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2013/11/21 「秘密保護法は米国の要請」主権を明け渡す安倍政権の暴走 〜岩上安身による孫崎享氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/member/archives/16485
いま、外務省がアメポチのTPPと秘密保護法の総本山らしい。自衛隊トップがアメリカ駐留軍と同棲中。石原元東京都知事のヘリテージ財団での尖閣問題発言は江沢民の娘が幹部でいるシンクタンクの画策。アーミテージはアメリカでは過去の人。外務省がマッチポンプで利用している。
やはり、反TPP、反秘密保護法、脱原発、反消費税の政策をしないと、外務省の暴走により、安倍自民内閣によって、日本が売られてしまう。(←小さい象さんの意見)
是非、視聴ください。
以下、岩上安身氏のツイートのコピー
秘密保護法、反対の声が高まってきた。珍しい現象。新聞が割れている。東京、朝日、毎日、地方紙が同法案への反対を打ち出した。ただこの法案の動機や狙い、問題点や本質がまだ知られていない。一体目的は何か。これまで秘密がバレて日本の外交にマイナスなことがあったか。米国NSAの各国首脳への盗聴が明らかになり、世界各国は一斉に米国を批判した。しかし日本は『米国はやったと言っていない。それを信じたい』と。もし秘密保護法を推進するように、秘密を守りたいという意向があるのなら、日本は真っ先に抗議するはず。しかししなかった。つまりこの法案は日本発ではなく、米国の要請。法案9条を見ると、海外の諜報機関には秘密を提供すると書いてある」岩上「60年先まで秘密。そのまま破棄するとまで言っているものを、海外、つまり米国には簡単に提供する。まさに特定秘密提供法案。対中のスパイ防止法なんだという反論がいまだに来る。孫崎さんは外交インテリジェンスの専門家として、日本は中国や北朝鮮への防諜はかなりやっていると。唯一防諜できない相手が米国なんだとおっしゃていたが。日本は対外的に非合法に諜報活動する機関は第2次大戦後に失われた。ドイツにはある。ただ、共産圏への防波堤として防諜はGHQも認めた。公安調査庁や警視庁外事課など。世界的にみても非常に高い水準。では米国に対してはどうか。やがて米国は『最大の敵は経済』という意識が出てきた。そこでCIAの予算の30%が日本への工作に使われるように。当時の経産省は『省内の電話ですら盗聴されている』と意識していた。米国によるこれらの工作に対し、日本は何もできなかった。英国と、同盟国である豪州、カナダとは『お互いにスパイ活動しない』という協定を結んでいる。日米同盟は違う。英国の諜報機関は米NSAによる英国人への盗聴を黙認していた。…どころか、そのNSAから危険人物などの情報を得ていた。ある時期から英国も米国に対し主権を明け渡した。問題なのは日本の中枢に、米国のエージェントとして働く人間が出てきた。彼らは『日米同盟のため。イコール日本の国益』という建て前があるが、彼らには米国の理念が頭にインプットしてしまっている。例えばTPPにおける菅元総理の『第3の開国』という発言。過去、主権を明け渡してきた開国を再度行うというのは、米国の言うことを何でも聞きますよ、と言っているようなもの。これうした言葉を平気で発してしまう。面白いのは、これまで米国に隷属する国になれば、米国人は日本を大事にする、と日本人は思い込む。しかし、今こんなに馬鹿にされている国はない。毎年フォーブスで影響力のある人間が発表される。面白いのは、これまで米国に隷属する国になれば、米国人は日本を大事にする、と日本人は思い込む。しかし、今こんなに馬鹿にされている国はない。毎年フォーブスで影響力のある人間が発表される。位がプーチン大統領。ドイツ、中国の首相が名を連ねるなか、安倍さんはなんと57位。なんと韓国のパク大統領や、北朝鮮の金正恩氏よりも下位。秘密保護法について。西側から2つの警告がている。一つは外国特派員協会。『報道の自由は民主主義の根幹である』と至極真っ当なもの。また国際ペンクラブも戦後初めて反対声明を出した。特定秘密を扱う人間は交友関係を調べられる。『岩上安身と付き合いのある人間は不的確だ』などのバイアスがかかるようになる。中立であろう、という意識が欠如し始めている。NHKの人事などは、不偏不党、公正中立でなければならないのに、『安倍さんを首相にしよう』という発起人を2人も入れる。菅官房長官は『知っている人間だから良し』と。お友達だから良い、ということか。先ほど孫崎さんは『かつて日本で秘密が公開されてマイナスになったことはない』とおっしゃったが、尖閣ビデオは?」孫崎氏「あればまさにそう。あのビデオが出てこない時代になって良いのか、ということ。今は敵国に対してでも情報公開することが安全保障になる時代。米ソ冷戦時、お互い攻撃があったら滅びる。米国はソ連に対し『攻撃するつもりはない』と、自国の戦略戦術を公開する必要があった。今の米中はこの国家戦略。秘密というのは、隷属国が米国に追随していく時に必要になる。米国は同盟国を使って自分たちのやりたい事をやろうという戦略。オスプレイをなぜ買ったか。あれば他国に行くためにしか使えない。官僚の中でも秘密に触れられる人間と触れられない人間に別れる。細分化されて、省庁間、官僚間の連携が取れなくなる。官僚機構が脳機能停止状態になり、全てを把握している米国の指示に従うようになるのでは。イラク戦争を推進した人間は英国でも米国でもみな断罪された。しかし日本でイラク戦争賛成の旗振り役だった北岡伸一氏は、安保法制懇の座長代理で集団的自衛権行使容認で影響力をもっている。米国でイラク戦争の旗を振ったアーミテージなどは、チェイニー(と言われている)をかばって政権中枢からパージされた。その程度の小物。しかし日本では神様のような扱いを受けている。ケネディ駐日大使について日本のマスコミが一切報じないことがある。彼女はイラク戦争への強硬な反対派だった。彼女をリベラルグループが上手く使えば、事態が大きく好転するチャンス。しかし今日本にリベラル派がない。先日、阪田元内閣法制局長にインタビューした。日本近海で米国の艦船が襲われても集団的自衛権が無いと助けられない、というのは嘘。個別自衛権で対応できる」孫崎氏「安保条約にその旨が書いてある。安保条約は批判が多いが、良いことも書いてある。『国連憲章を守る』と書いてある。国連憲章には『第3国に攻撃された時を除き、こちらから攻撃はしない』と。しかし集団的自衛権は攻撃される前に攻撃できるという考え方。こういう議論をすると、中国を見ろ、という反論がくる」孫崎氏「もし私が中国のタカ派だったら、まず資源のあるカザフスタンを取りに行く。なぜ行かないか。できないから。平和による経済構築から外れることはできない。米国は1971年に、『もし尖閣が中国の管轄になった場合、管轄権は中国に移る』という方針を出している。防衛の優先的な責任は日本にある、と。尖閣が日米安保の対象になる、というのと米軍が出る、というのは別の話。現在日本に来る米国人学生は3000人。中国に行く米国人学生は13万人。この数値を見るだけで日米より米中のつながりの方が太いのは明らか。岩上「反日の江沢民閥の娘がブッシュ政権の労働長官になる時代」。なぜ日本人は米国の諜報が許せるのか。CIAの機密ファイルが出て、そこに名前が上がっているジェラルド・カーティスが、日本ではキングメーカー気取りで、全ての首相に会える。こんな国は日本以外にない。小泉元総理の脱原発会見について。彼は郵政民営化や普天間基地問題などについては何も反省せずに、その上で原発ゼロと言っている。彼は米国にとって非常に都合の良い人間。なんのフェイクなのかと勘ぐるのが普通。岩上「次の選挙を見据えて、リベラル派を結集させないための撹乱工作ではないか、と見る向きもある」。今、リベラル派は金も尽き、個人だからと各個撃破されている。阪田元内閣法制局長官はインタビューの中で、『アーミテージのような連中の発言、あれは外務省のマッチポンプだ』と暴露した。主犯は外務省で、防衛省を巻き込んでいる、と。先ほどケネディ大使には期待していると言ったが、彼女が真っ先に行ったのは横田基地。やはり米国にとって日本で大事なのは米軍基地。岩上「あまり報道されないが、いま航空・陸上自衛隊のトップが米軍司令部と同居中」。岩上「先日、孫崎さんの後輩でもある国枝昌樹駐シリア大使にインタビューした」。彼はイラン−イラク戦争時、死ぬかも知れない、という時に私の後任として駐イラン大使として来てくれた。昔の外務省は偉くなるなら、人より厳しい道を歩め、一番リスクを負え、という伝統ベトナム戦争時位はあった。しかしイラン−イラク戦争時にはワシントン勤務の人間が『なぜ我々よりアフガン勤務の方が給料が高いんだ』と言い出すようになった。今の安倍政権のように『消費税を上げて法人税を上げる』なんて事は、昔はとてもじゃないが言えなかった。それを今堂々と言っている。『私を右翼と呼べば良い』などと開き直っても批判されない今の日本。秘密保護法、維新の会とみんなの党が転びましたね」孫崎氏「予想通り。民主党も抵抗しているとは言えない。自分の要求を盛り込んでというレベルなので。昔は自主独立派が生存できた。橋本龍太郎元総理は『ドル一存体制の脱却』を掲げフランスと手を組もうとしていた。またアジア通貨危機でIMFが韓国経済を潰そうとした時、ギリギリの所で救ったのが橋本龍太郎。そういえば、孫崎さんの小泉発言の感想は?」孫崎氏「自民党はかなり焦っている。再稼働のスケジュールが狂っているのでは。その狂い方は評価したい。私は『黒猫でも白猫でも良い』という立場。原発は収拾がつかない。防衛省は外務省に対してうんざりしているという話。防衛省制服組の動きが変わってきている。制服組トップ戦略家の山口昇防衛大教授が最近『中国が尖閣に旗を立てたら米軍は出てこない』と発言した。
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