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http://31634308.at.webry.info/201311/article_10.html
2013/11/12 22:38
このブログで、小泉元首相が「原発ゼロ」と発言していることを度々取り上げている。小泉氏の発言を裏があるのではないかと疑問視し、批判する人もいる。今日、小泉氏が記者クラブに招待され、以下の記事のような発言を行った。この記者会見はNHKニュースで、ニュースの取り扱いとしては異例の長さで放映された。この映像を見て、これは明らかに小泉氏の本心から出ている言葉だと感じた。
その発言の中に、記事にあるように安倍首相の名を上げ、自分が郵政改革をやったときより、はるかに簡単だと述べた。なぜなら、野党のほとんどが原発ゼロに賛成で、自民党の中の半分は原発ゼロに賛成だと述べた。また原発推進者が、エネルギーの代替などの対応策が無いまま原発ゼロと言うのは無責任だという批判があるが、「政治というのは方向性を示すもので、それを出せば頭のいいものがちゃんとやってくれる」と述べた。
この考えは、非常に共感できるものである。かつて、ケネディ大統領がNASAのプロジェクトで、「人間が月に行く」と言った当時、そんなことは想像したこともなかった。月の表面の模様を見て、ウサギが居ると言われた時代である。小泉氏が言うように、政治家は自分が出来なくとも目標の「FLAG、旗」を上げれば、自ずと企業、官僚、国民もついてくるものである。会社の社長がやると言い執行部で決めれば、社員は何が何でもやらなければならない。政治も同じと思っている。知恵は自ずと付いてくるものである。廃棄物処理が出来ないのなら、原発はやってはいけないものである。小泉氏は、いつ止めればいいのかと記者から聞かれたとき、「即、止めるべき」と述べた。
原発政策をゼロの方向へ向かせるのは、政府、つまり安倍首相の考えが変わらない限り無理である。その首相に影響力を及ぼすことが出来るのは、山本太郎氏でも野党でもない。ある意味もっとも影響力があるのは、自民党の小泉元首相ぐらいである。また、1万人の原発ゼロ、反原発のデモを行っても、テレビ報道はされない。今回のテレビでの報道は、自民党支持者も一目置く発言である。自民党議員の中にも、内心で反対者は半分は居るという言葉は、小泉氏ぐらいしか言えないだろう。
このような発言は、過去がどうあれ、どんどん言ってもらった方がいいと考えている。山本氏の行動で、反原発の勢いに水が差されていたが、それを帳消しにするぐらいのインパクトはあったと思う。安倍首相も内心こころ穏やかではないはずである。
小泉氏、首相に脱原発へ決断迫る 「即ゼロがいい」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013111201002212.html
小泉純一郎元首相は12日、東京都内の日本記者クラブで講演し、安倍晋三首相に対して脱原発を政治決断するよう迫った。「首相が決断すればできる。判断力、洞察力の問題だ。かじを切ってもらいたい」と述べた。脱原発の時期について「即ゼロの方がいい。安全なものを再稼働させると言っているが、そんなに多く再稼働できない」と早期判断の必要性を強調した。
小泉氏は脱原発の主張を強めた10月以降、安倍首相の名前を挙げるのを避けてきたが、今回は名指しした。世論喚起が狙いとみられ、安倍政権の再稼働方針に影響する可能性も。
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