。
一方、特捜部は猪瀬以外にも「徳洲会マネー」が流れた政治家リストを入手しており、そこには複数の大物政治家の名前があるという。「首相経験者もいるが、彼は時効。特捜の本命は猪瀬ともうひとり」(関係者)とささやかれている。
◇
「徳田毅議員から直接5千万円受領」 猪瀬知事認める
http://www.asahi.com/articles/TKY201311220173.html
2013年11月22日21時05分 朝日新聞
東京都の猪瀬直樹知事(67)は22日、昨年12月の東京都知事選の前に、医療法人「徳洲会」グループから5千万円の提供を受けていたことを明らかにした。徳洲会の創設者・徳田虎雄前理事長の次男・毅(たけし)衆院議員から、東京都千代田区の議員会館で、現金を直接手渡されたという。徳洲会が公職選挙法違反容疑で東京地検特捜部の強制捜査を受けた後の今年9月、秘書に全額を返却させた。
猪瀬氏は朝日新聞が5千万円の提供を報じたのを受け、22日に都庁で報道陣に事実を認め、「ご心配、ご迷惑をかけたことをおわびします」と陳謝した。
一方、5千万円について、22日午後1時過ぎには「(虎雄前理事長から)資金提供の形で応援してもらうことになった」と述べたが、その後の会見で「選挙資金でなく、あくまで個人の借り入れだ」と趣旨を変更。選挙の全収入の収支報告書への記載を義務づけた公選法に抵触しないとし、この日、資産報告書に借入金として記入、訂正した。
関係者によると、猪瀬氏は昨年11月上旬、知人とともに、神奈川県鎌倉市の湘南鎌倉総合病院に入院中の虎雄前理事長を初めて訪ね、「都知事選に出ます」とあいさつ。前理事長は全身の筋肉が動かなくなる難病で言葉を発せないが、秘書役に文字盤に対する目の動きを読み取らせ、「応援します」と応じたという。
猪瀬氏によると、同月中旬、徳洲会側から資金提供の申し出があり、議員会館で毅氏から直接、無利子・無担保の5千万円を受け取り、借用書を書いたという。「受領後は、妻名義の貸金庫に入れたままで一切手を付けていない」とし、「便宜供与を図る考えはなかった」と話した。
猪瀬氏は12月16日の同選挙で、史上最多の約434万票を得て初当選した。
一方、徳洲会は、都知事選と同日に実施された衆院選で、毅氏を支援するために違法な選挙運動をしたとする公選法違反容疑で今年9月17日、東京地検特捜部の強制捜査を受けた。
関係者によると強制捜査後の9月下旬、猪瀬氏は現金5千万円を紙袋に入れて秘書に持たせ、都内で虎雄前理事長の妻に返却した。猪瀬氏は「1月ごろに返すつもりが、妻の病気や五輪招致などで遅れた」と弁明。強制捜査後になったのは「時期が重なっただけ」と関係を否定した。
◇
猪瀬知事「個人で借りて妻の貸金庫に」 一問一答
http://www.asahi.com/articles/TKY201311220097.html
2013年11月22日15時28分 朝日新聞
猪瀬直樹・東京都知事は22日午後1時すぎ、都庁前で記者団の取材に応じた。概要は以下のとおり。
――徳田虎雄氏から5千万円の資金提供を受けていたという話について、資金提供を受けたのかどうかも含めて事実関係について聞きたい
昨年の11月くらいに、石原前知事が突然辞めるということなので、ということで、あいさつ回りにあちこち行きました。そのときに徳田さんの方にも行きました。
――あいさつ回りという趣旨か、資金提供のお願いをしたという趣旨か
いろんなところに行きましたので、徳田さんのところでは資金提供を後日、という形になってまいりました。
――知事からお願いしたのか
資金提供という形で応援してもらうことになったということです。
――それを返却されたというが、それはどうしてか
選挙はお金がかかるかもしれないと。初めての経験ですから分かりません。自己資金でまかなえるつもりでやりましたが、実際に政治資金収支報告書や選挙費用報告書、そういうところでご覧になっていただければ分かる通り、意外とお金がかかりませんでした。自分の預金の範囲で選挙運動ができました。従いまして、まあ、個人でお借りしたものを、返却するつもりでおりました。
――5千万で金額はあっているか
はい。5千万円だと思います。それを1月か2月くらいに、使いませんでしたので、僕個人の借金ですから、1月、2月くらいに返却したい旨を申し伝えました。そうしたら向こうの事情があってその時に返済できなかったということです。
――11月に資金提供をお願いしたというのは借用をお願いしたということか
そうです。個人としての借用をお願いしました。
――返したのはいつか
実際には先ほど申し上げましたが、1月か2月に手つかずだったので返済しますと申し入れしまして、その時に向こう側の事情がちょっとあったようで、もう少し後でと言われましたので、あとでという流れの中で、妻の病気とか入院とかありまして、貸金庫に置きっぱなしになっておりまして、妻の。そういうことがあって一段落して、早く返済した方がいいということを指示して、返済しました。
――それはいつか
9月です。もっと早く返すつもりでおりました。
――どなたが返済に行かれたのか
返済したのは秘書です。
――秘書というのは特別秘書が2人いるが
そうです。特別秘書。鈴木特別秘書です。ただ、彼は選挙運動の責任者でしたが、この僕が個人が借用していることについての事実関係は知りませんでした。それで僕個人として早く返さなくちゃいけないなということで、まだ返してなかったので、一段落ついたのでお返ししたいということで、返すように指示しました。
――返した趣旨は使わなかったからなのか。それとも家宅捜索等々入ったからか
さきほど申し上げましたように、1月2月の時点でまったく手つかずでしたので、返却したい旨をもうし入れてありました。その後いろいろありまして遅くなったということです。
――家宅捜索と返却は関係ないということか
ある意味では偶然が重なったところもあります。
――返したのは家宅捜索の後であるのは間違いないか
そうですね。さきほど申し上げましたように、返すつもりで、あくまで個人の借用なので、鈴木君も知らなかった。で、あとは、うちの会計責任者も事務所のスタッフも知りませんでした。僕が家内に言って、貸金庫に入れておいて、あとで返却するんだよという指示を出しておりました。
――今回の件で、進退につながる可能性についてどう考えるか
え〜、これはだから個人の借金ですから、本来だったら資産公開のところに入れておけばよかったなという風に思いますが、すぐに返すつもりでおりましたので、1月2月に。そういうことで、まあ、甘いと言えば甘い考えですが、返済もきちんと手つかずで、まったく触ってもいませんけど。帯封にね。そのまま入れっぱなしですから。それで返済しておりますから、まあ、これはきちんとあとで資産公開できちんと書き直す必要があるかも知れないですね。
――借金の事実を知っていたのは知事のほかには
僕と妻だけです。それもさきほど申し上げましたように、なるべく早く。つまり選挙費用がかからなかったんですね。僕の預金の範囲で済んじゃったので、そのときはどのくらいかかるか分からないから、いろいろとあちこちあいさつして回りまして、いろんな団体がいろんな形で資金提供していただけることになるわけですが、そういう風な流れの中で、まあ、もし選挙費用に使った場合には、政治資金の収支報告書に書くつもりでいましたが、まったく使わなかったので、そのまま残しておきました。そして、さきほど言いました1月2月に返済しますよっていう連絡はしておりました。
――借用書というのは作っているか
そうです。借用して、そして返済したことも記載されています。
――金利の設定はどうなっていたのか
金利の設定は考えていませんでした。
――無利息で借りたと
そうですね。ただ、1カ月くらいの間の借り入れと返済と思っていたので、金利の設定はする必要はないかなと思いました。だいたいそんなとこで。
――借用書は作ったか
もちろん、人にお金借りたときは借用書書きますから。ただし、今言いましたように1、2カ月のことですから、特に金利の設定はしませんでした。
――借りたときに作ったのか
そうです。
――借入人は知事個人か
僕が個人であくまでも借りまして、そして、妻の貸金庫に入れて置いたということです。返済は1月2月に申し入れしてありました。だからまったくそのまま、あと妻の病気とかいろいろありましたので、少し時間が遅れました。それがたまたま時期が重なったということです。オリンピックが終わって、返済しなければということであります。
――金利がないということは、無利息で貸して欲しいと知事の方から言ったのか。先方が利息はいらないよと言ったのか
利息のことは話題には上りませんでした。というのは1、2カ月の話ですから。はい。あとで会見でますから。
――11月は知事と誰が行ったのか
11月のときには、まあ僕と、その紹介する人がいますから、そう人が付いてきて。いろんな政治団体でいろんなところに人がそれぞれついて回りますから。色々紹介して頂いて、初めて会う人が多いですから。
――虎雄氏とはどのような会話をしたのか
あまり詳しく覚えてませんが、「よろしくお願いします」という風なことです。石原の後継者として立候補しますから「よろしくお願いします」と。まあこういうことです。
――猪瀬知事と徳田虎雄氏とのお付き合いの関係はどういった関係だったのか
特にありません。ありませんというのは、要はいろんな政治団体に対しても、ほとんど僕は何も知りませんので、初めていろんなところにあいさつして行く場面が多かったと思います。よろしくお願いします、と。
――11月は初対面だったということか
そうです。
――法に触れるという認識はあるか
さきほど申し上げましたように、個人でお金を借りて、そしてまあ返済した、と。1カ月くらいのうちに返済するつもり、結果的にね、返すつもりでいましたから、資産公開のところで書き直しが必要かなという風に思います。
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