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2013年11月20日
特定秘密保護法案が最大の国内政治問題となる中で、みんなの党代表の渡辺善美が安倍首相と手を握って修正法案に合意した。ご丁寧に、もともと安倍首相とは考えが近い、という迎合発言までして。政治家としての渡辺善美の一巻の終わりの瞬間だ。
渡辺喜美は安倍第一次内閣の時、行革に熱心な安倍首相に買われて行革担当大臣に任命された。そして張り切りすぎて自民党に嫌われ自民党を飛び出した。その時以来渡辺は自民党からは憎まれ、地元の自民党支持者を失望させた。
それ以来渡辺が政界で生き残るには、初心を貫いて行革(公務員改革)の渡辺として反自民・反官僚支配を掲げ、政界編成を目指し、その中で政権を担う可能性にかけるしかなかった。そして「みんなの党」は健闘し、国民から一定の支持を得るところまで行ったまではよかった。
ところが安倍自民党が圧勝して野党連合の可能性が限りなく小さくなる一方で、みんなの党の内部分裂が決定的になった。進退窮まった末、渡辺はかつて自分を重用してくれた安倍首相に擦り寄るしかなかったのである。
しかし、これで政治家渡辺善人は一巻の終わりだ。渡辺は安倍首相に期待をつないでも自民党が渡辺を許さない。その一方で安倍自民党に擦り寄った渡辺は、安倍自民党を嫌う国民を裏切り、彼らの支持を失うことになる。自民党からも、非自民党からも評価されない彼の行く末はどこにもない。またひとつ安倍自民党政権の邪魔者が消えていく事になる(了)
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