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2013年11月13日
鳴り物入りで行なわれた12日の小泉元首相の脱原発記者会見は、はからずも小泉脱原発劇場の終わりを意味する記者会見になった。
脱原発を訴える朝日、毎日、東京各紙は一面トップでこれを大きく取り上げて小泉元首相による脱原発国民運動を起こしたいと思っているようだが、そうはならない。
なぜか。
それはもちろん小泉発言が、これまでの繰り返しに終始する無意味なものであったからだ。
しかしそれ以上に大きな理由がある。
それは小泉元首相が安倍首相の対中国強硬姿勢をこれ以上ない言葉で称賛したからだ。
脱原発はもちろんこの国の将来を左右する大きな問題だ。
しかし、それは日本が直面している大きな問題の一つでしかない。
日本が抱えている大きな政策課題は、米国に追従して軍事重視の外交・安全保障政策や新自由主義に突き進むのか、国民の生活を優先した平和、共生、アジア重視の日本を取り戻すのか、ということである。
脱原発はまさしくその試金石の一つなのだ。
脱原発支持者の中にも対中強硬論者はもちろんいるだろう。
しかし本物の脱原発支持者が、米国追従の日米論者やTPP支持の新自由主義者であるはずが無い。
すなわち小泉元首相は脱原発を唱えるにはもっともふさわしくない人物であることを自らこの記者会見で公言したのだ。
小泉元首相は大きなドジを踏んだ。
馬鹿の一つ覚えのように脱原発だけを吠えていればよかったのに、靖国参拝の裏話まで披露して自画自賛した。
これでは国民運動にはならない。
国民運動にならない小泉脱原発発言など、もはや何の意味も無い・・・
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