自民党の最右翼の石原慎太郎と組むのがその本性を示す。
維新というか古色蒼然というか、支離滅裂というかめちゃくちゃ論理。

ハシゲのやり口ってのは
支離滅裂でその場限りの、理解不能で適当な屁理屈を捏ね上げ
それを脇から信者や阿呆共が「さすが橋下！考えが深い！」と喚き立てて
「分からない奴の頭が悪いだけ」
（実際には最初から矛盾だらけの妄言でしかないから、分かる奴など居ないのだが）
みたいな雰囲気で押し切り、適当な着地点を後付けで探しだしてドヤ顔、
というものだった。
が、慰安婦でアメリカ様が青筋立てた時点で擁護できなくなり崩壊www
あの手法は一回ミスると挽回不能な、砂上の楼閣だったってワケだ。

「維新、第三者機関を要求＝自公と修正協議開始 −秘密保護法案 http://www.jiji.com/jc/c? g=pol_30&k=2013111300044 」

維新は特定秘密保護法案に対して、第三者機関の チェック機能といった、一部分の修正案を提案し、 自民、公明、維新の3党による修正協議で成立が間 近になってきた。

維新の修正案では、日弁連や、マスコミが批判して いる特定秘密保護法案の問題は、ほとんど解決しな いのだが、政府としては与党だけで成立は可能だ が、与党だけの強硬裁決の批判をされたくないの で、維新の一部分の修正を受け入れて、与野党によ る審議を尽くしたというスタイルを作ったというこ とだ。

だが、橋下は特定秘密保護法案について、「感覚的 に嫌だ。法律家として非常に（内容が）粗いと思 う」と批判した。さらに、「情報は原則公開」と述 べ、「法案は『原則秘密』になっており非常に危 険。秘密を適正に扱える人間はおらず、不都合な ものは隠そうとする」と指摘している。そして、 「安全保障上、秘密を守る必要性があることは十分 認識しているが、秘密にすることで安全保障を高め るより、公開を前提とした安全保障を構築する知 恵を絞ればよい」と持論を展開。「原則公開の視 点から、法案をもっと磨き上げるべきだ」と強調 したのである。つまり、橋下は維新の修正案でも受 け入れられないはずである。

以前から、橋下は自民党の改憲草案は危険だと言 い、橋下の改憲案はあくまでも地方分権に関係する もの、参院廃止、首相公選などの政治の枠組みに限 定しており、イデオロギー的なものはない。一方、 石原は自民党の改憲草案よりも、さらに右で、そも そも現行憲法はアメリカから押し付けられたので破 棄と主張している。橋下は破棄はあり得ないと、橋 下と石原では改憲でも対立している。

TPPについて石原は、都知事時代にTPPはアメリカ の策略と言って反対だったが、橋下は農業の「聖 域」もなく全面的に推進と、正反対であった。もっ とも石原は維新の共同代表になった瞬間に、理由は 言わずにTPP賛成に手のひらを返した。

慰安婦問題に関しては、橋下は日本軍も慰安婦を 使っていたと謝罪した。しかし、橋下は慰安婦を使 っていたのは日本軍だけでないので、日本だけが批 判されるのはおかしいという論であり。石原はとい うと、職業売春婦が仕事としてやっていたので、慰 安婦などはいないと主張し、これまた対立してい る。もちろん、石原は存在しない慰安婦に謝罪する の必要などは一切ないという立場である。

戦争が侵略戦争であったか否かという歴史認識につ いても、橋下は侵略、石原は自衛のための戦争であ り、したがって侵略ではないと真っ向から対立して いる。原発も橋下は反対、東軍石原派は積極推 進。

維新の共同代表二人がここまで対立していたら、一 緒にやって行くのは不可能だと思うのだ。そもそも 橋下は地方分権とともに、自民党が仕切っている既 得権を壊すということで自民党と対決する存在を目 指していた。

一方、石原派の中心をなすのは旧立ち上がれ日本 で、郵政民営化に反対して自民党を離党した平沼赳 夫が作ったので、郵政民営化反対以外は自民党と同 じであり、自民党時代には右派であった。それに、 自民党の70歳定年制で選挙公認が得られなかった 老体が合流したので、橋下が否定する旧来型の自民 党である。

橋下と幹事長の松井は国会議員でないので、国会対 応は東軍石原派が実権を握っており、政党は西軍橋 下派、国会は東軍石原派と、もはや一つの政党の体 をなしていない。

橋下は慰安婦発言以降、国政から一線を引き、大阪 に集中している。そのため、国政は元々自民党右派 の東軍石原派の力が増して来ているので、維新の国 会対応は安倍と近くなって当たり前なのである。お そらく、特定秘密保護法案みたいに、与党に維新が 加わり与野党で審議したというスタイルは、これを 機に進んで行くことになると見ている。