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小泉元首相 脱原発は老人の愉悦かよ
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2013/11/13 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
報道陣300人に酔いしれる
「原発ゼロ」を訴えてきた小泉純一郎元首相(71)がきのう(12日)、初めて記者会見を開いた。集まった報道陣は300人。久々にスポットライトを浴び、約90分にわたって言いたい放題で、最も発言がヒートアップしたのは、安倍首相への注文だ。
「首相の力は絶大だから、首相が『ゼロにしろ』と言えば、反対は出ない。私は望ましい方向に首相の権力を使ってもらいたい。権力を使える状況がこんなに恵まれた時期はないと思っている」
小泉は「この環境を生かさないのは、もったいない」とまで言い切った。衆参議席の圧倒多数を握りながら、脱原発にカジを切らないのは“バカじゃないか”と言わんばかりだ。
脱原発にかける覚悟を聞かれると、小泉は「郵政民営化どころの比ではない」と豪語。ところが、脱原発を掲げる政党との共闘や新党結成については「ひとりでもやるという気持ちでやらないとダメ」と、連携する気はさらさらないらしい。
「小泉元首相が脱原発を説いて回っているのは、安倍自民党に“そうした方が政権が長続きするぞ”という彼なりのアドバイスでしょう」(政治評論家・伊藤達美氏)
だったら、愛弟子の安倍や石破と直談判して、原発ゼロを訴えればいい。それこそ元首相の“権力”を行使すれば、安倍たちもむげにはできないはずだ。わざわざ、思わせぶりに社民党の党首と会う必要はない。
しかも、この日の「東京新聞」朝刊には、小泉と同じ脱原発論者の細川護煕元首相が登場。小泉と約1カ月前に会談したことを明かし、1面トップに「原発ゼロへ共闘」と大見出しが躍った。
このタイミングの良さはナンだ。脱原発は結構だが、メディアを巻き込んで“小泉劇場”を演出する狙いは何か。
「久しぶりに表舞台に出てみると、世論がまだ自分たちを支持してくれることに喜びを感じ、快感に酔いしれているように見えます。“愉快犯”みたいに、このムーブメントがどれだけ広がるか楽しんでいるフシも感じられるのです。老いた自分にどれだけパワーが残っているか試したい気持ちもあるのかもしれません」(伊藤達美氏)
語る内容が正論であれ、外野から好き勝手なことを言って悦に入っているだけなら、“老人のたわごと”と思われるだけ。覚悟が本気なら、脱原発をオモチャにするのは、およしなさい。
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