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http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20131120/plt1311201828001-n1.htm
2013.11.20
特定秘密保護法案をめぐり、みんなの党が安倍晋三政権に急接近したのは、渡辺喜美代表の「焦り」の裏返しといえそうだ。党運営をめぐる対立は水面下で続いている。「独裁」とも指摘される渡辺氏の手法が行き詰まりを見せる中、渡辺氏は実績づくりを急いだ。ただ、政権への接近は新党結成を模索する党内の中堅・若手議員らから反発を招く可能性があり、「もろ刃の剣」といえる。
「修正がなければ政府案がそのまま通り、懸念が出る危うさがあったが、一定の歯止めがかけられた」
渡辺氏は法案への賛成を決めた19日の党役員会後、記者団にこう語り、胸を張った。14日夜に東京・赤坂の中華料理店で安倍首相らと会談し、みんなの修正案を直談判したことには「やはりトップ会談だ。信頼関係があるので、政治のプロセスがスムーズに運ぶことを痛感した」と自賛した。
党内では当初、「秘密の範囲が際限なく広がる」として法案への反対論が強かった。修正協議についても「拙速にやるべきではない」との声が上がった。渡辺氏が修正に突き進んだ背景には何があったのか−。
一つは、野党再編を模索する江田憲司前幹事長との確執など、党内の亀裂が深まる中、少しでも政策を実現させることで、求心力を高めたいとの思いがあったようだ。渡辺氏は新党結成に否定的だが、新党を選択肢に据える議員は少なからずおり、求心力を高めることは渡辺氏にとって急務の課題だからだ。
また、日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)が「感覚的に嫌だ」と早くから法案に否定的だったことも、渡辺氏を賛成にかじを切らせた、との見方もある。渡辺氏が敵視する橋下氏率いる維新との差別化を図ったというわけだ。
渡辺氏は19日、「自民党内の抵抗勢力よりわれわれのほうが安倍首相の考えに近い」と強調した。党内には「安倍政権との閣外協力や連立政権入りの願望があるのでは」(若手)との見方が浮上。「採決では反対する」と明言する議員も出始めた。党内に新たな火種がくすぶりはじめた。
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