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秘密保護法成立 最悪の政権下で国と国民はどうなるか (日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/13/senkyo156/msg/625.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 11 月 22 日 00:48:00: igsppGRN/E9PQ
 

秘密保護法成立 最悪の政権下で国と国民はどうなるか
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-10331.html
2013/11/21 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ


安倍晋三=金正日説がある。安倍首相の言動を見ていると、将軍サマに似ているというのである。自分を歓待してくれる国だけに何度も行って、ご満悦の様子なんてソックリだ。そうやって自分が喜々としているだけならば、良識派にマユをひそめられるだけで済むが、安倍の場合、日本の北朝鮮化をもくろんでいるから見過ごせない。

「安倍首相が目指しているのは、独裁政権による軍事国家樹立です。官邸機能を強化して議会を無力化し、米国と一緒になって戦争をする国にしようとしている。そのための法整備を急いでいるのです」(政治評論家・森田実氏)

多くの国民は「まさか」と思うだろうが、特定秘密保護法案なんて、戦前回帰法案以外の何物でもない。

きのう(20日)、秘密保護法に反対するジャーナリストの決起集会が開かれたが、作家の澤地久枝氏や小中陽太郎氏、俳優の菅原文太氏らの参加者が口にしていたのが、「このままでは忌まわしい戦前に逆戻りしてしまう」「戦後、こんな悪法が出てくるとは夢にも思わなかった」という懸念だ。

九大名誉教授の斎藤文男氏(憲法)もこう言う。

「秘密保護法の表向きの理由は、日米の軍事協力のための情報管理ですが、それならば秘密を外国からの軍事情報に限定すればいい。そうしていないのは、最初から法律を拡大解釈、拡大運用するつもりなのでしょう。何もかもが秘密になり、秘密保護を口実に気に入らない連中は逮捕する。そうやって、やりたい放題を目指すのが権力の常であり、戦前の治安維持法もそうだったのです。秘密保護法は言論統制のために使われることになると思います」

◇言論の自由を封じる事実上の改憲

だいたい、秘密保護法なんて選挙公約でもなく、争点にもなっていなかったのに、いきなり抜き打ちで出してきた。国民があっけに取られているうちに、アレヨアレヨで、わずか30時間の審議で採決してしまおうというのだから、ムチャクチャだ。

「この法案が通れば、政府にとって都合の悪い情報はすべて秘密にされ、情報を漏らしても、情報にアクセスしようとしても罰せられる。国民は知る権利を奪われるどころか、目隠しされて、『由らしむべし知らしむべからず』の世界になるでしょう。情報公開と言論の自由がなくなれば、民主主義国家とは言えません。秘密保護法によって、言論の自由を定めた憲法21条はなし崩しになる。事実上の改憲ですよ。安倍政権は、9条の前に21条の立法改憲をやろうとしているのです」(斎藤文男氏=前出)

国民はノホホンとしているが、これは何もマスコミだけの問題ではない。治安維持法がそうだったように、一般国民だって口を封じられることになる。なにしろ、秘密の中身が秘密なのだ。嫌疑をデッチ上げることも可能だし、理由も分からず逮捕されてしまう恐れもある。

「もちろんメディアは今以上に国家権力の言いなりになるでしょうね。権力者にとって、これほど使い勝手のいい法律はありません。自民党の永久政権が続くことになるんじゃないですか」(斎藤文男氏=前出)

反対意見を封殺し、政権への批判を許さない社会……といえば、まさしく北朝鮮なのである。

◇民主主義を守るため国民が決起するしかない

安倍政権が推し進めている危険な法案は、秘密保護法だけではない。

国民総背番号の「マイナンバー法案」はすでに成立。そこへ日本版NSCや秘密保護法で国民統制を強化し、教育面でも道徳を「教科化」して保守思想を植え付けようとしている。どれも国民が望んだわけではないのに、安倍は独善的に進めてしまう。

あまりに強引なやり方に、さすがに自民党内からも「おかしい」の声が上がっているが、誰も表立って批判しようとはしない。

「中曽根政権下の1985年にも、秘密保護法案に内容がよく似た『国家秘密法案』が国会に提出されましたが、国民の反対は強く、当時は自民党の谷垣氏(現法相)ら若手も猛反発して、廃案になったものです。今の秘密保護法案にも国民世論の大半は反対しているのに、自民党議員は誰も安倍首相に歯向かおうとしないのだから情けない。こんな悪法に黙って賛成するなんて、一体どこを向いて仕事をしているのか。頭数だけ多くて、国民のための仕事を誰もしていない。

小泉チルドレン以降、国会議員の劣化は目を覆うばかりです。民主主義の根幹を揺るがすような、これほどの悪法でも党内に抵抗する勢力がないと分かれば、安倍首相は、ますますイイ気になって、強硬姿勢に拍車がかかる。次は集団的自衛権の行使容認で、ついには平和憲法も形骸化することになるのです」(政治評論家・野上忠興氏)

第1次内閣でも、安倍は教育基本法改正、国民投票法、在日米軍再編特措法など“安倍カラー”の法案で強行採決を連発した。それで世間の批判を浴びたのに、すっかり忘れているようだ。それとも、支持率が高ければ、どんな手荒なことをしても許されるとタカをくくっているのか。

◇国会議員も危機感がなさ過ぎる

戦後、これほどの強権政治は見たことがないが、弁護士や憲法学者、ジャーナリストがどんなに反対の声を上げても、安倍にはどこ吹く風だ。秘密保護法案は26日にも衆院を通過すると報じられている。衆参ねじれがない今はベルトコンベヤーで法案を流しているようなもので、参院に送られれば自動成立してしまう。

「野党も何を考えているのかと思いますね。みんなの党も、日本維新の会も政権にスリ寄って修正協議で合意してしまった。こんな法案は、どこをどう直せばいいという小手先の弥縫策で済む話ではありません。徹底抗戦して、廃案に持ち込まなければいけない。それこそが野党の存在意義でもあるはずです。だいたい、国会議員も危機感がなさすぎます。秘密保護法ができれば、国会議員だって情報へのアクセスが制限される。官僚が決めた特定秘密は入手できなくなる。政府のウソを暴き、国会で追及することもできなくなるのです。国権の最高機関としての自覚もないのかと呆れます」(野上忠興氏=前出)

16世紀フランスの人文学者エティエンヌ・ド・ラ・ボエシの名著「自発的隷従論」には、悪政がはびこると人々が隷属に甘んじてしまうと書かれている。度を越した圧政に対して、「抗うのはムダ」と思考停止に陥ってしまうのだ。いまの日本は、まさにその状態にあるのではないか。

民衆の無気力が独裁者を支えるというのは古典的なテーマなのだが、そうやって飼い慣らされたら終わりだ。長い時間をかけて積み上げてきた民主主義が崩れ去り、国民は基本的人権を剥奪され、税金はドンドン上げられる。もちろん社会保障は切り捨てられ、国民が国家に隷属する存在になってしまう。それでもいいのか。

国会議員は頼りにならず、メディアも無力。かくなるうえは、国民自身が決起するしかない。大新聞がチョロチョロ書いているような反対キャンペーンだけじゃダメだ。相手は“金正日”なのである。市民革命を起こすくらいの真剣さで反対運動を起こさないと、この暴走は止められない。


 

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コメント
 
01. 2013年11月22日 01:12:44 : YxpFguEt7k
深草徹氏
秘密保護法、米国の制度と比べてこんなにひどい
(1)米国ではオバマ政権のもとで、「透明性があり開かれた政府」をめざし情報開示のための積極策がとられている。「情報自由法」の活用、「過剰機密削減法」の制定など。米国では国家情報は国民のもの。情報開示を進める方向を鮮明に。日本とは正反対。

(2)米国では秘密保全法制の柱は「機密指定された国家安全情報」と題する大統領令13526号。
これによると機密指定対象事項は8項目に類型化されており、非常に限定的だ。わが秘密保護法案の秘密指定対象では23項目、あいまいで、実質上無限定だ。

(3)米国@法令違反、非効率の助長又は行政上の過誤の秘匿A特定の個人、組織又は行政機関に問題が生じる事態の予防B競争の制限C国家安全保障上の利益の保護に必要ない情報の公開を妨げ又は遷延させる目的の機密指定禁止。秘密保護法はこんな規定なし。

(4)米国では機密指定権者は「正当な権限によらず開示されたときは国家安全保障上の利益に損害がもたらされる結果が生じることを合理的に予期し得ると決定し、かつその損害を特定・記述できる要件」を充足しなければ機密指定できない。厳格だ。秘密保護法案では行政機関の長の考え次第でどうにでもなる。

(5)米国では@上・下院の特別委員会が機密指定の濫用を審査するA指定に対する内部からの異議申立が奨励され、内部措置に不服があれば省庁間審査委員会(合議制機関)への申立ができる。秘密保護法案では秘密指定は国会をも拘束、異議申立の手続もなし。

(6)米国では@国立公文書館の情報保全監察局長から、A市民・研究者らから、B国立公文書館に設置された国家機密解除センターから、それぞれ機密解除請求できる制度があり、省庁間機密審査委員会が裁決する。秘密保護法案には解除請求の道は一本もない。

(7)米国では機密期間は10年未満、10年、例外的に25年、例外は限定列挙。特別の期間を定めるには合議制機関の省庁間審査委員会が審査する。国立公文書館移管文書については同館長が機密解除の措置をとる。秘密保護法は杜撰な規定。解除の保障なし。

(8)米国では情報保全監察局(長)による機密指定の行政監察が行われ、毎年大統領宛機密指定実施状況の報告書が作成・公表される。機密文書等の保管も監督される。秘密保護法では秘密指定実施状況は公表されず文書の廃棄防止措置なし。現状は殆ど廃棄。
https://twitter.com/tofuka01/status/403322693484687360
https://twitter.com/tofuka01/status/403324946304081920
https://twitter.com/tofuka01/status/403326800639430656
https://twitter.com/tofuka01/status/403328096553545728
https://twitter.com/tofuka01/status/403483976922177536
https://twitter.com/tofuka01/status/403486443600740352
https://twitter.com/tofuka01/status/403491536106569729
https://twitter.com/tofuka01/status/403507609602256896

問題山積。


02. 2013年11月22日 01:13:54 : Un6heX4IUI

こういうのにしてもそうだけど、

何故か公明党については一切書いていないからな 笑

媚中韓である点で同族なんだろう

ただ、自分たちが主導権を握れてない民主党政権のときの時代を忘れられない奴らの層と創価学会層とで対立しているようにも見えるわ

ま、高みの見物ということで



03. 2013年11月22日 06:40:33 : WgOn8kA4Co
>>02

お前はいいよな。つうか、日本にいないから高みの見物なんだろ?


04. 2013年11月22日 09:19:18 : QWG9cwjuGg
秘密保護法案、民主反対へ…修正協議折り合わず
読売新聞 11月22日(金)8時58分配信

 民主党は21日、安全保障の機密情報を漏えいした公務員らへの罰則を強化する特定秘密保護法案に反対する方向となった。

 自民、公明両党は21日、民主党との法案の修正協議で、同党の主張の一部を法案の付則に明記する考えを示して譲歩したが、折り合わなかった。民主党幹部は協議終了後、「反対して政府・与党と戦った方がいいという人が党内に多い」と語った。22日に海江田代表や大畠幹事長らが反対の方向で意見集約する予定だ。

 与党と民主党の修正協議では、特定秘密の内容を検証する「第三者機関」の設置が焦点で、民主党は〈1〉特定秘密の指定が30年を超える場合は、有識者による第三者機関の承認を得る〈2〉秘密指定について国会の関与を強化――などを柱とする対案を説明した。与党側は、一部を付則に明記することは可能との見解を示したが、大幅な受け入れは難しいとも回答した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131121-00001535-yom-pol


05. 2013年11月22日 16:31:10 : wGnaaEWguw
そういえば今朝のNHKの番組で陸自所属の女性が歌を歌うコーナーがあったが何となく北朝鮮の女性兵士が金日成・正日・正恩を讃える歌を歌うシーンに似ているような感があった。これも日本の北朝鮮化の一環ということだろうか。

06. 2013年11月22日 17:05:35 : Fbrymlivsk
>>05 陸自所属の女性が歌を歌うコーナーがあったが何となく北朝鮮

安倍将軍様を讃える唄とかやってるわけじゃないので、それは誤解でしょう w
あの人巧いよ。芸術的評価を職業で差別するのは、違うと思いますよ。

特定秘密保護法案が全体主義の入り口にあるという危機感は正しいと思うけど。

>>01 
オバマ米国は、ツワネ原則にそった法設計しています。
米国と言っても米国軍産複合体の派閥と民主主義を守ろうとするグループがあり、一枚岩じゃない。
安倍政権は、前者になびいているように見えます。


07. 2013年11月22日 18:34:26 : QBrYpzDGwo
1さんの分析によると、やはり考えられないような奇怪な法案だが、多分落とし所も充分計算に入れて、最大最悪の法案をまず提示、譲りに譲って、審議の過程で追及する側が、「我々の抵抗が功を奏して随分まともな法案となった」と自己満足するくらいな所で可決に入るつもりではないか。
  結局、この程度で良いだろう、という所まで持って行くには、始めに皆が呆れるくらいの酷さでなければならない。
  従って、反対野党が存在するとすれば、徹底的に潰す、くらいの覚悟でなければ、抵抗したという自己満足で終わり、なおかつ最初からの目論見どおりの法律が出来上がってしまうだろう。
  一旦基本法が出来れば、従来通り、通達や行政指導で何とでもなる。ただでさえ空気を読んで大勢に付くことを処世術としている国民性であるから、基本法が出来た時点でビクビクものであり、通達が出た、というだけで情報開示請求すらも躊躇うことになるだろう。
  戦時中も、「戦争に負けそうだね」と家の中で言うだけでも「そんな事を言ったら憲兵が来てしょっ引かれるぞ」と強く叱られたという。
  何を大げさな、という向きもあるようだが、信じられないような事態に進んで行くことがあるから恐いのだ。
  今流行のブラック企業も、激しいノルマが課されて、到達出来ない社員には罵詈雑言、殴られもするという。俄かには信じられないような光景が繰り返され、あたかも当然であるかのように、傍観者も放置しているだけだ。嫌なら会社を辞めるか、うつ病の診断書をもらって休むかしかない。
  企業の持ちもの検査、ロッカー検査も日常的に行われている。すると常備している胃薬まで、「これも私物だから持ってこれないね」などと言う者が出る。
  後から考えれば何でこんなことにビクビクして、と思うようなことが、当たり前となるから恐いのだ。この法案を盾に、公務職場はおろか、民間企業も所持品検査が当たり前となる可能性が高い。中間管理職が自分の意見を持たず、厳しいヒエラルキーの下でとにかく上に服従することを務めと認識しているからだ。
  成熟していれば自分の判断で対処出来るが、未成熟であるから大勢に付いてしまうのだ。そこでは寛容性は全く発揮されず今以上に窮屈な社会となってしまう。
  とにかく、国民納税者をこれまで以上に行政から恩恵を受けるような立場に置いておき、かつまた納税者の資産を統治機構として確保したい、このような霞が関の目論見もあるのだろう。
  だが、自分の意見を持たず、常に強い者の側に付く傾向のある幼児性を持った国民風土の中では、国全体がブラック社会となる可能性がある。
  官僚から主権を取り戻し、真に納税者、主権者が自分の納めた税金に議会を通じてしっかりと関与出来る成熟した状態になってからでなければ、このような法案は幼稚園児に銃を持たせるようなものである。

08. 2013年11月22日 23:24:44 : lvZNciTC22
 CIA工作員や北朝鮮工作員がそっと消されているという情報を耳にするが恐らくほとんどの一般国民は知らないだろう。これからは重要な情報を知っている方々は途中での作戦変更などで、そっと消されてしまう恐れがあるかもしれない。もちろんその真の事実を誰にも知らされないままで。

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