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露骨な手のひら返し(C)日刊ゲンダイ
小泉元首相に「反旗」 石破幹事長のシタタカな計算
http://gendai.net/articles/view/news/146018
2013年11月18日 日刊ゲンダイ
「『原発ゼロ』と歯切れのいい発言に国民が賛同している状況は無視できない」――。小泉純一郎元首相の「脱原発」発言に対し、自民党の石破茂幹事長が「反旗」ののろしを上げた。
16日のテレビ番組で、原発の使用済み燃料の最終処分場の選定について、「ふさわしい地域はここだと示すことが国の責任」と強調。最終処分場のメドが立たないことを理由に「脱原発」にカジを切った小泉発言に真っ向から反論。小泉が訴える「即ゼロ」についても「今ある原発の安全を確保したうえで再稼働する」と断言した。さらに「再稼働がよくて新設がダメというのは理論的には成り立たない」と新設の可能性にも踏み込んだのだ。
これまでは「立場が異なる」と小泉発言に静観する構えだった。態度が変わったのは15日。「原発ゼロに至るまでの時間や手法、費用の捻出先などの具体論がなければ、単なるスローガンに過ぎない」と批判を始めたのである。
「機を見るに敏」が政治家とはいえ、石破ほど手のひら返しがロコツな政治家はいない。かつて小沢一郎・生活の党代表を「真の改革者」と持ち上げて自民党を離党。ところが、あっさりたもとを分かって復党したと思ったら、その後は小沢批判の急先鋒になった。
<安倍側に付いた方がトク?>
「党内の中堅以上は石破さんを快く思っていません。復党後はいいポストばかり就いている上、額賀派の力で政調会長となったのに派閥を離れ、若手を集めて勉強会を開いたりしている。今のところ、安倍首相は石破さんを要職で起用しているが、あくまで『取り込もう』としているに過ぎません。石破さんもそれが分かっている。だから、小泉さんの日本記者クラブでの会見(12日)を見定め、世論への広がりは限定的と判断し、安倍側に“付いた”のでしょう」(政治評論家・浅川博忠氏)
政界でも有数の東電“株主”であり、長女も東電に就職した。電力会社の肩を持とうと必死かもしれないが、政治家としての矜持(きょうじ)はどこへやら。薄っぺらい男である。
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