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2013年11月17日
15日の金曜日の日経をパラパラ捲っていると奇妙な広告に出遭った。「世界オピニオンリーダーズサミット」が開催されると云う広告だ。町村信孝、小池百合子がゲストとして参加すると云うのだから、もう既に怪しい。主催はまったく聞き覚えのない「WSD・世界開発協力機構」というところだ。ただ、後援として、外務省、防衛省、米国大使館などの名前が連なっている。ゲストには、ビル・クリントン、コリン・パウエル、藤崎一郎、ケリ―元米国東アジア太平洋担当国務次官補等々である。トニ―・ブレアも来日のようだ。モデレーターとして半田晴久(深見東州)とある。
モデレーターと云うのは、司会者と云う意味もあり座長とか仲介者とか色んな意味がある。 *「WSD・世界開発協力機構」とか、半田晴久(深見東州)氏なる人物を知らないのは、単に筆者の無知によるものなら、それはそれで恥じ入るのみだが、知らない儘ににも捨ておけない。かなりネット上の情報を漁ってみたが、結局、正体の全貌を把握するには至らなかった。あまり深入りすると、トラウマに襲われそうなので、程々で切り上げたが、俗にいう“胡散臭い”とか、“怪しい”という言葉を当て嵌めてしまいたくなるが、そうのように断じるだけの根拠もない。
只一つだけ、今回の安倍晋三のカンボジア・ラオス訪問と時期を同じく「世界オピニオンリーダーズサミット」が開催されている点は奇妙に合致する点は気がかりだ。何故かと云うと「WSD・世界開発協力機構」なる機関が、カンボジア王国と深い繋がりを持っている様子が窺えるからである。同団体の理事に“カンボジア王国 サムデック・ノロドム・シルブッド殿下”と云う名が確認できる。ラオスとも親しい関係を構築しているようだ。そのような情報を念頭に以下の記事を読むと、安倍晋三がカンボジアに行ったのは、「世界オピニオンリーダーズサミット」を惹きたてる為のようにさえ思えてくる。
≪ <安倍首相>カンボジアと安保協力で一致 共同声明発表
【プノンペン吉永康朗】安倍晋三首相は16日午後(日本時間同)、カンボジアのフン・セン首相と首相府で会談した。中国の海洋進出を念頭に、海洋を巡る問題で「法の支配」の原則を確立する重要性や、安全保障、経済面などでの協力をうたった共同声明を発表。日本の支援による救急医療センターの設立も確認し、カンボジアの保健医療向上に協力する覚書を締結した。
日本の首相のカンボジア訪問は、多国間の会議を除けば約13年ぶり。安倍首相は会談で、自らが掲げる「積極的平和主義」を「平和国家の根幹は変わらない」と説明。フン・セン首相は「全面的に支持したい」と述べた。両首相は、実効性のある「南シナ海行動規範」の早期締結を求めることで一致。さらに、国連平和維持活動(PKO)の要員の教育・訓練で協力する協定を締結。北朝鮮の拉致問題解決で協力することでも一致した。
安倍首相は会談後の共同記者発表で、「ODA(政府開発援助)に加え、日本企業の投資を促進したい。安全保障分野の対話、協力を一層強化したい」と語った。フン・セン首相も「協力関係を一歩一歩発展させ、将来的に戦略的パートナーシップを結びたい」と期待感を示した。 安倍首相は17日ラオスを訪問し、トンシン首相と会談する。 ≫(毎日新聞)
ちなみに、ネットで探った情報(事実確認は出来ていない)をランダムに羅列しておくと、以下の通り。
■NPO世界開発機構とは≪特定非営利活動法人「世界開発協力機構」(Worldwide Support for Development:WSD)は、2008年2月、東京都より特定非営利活動法人(NPO法人)の認可を受けた国際支援組織で、国際協力や福祉活動、 大学・学術系団体への支援活動等を行う団体です。≫で、
目的は≪ 特定非営利活動法人(NPO法人)世界開発協力機構(Worldwide Support for Development:WSD)は、広く世界各国の人々に対して、教育環境の整備活動や、経済的・社会的困難にある人々の救済援助活動をはじめとする、 福祉・学術・教育等における支援や国際協力活動を行う団体です。このような活動を行うことにより、世界の人々がみな等しく、経済的・社会的・文化的その他 全ての面において、安全で質の高い幸福な生活を送ることが出来る社会の実現を目指します。このことによって、広く公益の増進に寄与することを目的とします。≫だそうである。団体の役員、トップは総裁で半田晴久(深見東州)氏である。
■深見東州(半田晴久)氏とは?ウィキペディアによると≪深見 東州(ふかみ とうしゅう、本名:半田晴久(はんだはるひさ)1951年3月18日 - )は、日本のアーティスト[1][2]。社会福祉活動を展開し、芸術家、神道家、学者、評論家、オペラ歌手、画家、書家、能楽師、実業家としても活動している。 普遍的な宗教性こそが大切であると考え、狭い宗教の枠を越えて、多面的に公共の福祉に役立つことを第一としている。主に、芸術活動や神道家としての活動等を行う際は、深見東州(ふかみとうしゅう)という通名を使用している(以前は、深見青山という通名を使用していた)。学術活動や評論活動及び公益活動や実業家としての活動を行う際は、本名の半田晴久(はんだはるひさ)で活動している。また、劇団活動や小説家、詩人として作家活動を行う際は、戸渡阿見(ととあみ)というペンネームを使用している。さらに、上記のあらゆる活動を行う人物として登場する際はレオナルドTOSHUというペンネームをラジオパーソナリティ名やツイッター上で使用している。長谷川幸延(小説家、劇作家)は、親戚にあたる。 在福岡カンボジア王国名誉領事。2004年11月、インターナショナル・ロータリーより、ポール・ハリス賞受賞(WA Rotary Club Paul Harris Fellow)。2005年6月、紺綬褒章受章。
■同氏の経歴から推察すると、宗教家の色彩が色濃く見える。そこに現れるのが「ワールドメイト」という宗教団体だ。
ウィキペディアによると ≪ワールドメイトは、深見東州(当時は深見青山、本名:半田晴久)と橘カオル(本名:徳田愛子)が1984年にコスモコアとして創設した神道系の宗教法人。過去にはコスモメイトやパワフルコスモメイトといった名称で活動していた。≫。
活動は ≪皇大神御社による、神社としての宗教活動のほか、全国各地の神社参拝、大祓神事、エンターテインメント的な要素が強い講演会、神人合一を目指す神法伝授、先祖供養や救霊、コンサートなどの芸術活動、チャリティーなどの慈善事業、国内外での福祉活動や公益活動、神道研究等への援助活動等を行っている。
リーダーは新宗教の教祖としては、きわめて博識であり、数百回を超える講演会は、一つとして同じ内容のものはない。また、苦難に対する救済のための宗教はすでに数多く存在するため、喜び、楽しみ、感動を創っていく新しい宗教を目指したいという、リーダーの意向と天啓により、従来にはなかったユニークな活動形態をとっている。
特に、「ホープ・ワールドワイド(Hope Worldwide)」(キリスト教系国際チャリティー組織)やカンボジア王国と協力し、24時間診療の無料病院(シアヌーク病院)への支援を継続的に行っている。神道国際学会の主要なスポンサーである。
団体の沿革は、 ≪リーダーの深見は、母が信仰していた世界救世教に幼少時から親しみ、その後大本に転向する。同志社大学を卒業後、大和ハウス工業の営業マンだった1977年に、大本と提携している銀座の道院紅卍字会で、根本宏に師事をする。その後、道院で、真光に接していたこともある植松愛子と出会う。
1977年、深見が植松の内弟子となって、宗教的生活を開始する。1984年、小規模な集まりに名称をつけ、宗教団体コスモコアを設立し、神道をベースとした講演会活動を開始した。1985年、深見東州が『神界からの神通力』を出版すると、会員が増加し、宗教活動が活発化した。
1987年、コスモメイトに改称。1988年、皇大神御社(すめらおおかみおんやしろ、旧称 皇大神社 すめらおおかみやしろ)を建立して総本部に定め、皇大神御社を中心に、会員参加型の祭祀・祭事や神事を行うようになる。 1994年4月、パワフルコスモメイトに改称。
1994年12月、ワールドメイトに改称。団体名の改称は、団体自身の器が大きくなるにつれ、さらなる救済力や普遍性を発揮する組織に生まれ変わるという意味がある。
日本に183ヶ所の支部、アメリカ合衆国やイギリスなど海外に10ヶ所の支部があり、公式ウェブサイトは2011年7月時点の会員数を約72,000人と発表しているが、Inken Prohlによれば2012年時点で会員数は34,000人、Katherine Marshallによれば2013年時点で会員数は37,000人とされている。 2012年9月、文化庁所轄の宗教法人となった。≫
■≪東京芸術財団「TAF=TOKYO ARTS FOUNDATION」は、次の目的を実現する為、2011年2月25日、東京都一般財団法人として設立されました。≫とあり、財団の会長は半田晴久氏だが、理事長に井上康道氏(FM福岡、西日本新聞関連)までは身内だが、次なる理事には亀井静香、鳩山由紀夫、小沢一郎、鳩山邦夫等が居並ぶ。どうもこの深見東州(半田晴久)氏はウィングが広く拡散しており、その狙い等々が非常に掴みにくいのが特長でもある。まぁこの東京芸術財団はめくらましの可能性も否めない。
以上
上記、様々にネット上を探索すると、筆者以上の何かを発見することも可能と思われる。興味のある方は深く調べてみるのも一興だ。最後に「ワールドメイトの実態と云うサイトを個人が熱心に発信している。制作者の立ち位置が判らないので、その内容が真実かどうか不明。ただ、かなり熱心に追いかけているので、一読しておいても良いだろう。ただし、内容に関して、筆者は何ひとつ推奨する根拠を持っていない。
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