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安倍官邸、ケネディ大使に「辺野古」を“クリスマスプレゼント”
http://ch.nicovideo.jp/nk-gendai/blomaga/ar396498
2013/11/22 日刊ゲンダイ
◇沖縄県民を踏み台に人気取り
これも馬車の効果なのか、キャロライン・ケネディ駐日大使が連日、メディアをにぎわしている。きのうは横田基地を訪問、TVカメラが追いかけていたが、この人気を利用しようとしているのが安倍官邸だ。今年の12月24日前後、つまり、クリスマスにケネディに大きなプレゼントを用意して、それを共同記者会見で発表するシナリオが進行中なのである。そのプレゼントとはズバリ、沖縄県の辺野古。普天間代替基地の提供だ。
1996年4月、当時の橋本首相とモンデール駐日大使が共同記者会見を開いて、米普天間基地の返還を発表した。それから17年。再び、首相と駐日大使が会見して、その実現を発表する。しかも、今の大使は人気者のケネディ。間違いなく、懸案を片付けた安倍政権の支持率アップにつながる――安倍首相が描いているのは、こんな虫のいいシナリオだ。
普天間基地の代替地になるのは、もちろん、辺野古の埋め立て地。県外移設を求めてきた沖縄県の仲井真知事が承認するとは思えないが、水面下で菅官房長官が動いている。オスプレイの訓練を県外に移したり、沖縄振興に巨額の予算をつけることなどをエサに揺さぶっている。
「安倍官邸がシャカリキなのは、年内に決着をつけないと、来年1月には名護市長選があって、2人が乱立しそうな辺野古移設推進派が、現職で反対派の稲嶺市長に負けそうだからです。そこで、来年度予算をエサにして、年内決着を目指している。来年度予算の閣議決定はちょうどクリスマス直前。仲井真知事が了解すれば、ちょうどクリスマスに辺野古移設を発表できるというわけです」(沖縄関係者)
その振興策の目玉になっているのが、カジノだ。東京お台場や長崎、宮崎など、複数の自治体がカジノ建設に色気を見せているが、その中に沖縄県も入っている。そこで、いち早く、沖縄県に設置を認める。それが安倍の考えているエサだ。
「場所は浦添市のキャンプ・キンザーでしょう。普天間基地の跡地にカジノ設置構想がありますが、基地移設には10年かかる。沖縄県はその間、待っていられないので、すぐに設置できる場所が欲しいのです。キャンプ・キンザーは在日米軍が使っていますが、米国が嘉手納以南の6基地を統合し、余った土地を返還することで合意したため、来年4月に一部が返ってくる。沖縄県議会は12月21日が会期末。仲井真知事は、政府が年末に閣議決定する沖縄関連予算やカジノ設置の約束、オスプレイの県外訓練の実現性などを精査した上で、辺野古の埋め立てを許可するとみています」(ジャーナリスト・歳川隆雄氏)
札束で沖縄県知事を黙らせるのか。それよりも何よりも辺野古を踏み台に人気取りとは、恐れ入った政権だ。
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