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徳洲会、猪瀬氏側に5千万円 都知事選前、捜査後に返却
http://www.asahi.com/articles/TKY201311210472.html?ref=com_top6_1st
2013年11月22日03時01分 朝日新聞
医療法人「徳洲会」グループが、昨年12月の東京都知事選の前に、猪瀬直樹知事(67)側に5千万円を提供していたことが21日、複数の関係者の話でわかった。猪瀬氏はこの選挙で初当選。徳洲会が公職選挙法違反容疑で東京地検特捜部の強制捜査を受けた後の今年9月、猪瀬氏の秘書が全額を返却したという。
猪瀬氏は同日、朝日新聞の取材に「私はまったく関知しない」「知らないと言ったら知らない」などと、全面的に関与を否定した。
関係者によると、猪瀬氏は昨年11月上旬、知人とともに、神奈川県鎌倉市の湘南鎌倉総合病院に入院している徳洲会創設者・徳田虎雄前理事長(75)を訪問し、「都知事選に出ます」などとあいさつ。虎雄前理事長は全身の筋肉が動かなくなる難病で言葉を発せないが、秘書役に文字盤に対する目の動きを読み取らせて、「応援します」と応じたという。
その後、徳洲会から猪瀬氏側に、5千万円が提供されたという。
猪瀬氏は同年11月21日に都庁で記者会見し、石原慎太郎氏(現・日本維新の会共同代表)の辞任にともなう都知事選に、無所属で立候補すると正式表明。12月16日の同選挙で、史上最多の約434万票を得て初当選した。
一方、徳洲会は、都知事選と同日に実施された衆院選で、虎雄前理事長の次男・毅(たけし)衆院議員を支援するために違法な選挙運動をしたとする公選法違反容疑で、今年9月17日、東京地検特捜部の強制捜査を受けた。
関係者の証言では、この強制捜査の後の9月下旬、猪瀬氏の秘書が仲介者とともに、東京都内で虎雄前理事長の妻に会い、5千万円を紙袋に入れて返却したという。
猪瀬氏が昨年12月末に東京都選挙管理委員会に提出した選挙運動費用収支報告書では、収入の合計は3050万円で、このうち「11月17日 3千万円 自己資金」との記載があるものの、徳洲会に関連する記載はない。また、今月20日に公開された猪瀬氏の2012年の政治資金収支報告書にも、徳洲会関連の記載はなかった。
公選法は、出納責任者が「選挙運動に関するすべての寄付及びそのほかの収入」を収支報告書に記載しなければならないと定めている。虚偽の記載に対しては、出納責任者に対して3年以下の禁錮または50万円以下の罰金が科せられる。
特捜部や警視庁などは今月12日、同法違反(運動員買収)容疑で毅議員の姉ら6人を逮捕した。
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