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猪瀬都知事、「徳洲会」から資金提供 「個人での借金」を強調
東京都の猪瀬直樹知事は22日、2012年の都知事選の前に、大手医療法人「徳洲会」グループから、およそ5,000万円の資金提供を受けたことを認めた。また、金を手渡した人物が、徳田 毅衆議院議員であることも明かしている。釈明会見では、個人としての借金であることを強調した。
東京都の猪瀬知事は、「あいさつ回りに、あちこち行きました。その時に徳田さんのところにも行きました。資金提供という形で、応援してもらうことになった。5,000万円だと思います」と語った。
史上最多の得票数で圧勝した2012年12月の東京都知事選挙を前に、大手医療法人「徳洲会」グループから5,000万円の資金提供を受けていたことを認めた東京都の猪瀬直樹知事。
定例会見で、猪瀬知事は「(5,000万円は誰から受け取った?)徳田 毅議員です」と述べた。
資金を手渡したのは、渦中の現職国会議員だった。
2012年の衆議院選挙をめぐり、公職選挙法違反容疑で、東京地検特捜部に幹部6人が逮捕された徳洲会グループ。
まさに、この衆院選とのダブル選挙となった都知事選の出馬にあたり、猪瀬知事は、徳洲会グループの徳田虎雄前理事長のもとを訪問した。
猪瀬知事は「直接は、『応援します』というふうなことをおっしゃったか、はっきり記憶しておりませんが、『頑張ってくださいと』いうお答えだったかと」と述べた。
徳洲会の機関紙「徳洲新聞」には、2012年11月6日午後2時に、猪瀬都知事が徳田前理事長が入院する病院を訪問したことが記されている。
その後、猪瀬都知事側に5,000万円が提供されたが、会見で、受け渡した人物について聞かれると、猪瀬知事は「徳田氏側のどなたかが、直接というか、間接というか、お渡ししてくれた」と述べ、一度ははぐらかした。
しかし、再び追及されると、「(渡したのは、徳田 毅議員?)直接、ご本人にお確かめください。(大事な問題だと思います。徳田 毅議員ですか?)徳田 毅議員です」と、金を渡したのが、徳田毅議員であることを認めた。
猪瀬知事は「ご好意に対して、借用書を書いて、きちんとお借りしたわけですから」と述べた。
猪瀬都知事の選挙運動費用収支報告書や、資金管理団体の政治資金収支報告書には、徳洲会に関連する記載はない。
今回のケースは、虚偽記載にあたらないのか。
元東京地検特捜部の木目田 裕弁護士は「出納責任者も、5,000万円の寄付を受けることを知っていて、書いていないとすると、その方に選挙資金の収支の報告書について、真実の記載をしなかった、虚偽の記載をしたということの罪に問われる可能性が出てくる。知事も、そのへんのことを知っていたら、共犯としての責任が問われる」と語った。
公職選挙法では、選挙運動に関する全ての寄付、および、そのほかの収入を記載しなければいけないと定めている。
会見で、猪瀬都知事が20回以上繰り返したのは、「個人での借金」という言葉だった。
さらに、猪瀬知事は「(知っているのは、妻と2人だけ? ほかの人の介在は?)秘書は、少なくとも選挙期間中は全く知らなかった。事務所の会計責任者も知らなかった、きょう、(生産報告に)訂正を入れました」と語った。
「個人の借金」と強調し、周囲には知らせていないと強調したが、5,000万円は、都知事選の応援を要請した際に借りたもの。
猪瀬知事は「繰り返しますが、僕は、選挙というものをよく知りません。(選挙資金が足りなくなった場合、使っていた?)たらればだな...」と語った。
返却された資金については、特捜部も、11月13日に徳田前理事長の妻の自宅を捜索した際に確認していて、前理事長の妻は、「知事に貸していた金を返してもらった」と説明したといい、徳洲会側は、「金は徳田前理事長のポケットマネーで、猪瀬知事側に貸したものだ」としている。
今後について、木目田 裕弁護士は「金額の大きさや、貸し借りが行われたとされている時期と、選挙との近接性とか、そういうことからすると、捜査当局が関心を持って捜査するであろうと、個人的には思う」と語った。
(11/22 18:36)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00258337.html
- 徳田毅氏の母「借用書知らぬ」 猪瀬知事の説明と食い違いか:言わなきゃいい借用書に言及する愚:陸山会事件より悪質 あっしら 2013/11/22 23:58:59
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