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http://31634308.at.webry.info/201311/article_16.html
2013/11/20 00:10
特定秘密保護法の自公だけの賛成で通さないためのアリバイ作りに、自民党がみんなと維新の抱き込みを腐心しているが、みんなをやっと籠絡した。籠絡した内容が酷い。
毎日新聞は今日の社説でみんなの行動を以下のように述べている。
『不可解なのがみんなの党の柔軟姿勢だ。同法案は官僚による情報独占、立法府や司法に対する行政優位を強めかねない大きな問題がある。
ところが渡辺喜美代表は「総論賛成」と早々に言い切り、安倍晋三首相との会食で修正案まで示したという。官僚支配に反対した党の理念とどう整合するのか。同党の主張に沿い秘密指定への首相の関与が強化されたとしても恣意(しい)的な指定のおそれなどが解消するとは言い難い。』
以前は、第二自民党の維新が最初にすんなり同意すると思っていたが、官僚支配を打破するとしていたみんながもっとも積極的に受け入れた。早々に、安倍首相と会食を行ってまで同意した。特に、今回の同意の切り札が、「首相の指揮権」である。この指揮権の問題点は、首相が数万件、数十件の秘密事項をチェックできるはずはなく、その管理は結局官僚が行うことである。官僚は、一度省庁に入所したら、一声30年前後、その省庁に留まり、その秘密を管理する。情報は完全に官僚に管理されることになる。官僚天国でやりたい放題となる。
自民党は維新を籠絡させるため、秘密の開示を求めている維新向けに開示するまでの期間を「60年」とする案も提示している。また「第三者機関設置の検討」も行っている。
米国の秘密文書の開示は、余程の秘密でない限り10年未満で開示することになっている。60年という数字はどこからくるのだろうか。60年と言えば、自分が仕事をした年齢から、秘密が開示された頃には、この世にはいない。政治家でも、官僚でも自分の生存している内は、どんな事をやらかしたことは人に知られない。きっと、知られたくはないという意識があるからであろう。つまり自分達が行った行為に胸をはって正しいとは言えないのである。卑屈そのものである。
今は情報社会である。10年も経つと情報自体は価値は無くなる。ただ、10年経つと、その判断が間違っていたか、正しかったかは明らかになる。
結局、今の自民党は、「開示期間を60年」とした意図は自分たちがやったことが、世間に知られたくないだけで、責任逃れから来ていると考えている。
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