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小泉元首相の「脱原発」の真意は安倍首相を“なぶり殺す”コト
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2013/11/14 日刊ゲンダイ
小泉元首相の脱原発発言に案の定、安倍官邸がアタフタしている。将来的な脱原発であれば、「自民党と方向性は同じ」という言い方ができたが、小泉は「即ゼロにしたほうがいい」と踏み込んだからだ。今後、世論調査では脱原発への賛否が質問項目に並ぶ。もちろん、世論は脱原発だから、安倍政権の支持率には確実にボディーブローになる。
「安倍首相がもっとも嫌がるパターンです。それでなくても、政府は東電の事故処理に全面的に当たることを表明。事実上の救済に乗り出したばかり。もちろん、裏には経産省出身の今井尚哉秘書官の存在がある。経済産業省=原発再稼働ですからね。そのタイミングで、小泉元総理に冷水をぶっ掛けられたわけで、最近の総理はカリカリしている。小泉発言に相当、ナーバスになっているのは確かです」(官邸事情通)
そこで、小泉の真意なのだが、報道されているような野党連携や政局を仕掛けようなんてつもりはさらさらない。それじゃあ、何かと言うと、安倍イビリだ。
「安倍首相の最近の言動、つまり、小泉元総理の脱原発発言への『無責任』発言などにカチンときて、完全にスイッチが入った感じです。何をエラソーに言っているんだ、ということでしょう。加えて、原子力ムラの利権は政官財、鉄のトライアングルです。相手にとって不足はないというか、戦闘モードに入った。つい最近も元総理と話しましたが妙にさっぱりしていて、迷いがない。そういう印象を受けました」(ジャーナリスト・須田慎一郎氏)
長らく共同通信で、清和会を担当してきた政治評論家の野上忠興氏は「安倍首相をなぶるつもりだろう」とこう言った。
「安倍首相の政局観のなさ、これが見てられないのだと思いますよ。それなのに、大宰相を気取っているものだから、ますます腹立たしいのでしょうが、だからといって引きずり降ろすつもりもない。“なぶる”という言葉が一番適切じゃないですか」
新自由主義者で、市場原理主義、規制改革論者の小泉にしてみれば、規制緩和が遅々として進まないことへの苛立ち、怒りもあるとみられている。いずれにしても、小泉の目的が安倍を「なぶり殺す」ことであれば、面白い。
愉快犯みたいな小泉にエールを送るつもりはないが、「イケイケドンドンだった安倍政権の潮目が変わった」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)という見方もある。だとすれば、小泉にもまだ利用価値はあるというものだ。
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